あらすじからネタバレまで丸わかり！
漫画【古見さんは、コミュ症です。】8巻は、
修学旅行の思い出を感じたいとき
家で漫画を読みながら笑いたいとき
古見さんをただ見たいとき
にオススメの本です！
今回は、漫画【古見さんは、コミュ症です。】8巻のあらすじ、ネタバレ、そして感想を書いていきます。
この記事を読めば、漫画【古見さんは、コミュ症です。】8巻が
- どんな話なのか？
- どんな展開になっていくのか？
- 【古見さんは、コミュ症です。】8巻に込められた想いや意味
など大まかな流れを知る事ができます。
ですので、ここからは、
- 発行日・発行部数
- 原作・脚本・著者
- あらすじ
- ネタバレ感想
- 見どころ、ココが面白いポイントだ！
- ラスト結末
- この巻に込められた想いや意味
- 評価とその理由
これらを順番にお話ししていきますね。
もくじ
発行日・発行部数
ⓒTomohito oda 2018
公開日：2018年3月21日 日本
ジャンル：コメディ
発行部数：23万部
原作・脚本・著者
- 著者：オダトモヒト
それでは、漫画【古見さんは、コミュ症です。】8巻の「あらすじ」を見ていきましょう！
8巻のあらすじ
目次からあらすじを紹介します。
【誤解です】
前巻ラストの続き。
古見さんは、寝ている只野くんの手を握った瞬間を、なじみちゃんに見られたのではないかと心配しています。
【幻覚です？】
（なんか昨日…古見さんが家に居た気がする…！）
朦朧とした意識の中で古見さんに看病してもらった只野くんは、何をしてもらったのか理解出来ていません。
あれは幻覚だったんじゃないかと疑います。
【ナルシストです】
新しいコミュ症メンバー成瀬詩守斗（なるせ しすと）の登場です。
ナルシストの言動に注釈を入れてくれる米谷忠釈（こめたに ちゅうしゃく）くんも登場します、
【修学旅行の班決めです】
就学旅行の班決めに、古見さんはあるトラウマを抱えている様です。
【修学旅行です】
無事に班決めが終わり修学旅行当日。
新幹線で京都まで移動です。
男女別の３人チーム。それぞれ誰と組んだのか、班の空気はどんな感じなのかがわかります。
【ガイドさんです】
バスガイドである天上院 旅有子（てんじょういん りょうこ）さんの視点から、物語は展開します。
古見さん達がどんな就学旅行を楽しんでいるのか、そしてバスガイドならではの苦難と喜びがあるようです。
【お風呂です】
旅館に着いて、みんなでお風呂に入ります。
もう言葉が出ません。ただただ感謝です。
【まくら投げです】
寝る場所争奪！ まくら投げ大会の開始です。
先生が来ると、急に静かになるあの感じが堪らないです。
【自由行動です】
就学旅行二日目。
古見さんは同じ班メンバーである佐々木あやみさん、加藤三九二（かとう みくに）さんと一緒に自由行動をとります。
お互いをよく知らない３人が、苦楽を共有し、徐々に仲良くなっていく感じがなんとも言えません。
【映画村です】
舞妓姿になった古見さんは、映画村名物である一般人巻き込み型のアトラクションに捕まります。
悪い奴らに捕まったと勘違いした佐々木さんは、隠していたスキルで相手を翻弄します。
【宇宙です】
只野くん達が、お風呂で裸の撮影会を始めます。
筋肉と筋肉が織りなす芸術は、もはや宇宙です。
【ヨーヨー般若です】
古見さん達がホテルで休んでいると、映画村で現れた謎の救世主『Ｙ・Ｙ般若』が再度登場します。
【二日目の夜です】
女子が３人集まり、寝る前にすることと言えば『恋バナ』
好きという感情がわからない古見さんは、二人から聞いた話を聞き、あの人を思い浮かべます。
【帰りの新幹線です】
行きの新幹線とは違い、楽しそうに会話をする古見さんチーム。
恋バナを聞いた佐々木さんは悪い顔をして、古見さんと只野くんをあえて隣の席にするよう計画します。
ここからは漫画【古見さんは、コミュ症です。】8巻のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
8巻のネタバレ感想
修学旅行編です。
班決めからコミュ症ならではの苦悩が描かれていて、同じコミュ症として心を抉られました。
では早速、ネタバレ感想を書かせて頂きます。
班が決まっていよいよ修学旅行の開始です。
でも、古見さんチームはお互いをよく知らない様子。
何を話していいのか分からないので探り探りで会話をします。
加藤さんと佐々木さんは古味さんを楽しませようと、一体感が生まれますが、古見さんはそんな二人を見て疎外感を感じてしまいました。
自由行動は加藤さんが作成したスケジュール通りに動きます。
分刻みのスケジュールです。
ＵＳＪ
↓
名物のたこ焼き
↓
奈良の大仏
↓
奈良公園で鹿におやつをあげる
古見さんに楽しんで貰おうと組んだスケジュールのはずが、タイトスケジュールのあまり電車の時間ギリギリなってしまい全速力で走ります。
「はぁ〜つっかれた〜。も〜なんでこんなタイトなスケジュールにしたの〜？」
「あなたがたこ焼きを早く食べればもう少し余裕があったのよ」
「えっ？ なに？ 私のせい？ ふーーーん。あっそ」
「…………」
「…………」
加藤さん、佐々木さんともに楽しい修学旅行にしたいはずなのに不穏な空気が流れてしまいます。
そんな二人に古見さんはスマホを見せます。
そこには今まで３人行ったところの写真が映し出されていて下にはこう書かれていました。
『ちゃんと楽しかったですよ？』
それを見た二人はお互いに反省し謝ります。
「そうだね。楽しかった。せっかくスケジュール考えてくれたのにごめんね？」
「…ううん。私もごめん。みんなが楽しい事が大切だった。急がせてごめん。ごめんなさい」
古見さんはそんな二人を見て、ホッとした様子。
「この後は太巻映画村に行く予定だったけど、疲れちゃったしキャンセルしよっか。営業時間もギリギリだし…」
古見さんは『走りましょう』とノートに書いて二人に見せます。
３人は笑いながら映画村へと向かいます。
ここには書ききれないくらい、とにかく楽しそうです。
知り合いから友達になっていく感じが、見ていて心地いい。
ぜひ一読して欲しいです。
8巻の見どころ、ココが面白いポイントだ！
修学旅行に行ってからが本編ですが、自分の胸に刺さったのは班決めのところです。
教室で修学旅行の話をしているとき、古見さんだけは元気がありませんでした。
只野くんが話を振ってもどこか上の空。その理由が分かりません。
帰宅途中、只野くんは「大丈夫ですか？」と心配して声をかけます。
『大丈夫です。元気です』
「あっ、それならよかった。でももし心配事があったら言って下さいね。」
「僕じゃ力になれるかわからないですけど、言うだけでも楽になることもあると思うので」
別れ道になり、二人は離れますが、すぐに只野くんのスマホに古見さんから着信があります。
「すいません、さっき私、嘘をつきました」
「…本当は大丈夫でも…ない、です」
中学生の頃、修学旅行の班決めで、私一人だけ余ったんです。
当然です。友人と呼べるほど親しい人もいなく、その時は自分の意思を発信する手段もなかったですから。
そしてジャンケンが始まり、残ったグループに私は入りました。
…私は、その時入ったグループの人の顔を見ることが出来ませんでした。
私なんかが入ってガッカリしているでしょうか、せっかく仲良しで組んだグループに。
それとも全く興味は無いでしょうか。その方がまだ嬉しかったかもしれません。
…もしかしたら笑顔で迎えてくれているかもしれない。
…でも、顔を上げることが出来なかったんです。
当日、私は修学旅行には行きませんでした。
…怖いんです。
今は友達がいるから大丈夫という只野くんでしたが、私よりもいい人がいるという古見さんに、なんと言ったらいいのか悩みます。
「そうですね。じゃあもしそうなってしまったら、二人で休みましょうか。就学旅行」
言葉に詰まる古見さんは、只野くんが修学旅行を楽しみにしていたのを知っていたのでダメですと断ります。
「あ。それなら、二人で行きましょうか京都」
ブツッ
突然、電話を切ってしまった古見さん。
赤面した顔を両手で押さえます。
電話で会話していましたが、二人は曲がり角で話をしていたのですぐそばにいました。
曲がり角でお互いの顔は見えません。
変なことを言ってしまったと慌てる只野くん。
「その、ありがとうございました。とても…気持ちが楽になりました。」
「その…修学旅行…楽しみです」
「はい、楽しみですね」
次の日。
教室で先生が班決めをすると言ったところで、クラスのみんなが一斉に古見さんの元に集まります。
「古見さん一緒の班になろーーーー！！！」
古見さんと一緒の班になりたい人が多すぎて、くじ引きで班決めを行います。
見所はこの回だと思います。
誰とも組む人がいなくて、しょうがなく他の班に混ざった記憶が僕にもあるので、このシーンは見ていて辛かったです。
でも古見さんは、只野くんがいるので良かった。
あの男は素晴らしい人格の持ち主です。
古見さんと只野くんがカップルなら、素直に祝福出来ます。
8巻のラスト、結末は？
修学旅行からの帰りの新幹線。
古見さんチームは自分たちの席で談笑していました。
行きの新幹線ではお菓子のやりとりもぎこちなかった３人ですが、今となってはお菓子を奪い合って、それを笑いあえる関係です。
たくさん会話をして、疲れた古見さんは３列シートの真ん中で、疲れて寝てしまいました。
それを見た佐々木さんは、何か企んだ顔をします。
「只野くん只野くん。あっちで古見さんが悪漢に追われているの！！」
「只野くん！ 助けにいってあげて！」
コンビプレーで、違う席に座っていた只野くんを呼び寄せます。
席を立った只野くんを見て、二人はハイタッチ。
「えっと…大丈夫ですか？ 古見さ…。あれ…？ 寝て…」
どういう事かと佐々木さんを見ると、悪い顔をして「隣座れよ」と合図されました。
とりあえず座り、寝ている古見さんに見惚れてしまう只野くん。
（いやいや、し、失礼だぞ）
寝ている古見さんの頭が只野くんの肩に寄りかかります。
しばらくして……。
古見さんが目を覚ますと、そこには只野くんがいます。
寝ぼけているのでしばらく固まり、只野くんの肩に手を置きました。
自分が頭を乗っけていた事に気付き『いつからですか！？』と慌ててノートに書き、顔を隠します。
「ほんの２、３分ですよ」
と冷静を装う只野くんでしたが、心臓は高鳴り、持っている本は逆さまです。
自由行動でどこにいっていたか、お互い話がはずみ、撮っていた写真でさらに話は盛り上がります。
「楽しかったですか？」と只野くんが聞くと、古見さんは頷きました。
乱入して来たなじみちゃんと一緒に旅の思い出を語りながら、８巻は終わります。
この巻に込められた想いや意味とは？
修学旅行が面白そうという事と、キッカケがあれば知らない相手とでもすぐに友達になれるということを感じました。
知らない土地、知らない人とでも、こんなに楽しくなるものなのですね。
逆に知らない土地、知らない人だからこそ、楽しいのかもしれません。
ツアーとかに行ってみようかと思います。
家族やカップルだらけで、ぼっちのパターンかと思うとゾッとしますが……。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
漫画【古見さんは、コミュ症です。】8巻は星いくつでしょうか・・・？
評価と理由
評価 ★★★★★5/5
評価は、星5つです！
その理由は、
古見さんと只野くんの恋模様は言わずもがなですが、修学旅行を共にした３人チームがいいですね。
ぎこちない３人が徐々に仲良くなっていく様は、見ていて応援したくなりました。
今回は古見さんのトラウマである修学旅行が、楽しい思い出に変わったのも
嬉しかったです。
只野くんの微笑みのように笑えていた気がします。
純粋な気持ちを取り戻させてくれたこの巻に感謝。
これらの点から独断と偏見で星を5つ付けさせていただきました！
漫画【古見さんは、コミュ症です。】8巻を観たくなりましたか？
いかがでしたか？
今回は漫画【古見さんは、コミュ症です。】8巻のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました！
この漫画に興味を持った方は是非実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうござました。
→ 漫画【古見さんは、コミュ症です。】9巻ネタバレ感想！込められた意味や評価、ラスト結末は？
→ 漫画【古見さんは、コミュ症です。】7巻ネタバレ感想！込められた意味や評価、ラスト結末は？
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