今日、紹介する作品は・・・
漫画【古見さんは、コミュ症です。】9巻だな。
古見さんは「こみさん」と読むんだぞ!
ぜひ最後まで読み進めて、込められた熱い想いを感じとってくれ!
あらすじからネタバレまで丸わかり!
漫画【古見さんは、コミュ症です。】9巻は、
バレンタインデーの女の子の気持ちを知りたいとき
ホワイトデーの男の子の気持ちを知りたいとき
古見さんをただ見たいとき
にオススメの本です!
今回は、漫画【古見さんは、コミュ症です。】9巻のあらすじ、ネタバレ、そして感想を書いていきます。
この記事を読めば、漫画【古見さんは、コミュ症です。】9巻が
- どんな話なのか?
- どんな展開になっていくのか?
- 【古見さんは、コミュ症です。】9巻に込められた想いや意味
など大まかな流れを知る事ができます。
ですので、ここからは、
- 発行日・発行部数
- 原作・脚本・著者
- あらすじ
- ネタバレ感想
- 見どころ、ココが面白いポイントだ!
- ラスト結末
- この巻に込められた想いや意味
- 評価とその理由
これらを順番にお話ししていきますね。
もくじ
発行日・発行部数
ⓒTomohito oda 2018
公開日:2018年6月23日 日本
ジャンル:コメディ
発行部数:23万部
原作・脚本・著者
- 著者:オダトモヒト
それでは、漫画【古見さんは、コミュ症です。】9巻の「あらすじ」を見ていきましょう!
9巻のあらすじ
目次からあらすじを紹介していきます。
【みんなのコミュニケーションです】
修学旅行が終わって仲良くなったはずが、休みを挟むと、どんな風に会話をしたらいいのか、わからなくなります。
【消しゴム&ゴーです】
休み時間に、机の上で消しゴム飛ばし対決を行います。
誰が一番強いか勝負です。
【バレンタインの準備です】
古見さんを含めた女子3人でバレンタインのチョコを作ります。
尾根峰さん家の小さな子たちに、振り回されっぱなしの古見さんです。
【バレンタインです】
学校で友チョコを配る古見さんでしたが、好きな人は特別です。
緊張して渡すことが出来ません。
【バレンタインです2】
誰からのチョコももらえず帰宅した只野くんは、動揺を隠せずにいます。
【バレンタインデーのあとです】
2/15
頑張ってチョコを渡した古見さんでしたが、顔を合わせるのが恥ずかしくて布団を出ることが出来ません。
【伝線です】
古見さんの黒タイツに伝線を見つけた山井さんは涙を流して興奮します。
【鬼に金棒です】
山井さんグループに属する、鬼ヶ島朱子(おにがしま あかこ)さんのお話です。
【甘いです】
左藤さんは人に甘い
古見さんの隣の席にいる左藤甘美のお話です。
【リップクリームです】
古見さんがリップクリームを塗るだけのお話なのですが、なんでこんなに購買意欲が沸くのでしょうか。
【ケンカです】
詰将棋の答えを巡って、只野くんと古見さんがケンカを始めます。
【お父さん(17)とお母さん(17)です】
古味さんの不良時代のお母さんと真面目で寡黙なお父さんの出会いが描かれています。
【友達チョコです】
ホワイトデーが近づいてきました。
只野くんは友達チョコのお返しを考えます。
【13日の金曜日です】
ホワイトデーが14日土曜日のため、学校では13日の金曜日がお返しの日になります。
ここからは漫画【古見さんは、コミュ症です。】9巻のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
9巻のネタバレ感想
バレンタインデーとホワイトデー。
久しぶりに古見さんと只野くんの距離が近づく巻です。
お互いに一番あげたい人は決まっているのに、どうぞとあげる勇気が出ない。
他の友達に渡すことは出来ても、あげたい人にあげられない。
何度も何度もチャレンジしますが、あと一歩が踏み出せずにいます。
もらう側もいつもらえるんだろうとそわそわしたり、嫌われてしまったと落ち込んだり、落ち着きません。
読者としては、「早く渡さないと!」と応援したり「落ち込まなくても、もらえるから大丈夫だよ!」とはげましたり、二人から目が離せなくなります。
二人の純粋な気持ちを応援したくなる、そんな巻です。
二人の関係はバレンタインデーとホワイトデーを軸に進んでいきますが、古見さんの友達100人計画も順調に進んでいます。
キャラクターにフォーカスを当てた話は二つ。
まずは鬼ケ島朱子(おにがしま あかこ)さん。
いつも笑顔で元気。人柄もよく誰からも好かれる存在です。
しかし、些細なことで怒りやすく、キレてしまうと鬼になってしまい誰も手をつけられません。
怒りゲージがどんどん溜まっていき、爆発寸前なところを古見さんが癒します。
原因はこんがらがってしまったイヤフォンを解いてあげただけなのですが、鬼ケ島さんは泣いて喜びます。
一緒にバッティングセンターに行き、仲が良くなり友達になりました。
もう一人は左藤甘美さん。
左藤は人に甘いです。
誰に頼まれた訳でもないのに、みんなが気持ちよく授業を受けられるように誰よりも早く登校し、教室の掃除をしています。
他にも困っている人がいたら放っておけない性格のため、誰のどんな頼みでも「いいよー」と引き受けてしまう。
あまりにも多くの頼みを引き受けてしまうので、古見さんは見かねて「左藤さんも頼みたいことがあったら言ってください」と伝えました。
そこで初めて左藤さんは人にものを頼んだことがないことに気付きます。
初めての頼み事に緊張しながらも、毎朝教室を綺麗にしていることを伝え、それを一緒に手伝って欲しいとお願いします。
古見さんは頷き、1年1組では毎朝教室の掃除をすることが日課となりました。
古見さんの友達はこれで、残り73人です。
9巻の見どころ、ココが面白いポイントだ!
バレンタインー当日のお話です。
古見さんは只野くんへ友チョコを渡すことが出来ずにいました。
学校で渡すことが出来ないまま下校時間を迎えてしまいます。
一方、只野くんは誰からもチョコをもらえないまま、家に着きます。
誰かしらチョコをもらえるとタカをくくっていただけに、落ち込み方も半端ありません。
放心状態のまま食卓を囲んでいると、玄関を見て何かに気付いた妹さんにアイスを買ってきてと頼まれます。
面倒くさいと文句を言いながらドアを開けると、ドアに頭をぶつけた古見さんに出会いました。
とりあえず、近くの公園にいきましょうと、二人は近くの公園でブランコに乗りました。
何気ない会話をしたあと、カバンの中から何かを取り出す古見さん。
ついにチョコがもらえると思っていた只野くんでしたが、それは委員長会の案内が記されたプリントでした。
では、これで……。
その場を立ち去ってしまう古見さん。
「あっ!おっ!お気をつけて!!!」
(な、なにを期待してんだ僕は! 別に貰えなくて普通じゃないか)
只野くんと古見さんの距離が少しずつ離れていきます。
(古見さんに……嫌われてなかったらいいな)
どんどん距離がひらいていきます。
「たっ……只野くん!」
「……は……はいっ!」
離れた距離が再び近づきます。
「……こ、これ……と……友達チョコです」
ずっと貰えないと思っていた只野くんは満面の笑みで喜びます。
その表情を見て恥ずかしくなった古見さんは全速力で家に走ります。
「あっ……もっ、もう暗いですし送っていきますよ!?」
「古見さん!?」
逃げるように帰る古見さんと追いかける只野くん。
チョコを渡したい古見さんと、チョコをもらいたい只野くん二人思いが、やっと叶うこのお話が、今回の見所だと思います。
9巻のラスト、結末は?
只野くんは学校で渡せなかったチョコのお返しをするために、古見さんの家までやってきました。
古見さんがいないとわかり帰ろうとする只野くんでしたが、お母さんのご厚意により古見さんの部屋で待たせてもらうことになります。
すぐに古見さんはやってきました。
只野くんが来ると思ってなかった古見さんは、散らかった部屋を慌てて片付けます。
「ちょ、チョコのお返しです」
中々渡せなかった只野くんでしたが、勇気を出してお返しを渡します。
箱の中には、ハンドクリームが入っていました。
可愛いと喜んでくれた古見さんを見て、ホッと胸をなでおろします。
「……?」
古見さんはハンドクリームに隠れていた飴を取り出しました。
ホワイトデーの飴の意味は『好き』という意味です。
少し間があり、お互いに気まずい感じになりました。
いてもたってもいられなくなり、慌てて古見家をあとにする只野くん。
古見さんは只野くんを外まで見送ると、もらったハンドクリームを手に塗り、香りを楽しみました。
この巻に込められた想いや意味とは?
この巻を見て感じたことは、言葉にしないと伝わらないということです。
古見さんが只野くんのことを思っていても、本人は嫌われてしまったと感じたように、気持ちはしゃんと言葉にしないと伝わらない。
バレンタインの日、下駄箱や机の中に入れることも出来たのに、そうしなかったのは、ちゃんと気持ちを伝えたかったからではないでしょうか。
先延ばしにしても、その気持ちは膨らむ一方ですが、思いを伝えるというのは、とても勇気がいることです。
嫌われたらどうしよう、そもそも嫌われているのかもしれない。
それでも前に進めたのは、後悔したくないからですかね。
僕の場合、渡せなくて後悔するなら、渡して後悔したいです。
不安な気持ちで渡したら、相手は只野くんのように満面の笑みで喜んでくれるかもしれない。
今までの不安がなんだったのか、もっと早くに渡せばよかったとまた後悔するかもしれません。
でも、きっと思うはずです。渡してよかったと。
終わってしまえば、なんてことない行動です。
自分の気持ちを伝えるだけ。
小さな積み重ねが次の行動や自信につながるはずです。
古見さんと只野くんを応援しつつ、僕はそんなことを学びました。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
漫画【古見さんは、コミュ症です。】9巻は星いくつでしょうか・・・?
評価と理由
評価 ★★★★★5/5
評価は、星5つです!
その理由は、
古見さんと只野くんを応援したくなったからです。
僕は、古見さんの友達が増えることも嬉しいのですが、只野くんとの恋模様を楽しみにしています。
チョコは友チョコでしたが、自分の思いを伝えるというイベントで二人の距離は少し近づいたのではないでしょうか。
古見さん同様に、只野くんの何気ない一言が、コミュ症気味な僕の心に突き刺さるものがあります。
これは恋なのでしょうか。
思えば意識せずとも只野くんを追っていた気がします。
誰にでも優しく、謙虚な只野くんにどれだけ救われたことか。
でもよく考えてみると、ライバルはあの古見さんですよね。
うん、勝てっこない。
僕の中で新たな部分が開花しようとしています。
これらの点から独断と偏見で星を5つ付けさせていただきました!
漫画【古見さんは、コミュ症です。】9巻を観たくなりましたか?
いかがでしたか?
今回は漫画【古見さんは、コミュ症です。】9巻のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!
この漫画に興味を持った方は是非実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうござました。
→ 漫画【古見さんは、コミュ症です。】10巻ネタバレ感想!込められた意味や評価、ラスト結末は?
→ 漫画【古見さんは、コミュ症です。】8巻ネタバレ感想!込められた意味や評価、ラスト結末は?
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