あらすじからネタバレまで丸わかり!
ドラマ【dele(ディーリー)】6話は、
自殺・いじめを考えているとき
ネット社会の脅威を学びたいとき
60分、得体の知れない緊張感を味わいたいとき
にオススメのドラマです!
もくじ
ドラマ【dele(ディーリー)】予告動画
まずは予告動画をご覧ください
この記事を読めば、ドラマ【dele(ディーリー)】6話が
どんな話なのか?
どんな想いが込められているのか?
など大まかな流れを知る事ができます。
ですので、本記事では、
- 原作・脚本
- 主演・キャスト
- ドラマ【dele(ディーリー)】6話のあらすじ
- ネタバレ感想
- ココを見逃すな!見どころ、絶対見るべきシーン
- 6話のラスト結末は?
- ドラマ【dele(ディーリー)】6話に込められた想いや意味
- ドラマ【dele(ディーリー)】6話の評価とその理由
これらを順番にお話ししていきますね。
途中、ネタバレがあるのでご注意を。
ドラマ【dele(ディーリー)】原作・脚本・著者
- 原案:本多孝好
- 監督:常廣丈太 瀧本智行
- 脚本:本多孝好 渡辺雄介 青島武 瀧本智行 金城一紀
ドラマ【dele(ディーリー)】6話に登場する主演・キャスト
- 坂上圭司(さかがみけいし):山田孝之(やまだたかゆき)
- 真柴祐太郎(ましばゆうたろう):菅田将暉(すだまさき)
- 坂上舞(さかがみまい):麻生久美子(あそうくみこ)
では次に「あらすじ」を見ていきましょう!
ドラマ【dele(ディーリー)】6話のあらすじ
ⓒ本多孝好・PAGE-TURNER/テレビ朝日
長野の別荘地の屋外。一人の少女が、雪に覆われて眠るように死んでいた。
その少女・石森純子は家出少女であり、捜索願いが出されていた。遺書が見つかったわけでもなかったが、警察は状況から自殺と判断する。
しかして、純子の両親はこれに納得できない。
愛娘の自殺の原因を知るために弁護士の舞の下を訪れ、舞から圭司たちに引き合わされることに。
夫婦の依頼は、「娘のパソコンのパスワードを解除する」ことであった。
パソコンには生前の娘・純子が書いた日記があり、それを読めば自殺の原因が分かるのではないかと考えたのだ。
純子は自殺する3ヶ月ほど前から通学を休みがちになっており、中学校でいじめにあっていたのではないかと夫婦は予想していた。
しかし学校はいじめについて否認し、再調査もなしといった状況だった。
「娘は家族の思い出が詰まった場所で死を選んだ。きっと親の自分たちに何かメッセージを残したのだ」
と、親として最後の務めを果たさんと、夫婦は必死であった。
圭司は依頼を引き受け、純子のスマホから消去されていたデータを復元する。
同級生たちとの仲睦まじい写真や動画を発見し、そこに写っていた「小川優菜」らに迫る祐太郎。
いざ会ってみると、その生徒の集団はいかにも性質の悪い空気を纏っており・・・。
ここからはドラマ【dele(ディーリー)】6話のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
ドラマ【dele(ディーリー)】6話のネタバレ感想
依頼者の娘・石森純子と生前親しかったと思われる同級生たちは、放課後の帰り道でじっと見つめてくる祐太郎を確認し、喧嘩を吹っかけてくる。
祐太郎は彼女らを見た時から気に入らないものを感じており、殴ってきた男子生徒をいなし、その勢いで集団の中を突っ切り一人の女子生徒のスマホを盗み取った。
祐太郎はそのまま事務所に戻り、盗んだスマホの中を確認する。そこにはスマホの持ち主・小川優菜ら先ほどの生徒集団が、一人の女子生徒をいじめて屋上から飛び降りるように追い込んでいる動画があるではないか。
「何かヤバい気がする」。
不審な怖気を感じ取った圭司と祐太郎は、すぐさま動画でいじめられていた女子生徒の情報を調べあげ、その捜索に乗り出す。
その女子生徒は3日前から学校を休んでおり、家のインターフォンを鳴らしても誰も出てこない。
いじめ現場の屋上に行ってみると、まさに今、その女子生徒が飛び降りようとしていた!
祐太郎は優しく言葉をかけながら近づこうとするが、女子生徒は既に心身共に限界に陥っており、それ以上は迂闊に近づけず、近づけなければそのまま落ちてしまう。
そんな緊迫した状況を救ったのは圭司の言葉だった。
「なんで初めに落ちてしまわなかった!?まだ生きていたいんだろう?やり残したことがあるからお前の心が止めた。だから死ねなかった。やり残したことが何なのか、突き詰めて考えてみろ。死ぬのはそれからでも良い。今の自分の心を裏切るな」
感極まった彼女は「ごめんなさい」と泣いて死ぬ事を止め、祐太郎がすぐに彼女を抱きしめて「もう大丈夫。おじさんたちにも頼ってみて」とあやす。
こうして一人の命を救うことができた圭司と祐太郎は、次に少女たちを死に追いやる「闇」を追い詰めんと行動していく。
ドラマ【dele(ディーリー)】6話のここを見逃すな!見どころ、絶対見るべきシーン
自殺しようとする少女へ圭司がかけた言葉が一つの大きな見どころで、ありきたりな「誰かが悲しむ」とか「やめろ」ではなく、きっと本心から圭司が思っている『自分の為の生き方』から来る言葉で、彼女自身の状況も交えて語りかけることで、やっと少女の自死を食い止める事ができました。
おそらくこの少女はこれから、圭司の熱い言葉を胸に『やり残したこと』を叶えていく人生を目指していけるでしょう。
本当に良かったです。
闇の正体を見る前にここで泣いておきましょう。
ところで、圭司の『やり残したこと』もきっとあると思うのですが、それは「dele.LIFE」の業務内容と関係していたりするのでしょうか?気になります。
もう一つの大きな見どころは、これまた圭司が正面から「闇」と相対するシーンですね。1話以来の車椅子格闘を見せてくれたりもします!要注目!
犯人の八つ当たりに満ちた凶悪な姿勢に全く怯まず、逆に首を絞めながら憎しみを込めたような声音で、
「半年や1年で出てこられたら困るから、別のよりどりみどりの罪を用意しといてやったよ」
「お前みたいな奴を見逃すわけないだろ。死ぬまで見張り続けて二度とキーボードに触れないアナログな人生送らせてやる」
と犯人以上の凶悪ささえ感じる言葉を突き刺すのです。
正直、圭司に瞬間最大の恐ろしさを感じてこちらまで震えてしまいましたが、最後に犯人に突き刺したのは『俺の相棒が他の犠牲者を出さないために動いている』という正の発言だったのが、もう、最高。
6話のラスト、結末は?
盗んでいたスマホの持ち主・優菜を呼び出し、脅しながら話を聞くと、どうやら純子の事は本当にいじめていた訳ではないようだった。
当時、純子は彼氏と別れてから自殺するまでの3ヶ月間で見違えるほど暗くなってしまい、さらに「元々純子はとても純真かつ強く、たまにムカつくけど皆が愛した子」で、そんな純子が亡くなってしまったことから、自分たちも誰かを自殺に追い込むまでイライラしてしまったと。
圭司は真相解明の為に純子のパソコンに手をつけてみるが、なんとパソコンの中には何のデータも残ってはいなかった。
その謎が圭司に火を点け、時間をかけて純子の日記を復元することに成功する。
日記によると、純子は匿名でSNSに元彼とその新しい恋人・優菜の悪口を書き込んでおり、そんな純子に「Tapir(バク=夢を食らう悪魔)」というアカウントの人物が同意を示す返信をした。
そこからダイレクトメッセージで純子との仲を深めていったバクは、ある日純子の周りの人物のメルアドを教えてもらう代わりに「この世界の本当の汚さを見せてあげる」と迫り、メルアドからその人物のPCなどに侵入することで、周囲の人間たちの隠れた闇を根こそぎ純子へと見せ付ける。
それは、親友だと思っていた者たちからの悪口のみを抜粋した羅列、両親共々の浮気の証拠画像など、数え切れない悪意の塊。
バクは「美しく生きることがどれだけ難しいか」を説き、14歳の純子を「汚くなる前に自らの時間を止める」ように洗脳。
「想い出の場所」で自殺していたのは、純子が思う、「一番無垢な時を過ごしていられた」場所だったから。
圭司は悪魔のパソコンに侵入し、「悪魔本人の人生を破壊する」道を選び、祐太郎は悪魔の他の犠牲者の心を救うべく動きだした。
元凶を完全な支配下に置くことに成功し、『綺麗なまま生きたかった』純子の遺志を尊重した2人は、彼女のデータを削除した。
ドラマ【dele(ディーリー)】6話に込められた想いや意味とは?
純子の周りは確かに悪意が胎動していたのは事実でした。
しかし、少なくとも純子にもそんな一面がまるでなかったわけではありません。
悪口を書き込んで、バクと出会ってしまったのですから。
「汚いんじゃない。ただ弱いだけだ。人は弱いから、時々悪に囚われたり間違ったりするだけなんだ」
と言った祐太郎の言葉もまた真理なのでしょう。
全く悪意を持たない(それが善良かサイコパスかはともかく)人間なんて一握りです。
しかし人はその中でどこか自分を律し、それぞれ悪に堕ち切るのを堪えながら生活を続けてこれているのです。
弱いけど、どうしようもないわけではなく、本当なら他人の悪意だけの一面など一生目にする必要もないのがほとんどです。
ほとんどの人には善の部分だって混在しているのですから。
確かに人は半ば「どうしようもない存在」とか思うことも少なからずあります。
しかし、圭司の言う「祐太郎のようなアタリ」もまた、少なからずそれぞれに存在しているのです。
自分にとっての「アタリ」を見つけ、いずれは「本当に」その人の為になるような生き方に挑めたなら、純子も決して汚い生き方にはならずに済んだのだろうなと思いました。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
ドラマ【dele(ディーリー)】6話は星いくつでしょうか・・・?
ドラマ【dele(ディーリー)】6話の評価と理由
評価 ★★★★★5/5
評価は、星5つです!
その理由は、
最初から興奮させられっぱなしの6話でした!
同時に、私としては作品全体を通して「最も」と言っていいほど好きな回です。
もちろん学校の連中やバクには愛着は全く無いのですが、それらの禍根をほとんど消し去ってくれたのはスカッとするものがありました。
それに圭司の感情と言葉が今のところ最も大きく燃え上がった回でもあり、もう圭司がかっこいいのなんのと。
これ視聴者のほとんどが圭司に惚れた回になるんじゃないんですかね?
「徹底してしまった悪には徹底した粛清」というのは私も大いに共感するところがあり、圭司は4話で超能力者の日暮をヒーローとしていましたが、私はこの回の圭司こそヒーローそのものだと思います。
いじめっ子側にも一応の脅しはかかっていましたし、今回もダレる展開もなく、不満点はありません。最高の回でした!
これらの点から独断と偏見で星を5つ付けさせていただきました!
ドラマ【dele(ディーリー)】6話を観たくなりましたか?
ⓒ本多孝好・PAGE-TURNER/テレビ朝日
いかがでしたか?
今回はドラマ【dele(ディーリー)】6話のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!
このドラマに興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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【考察記事】
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