今日、紹介する作品は・・・
漫画【古見さんは、コミュ症です。】10巻だな。
古見さんは「こみさん」と読むんだぞ!
ぜひ最後まで読み進めて、込められた熱い想いを感じとってくれ!
あらすじからネタバレまで丸わかり!
漫画【古見さんは、コミュ症です。】10巻は、
新しいことにチャレンジするとき
別れの気持ちをなんとかしたいとき
古見さんをただ見たいとき
にオススメの本です!
今回は、漫画【古見さんは、コミュ症です。】10巻のあらすじ、ネタバレ、そして感想を書いていきます。
この記事を読めば、漫画【古見さんは、コミュ症です。】10巻が
- どんな話なのか?
- どんな展開になっていくのか?
- 【古見さんは、コミュ症です。】10巻に込められた想いや意味
など大まかな流れを知る事ができます。
ですので、ここからは、
- 発行日・発行部数
- 原作・脚本・著者
- あらすじ
- ネタバレ感想
- 見どころ、ココが面白いポイントだ!
- ラスト結末
- この巻に込められた想いや意味
- 評価とその理由
これらを順番にお話ししていきますね。
もくじ
発行日・発行部数
ⓒTomohito oda 2018
公開日:2018年9月23日 日本
ジャンル:コメディ
発行部数:23万部
原作・脚本・著者
- 著者:オダトモヒト
それでは、漫画【古見さんは、コミュ症です。】10巻の「あらすじ」を見ていきましょう!
10巻のあらすじ
目次からあらすじを紹介していきます。
【1年間です】
古見さんが高校に入学してから1年が経ちました。
【新しいクラスです】
新しいクラスでの1年が始まります。
【ギャルです】
万場木 留美子(まんばぎ るみこ) はマンバギャルダッピ☆
古見さんの隣の席になった万場木さんのお話です。
【私も同じです】
万場木さんと古見さんにはある共通点がありました。
【古見くんです】
古見さんの弟、古見笑介くんのお話です。
古見くんはコミュを必要としません。
【マンバ再びです】
学校にあるトラウマを抱えてしまった万場木さんでしたが、勇気を振り絞りバッチリメイクで登校します。
【万場木さんと只野くんです】
万場木さんは、自分がクラスに溶け込めないのは後ろのやつ(只野くん)が原因? と疑います。
【メイクです】
万場木さんの苦悩は続きます。
クラスのみんなが、なんで引いているのか、古見さんに尋ねました。
【体力測定です。2】
1年生時にあった体力測定が、パワーアップして再びやってきました。
【花粉症です】
古見さん以外の友達は花粉症に苦しんでいます。
【突然です】
いき◯りステーキならぬ、とつぜんステーキを食べに古見さん一行は向かいます。
すごくお腹が空くお話です。
【万場木さんの友達です】
万場木さんはギャル友達に古見さんを紹介します。
【虫です】
授業中。
教室に虫が入ってきて、クラスの一同はパニックになります。
【お泊まり会です】
古見さん家に万場木さんがお泊まりします。
ここからは漫画【古見さんは、コミュ症です。】10巻のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
10巻のネタバレ感想
古見さんの高校生活も一年が経過しました。
1年が経つということは必然とクラスも変わります。
今まで少しずつ仲良くなれたクラスのみんなとお別れしなければなりません。
「古見さんは、コミュ症です」では必ず『コミュ症とは…』というコミュ症には非常に共感できる行動が描かれています。
それが今回の『コミュ症とは…』では、
『別れに慣れていないものである』とありました。
雨が降っている放課後。
二人以外、誰もいない教室で、古見さんと只野くんは1年間の思い出を振り返ります。
最初に友達になった、誰とでもすぐに友達になれる、なじみちゃんの話から、上がり症の上理さん。山井さん、中々さん……。
一人一人の思い出と、1年間の思い出が見開きのページに描かれていて、僕の目から何かが溢れでました。
10巻までの1年間で僕も、クラスの一員になれたような気がしていたのかもしれません。
只野くんは、雨に例えて何かうまいセリフを言おうとしましたが、何も考えつかないことを古見さんに伝えます。
「困りましたね」と笑う只野くんと、「困りました」と微笑む古見さん。
いい感じの雰囲気でしたが、なじみちゃんが忘れ物を取りにきて、二人は驚きます。
――時間は少し進み、新学期の朝。
古見さんが学校に行き、クラス表を見ています。
下駄箱に向かうと、只野くんがいつものようにそこにいました。
「また一年間、よろしくおね・・・」
なじみちゃんがタックルしてあいさつを邪魔します。
また一年よろしくお願いしますと注釈があり、古見さんの2年生が始まります。
10巻の見どころ、ココが面白いポイントだ!
10巻の見所は、万場木さんだと思います。
2年生のクラスでは古見さんの隣の席に万場木さんが座っています。
黒ギャルメイクで盛りに盛った金髪の髪型。
一見友達の多そうな子ですが、その見た目が災いし、近寄る人がいません。
クラスが変わってしまい一人になってしまいます。
休み時間、仲良しグループができ、楽しそうに会話している中、万場木さんは席で一人、寝たふりをしています。
お昼休みは、1年生の時友達だった子たちに話かけようとしますが、仲良しグループに自分の知らない人がいて話かけることが出来ません。
みんな楽しそうにご飯を食べているのに、自分の居場所がない。
クラスを見ても、外を見ても一人なのは自分だけです。
行き着いた先はトイレでした。
お弁当を食べますが、美味しくありません。
休み時間が終わり、授業が始まりますが、万場木さんはこれからのことが不安でいっぱいです。
(もしこのまま独りぼっちが続いて、一年間ぼっちで、卒業してもぼっちで…)
ネガティヴな考えが止まらず、気付くと涙が出てしまいました。
バッチリメイクが落ち、黒い涙で顔はぐちゃぐちゃです。
只野くんと古見さんは万場木さんを連れ保健室に。
万場木さんの抱えていたストレスはひどく、道中に吐いてしまいます。
只野くんは古見さんに万場木さんを保健室まで送って貰えるよう指示をすると、キラキラの処理を行います。
保健室で泣く万場木さんを、何も言わず側で見守る古見さん。
そんな古見さんに心を許したのか、万場木さんは自分の気持ちを伝えます。
独りで不安だったこと、本当は誰かと一緒にご飯を食べたいこと。
古見さんは「私と同じですね」とノートに書いて見せます。
自分も入学の時、不安でいっぱいでしたがある人が友達になってくれて救われたことを伝えます。
「私もこんな人になれたらなと、思いました」
「だから私を一人目の友達にしてくれませんか?」
こうして、二人は2年生で初めての友達になります。
古見さんの一年の成長と、万場木さんの気持ちが現れるこのお話が、10巻の見所だと思います。
10巻のラスト、結末は?
学校の休み時間に、万場木さんが古見さんともっと仲良くなりたいとお泊まり会を提案します。
最初は躊躇しましたが、お泊まり会に憧れていた古見さんは了承します。
古見さんの部屋にやってきた万場木さんは部屋を見渡し、お互いの趣味の話で盛り上がりました。
お酒は入っていませんが、雰囲気で酔ってしまった万場木さんは自分の初恋について語ります。
古見さんも雰囲気で酔い自分の初恋について語り始めます。
「入学式の時、お話…してくれたんです。」
「私、あんなに人と話すの初めてで…すごく嬉しくて、その時は、いい人だなって思っていたんですけど」
「周りの人をよく見てて気遣ったり、傷つかないようにしたり…優しい人で、でも憧れて…かっこいいなって思ったり…かわいいところもあったり…一緒にいると…楽しくて…それで」
「ちょ、もうやめて」
万場木さんはあまりの甘酸っぱさに赤面しながら話を止めます。
「万場木さんは…?」
今、恋をしているかの質問に対し、万場木さんはある人物を思い浮かべます。
それは、古見さんが好きな人と同じ顔をしていました。
「んー、今はいないかな」
万場木さんは、それが恋ということには気づいていません
3角関係の予感を感じさせながら10巻は終わります。
この巻に込められた想いや意味とは?
みんなと仲良くなれた一年生がもう少し、初めて感じる別れの寂しさに、初めてこみ上げる戸惑いの感情。
二度と会えなくなる訳ではないのに、当たり前の日々がそうで無くなるのは寂しいものです。
新しい友達が増えるか、知っている人がいるのか不安でいっぱいの古見さんでしたが、2年生のクラスでも只野くんがいました。
古見さんの隣の席はギャルの万場木さんです。
見た目は話しかけづらい雰囲気でしたが、同じ不安を抱えていました。
見た目の印象で避けられてしまい、誰も話しかけられないところなど似ているところも多いと思います。
保健室での万場木さんとの会話は、古見さんの成長を感じられました。
自分が助けられたから、自分もそうありたいという古見さんの気持ちはとても良いです。
万場木さんが避けられている理由は、ガングロメイクとケーキのクリームのように盛った髪型にありました。
なんで避けられているのか、と悩む万場木さんに只野くんはメイクがない方がかわいいと答えます。
男の人に初めてかわいいと言われた万場木さんは、なんて反応したらいいか分からず、逃げるようにトイレに駆け込むとメイクを落とします。
緊張した面持ちで、教室に戻ると只野くんはその方が好きと言いました。
万場木さんは顔を見せないように背中を向け「お前黙れ」と答えます。
三人は気付いていませんが、三角関係が出来つつあり、これからの展開の楽しみです。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
漫画【古見さんは、コミュ症です。】10巻は星いくつでしょうか・・・?
評価と理由
評価 ★★★★★5/5
評価は、星5つです!
その理由は、
2年生になった「古見さんは、コミュ症です」が一段と面白くなりました。
一年生の女子メンバーをばっさり切ったのでどうなるかと思いましたが、離れてしまった友達も、イベントがあるとライバルとして現れます。
古見さんの恋は先に進むのか、万場木との三角関係はどうなるのか、古見さんの友達100人計画はどうなるのか。
考えることが多く、楽しみがいっぱいです。
10巻では、万場木さんを中心に進んで行きますが、万場木さんもこれまたかわいいです。
メイク前後のギャップ、只野くんに対してのツンデレ、そしてギャルという点。
男はこういう女の子にも弱いですよね。
清楚で可憐な古見さんはもちろん素晴らしいですが、ギャルでたまに女の子らしい一面を見せる万場木さんからも目が離せません。
そんな二人から好意を寄せられる只野くんが羨ましくて仕方がないです。
これらの点から独断と偏見で星を5つ付けさせていただきました!
漫画【古見さんは、コミュ症です。】10巻を観たくなりましたか?
いかがでしたか?
今回は漫画【古見さんは、コミュ症です。】10巻のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!
この漫画に興味を持った方は是非実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうござました。
→ 漫画【古見さんは、コミュ症です。】9巻ネタバレ感想!込められた意味や評価、ラスト結末は?
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