あらすじからネタバレまで丸わかり！
映画【ストライクウィッチーズ 劇場版】は、
ハラハラドキドキ、そして感動の場面が見たいとき
多数の魅力的な女の子たちが見たいとき
ミリタリーが好きなとき
にオススメの映画です！
この記事を読めば、映画【ストライクウィッチーズ 劇場版】が
- どんな話なのか？
- どんな想いが込められているのか？
- ラスト結末はどうなってしまうのか？
など大まかな流れを知る事ができますよ。
もくじ
映画【ストライクウィッチーズ 劇場版】予告動画
まずは予告動画をご覧ください
公開日
ⓒ第501統合戦闘航空団 活動写真
2012年3月17日 日本
ジャンル：アクション、ファンタジー
原作・脚本・著者・監督
- 原作：島田フミカネ、Projekt kagonish
- 監督：高村和宏
- 脚本：ストライカーユニット 浦畑達彦 鈴木貴昭 島田フミカネ 八谷賢一 高村和宏
主演・声優・キャスト
- 宮藤芳佳（みやふじよしか）：福圓美里（ふくえんみさと）
- 服部静夏（はっとりしずか）：内田彩（うちだあや）
- 坂本美緒（さかもとみお）：世戸さおり（せとさおり）
- リネット・ビショップ：名塚佳織（なづかかおり）
- ペリーヌ・クロステルマン：沢城みゆき（さわしろみゆき）
- ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ：田中理恵（たなかりえ）
- ゲルトルート・バルクホルン：園崎未恵（そのざきみえ）
- エーリカ・ハルトマン：野川さくら（のがわさくら）
- フランチェスカ・ルッキーニ：斎藤千和（さいとうちわ）
- シャーロット・E・イェーガー：小清水亜美（こしみずあみ）
- サーニャ・V・リトヴャク：門脇舞以（かどわきまい）
- エイラ・イルマタル・ユーティライネン：大橋歩夕（おおはしあゆる）
- 山川美千子（やまかわみちこ）：佐藤有世（さとうありせ）
ここからは、
- 映画【ストライクウィッチーズ 劇場版】のあらすじ
- 見どころ
- ネタバレ感想
- 緊張の瞬間
- 感動の瞬間
- ラスト結末
- 映画【ストライクウィッチーズ 劇場版】に込められた想いや意味
- 映画【ストライクウィッチーズ 劇場版】の評価とその理由
これらを順番にお話ししていきます。
それでは、早速「あらすじ」から見ていきましょう！
あらすじ
ⓒ第501統合戦闘航空団 活動写真
人類は遥か太古より、異形の存在「ネウロイ」との戦いを繰り広げていた。
その戦いの中で常に先頭に立っていたのは、魔法力を持つ「ウィッチ」と呼ばれる10代の少女たち。
ネウロイの侵略から故国を、人々を守るため、「ストライカーユニット」や銃器を身に纏い、ウィッチたちは戦いに挑んでいた。
―――そして、時は1945年。
ガリア、ロマーニャをかつてなく強大なネウロイの脅威から救った第501統合戦闘航空団、通称《ストライクウィッチーズ》は役目を終えて解散し、所属したウィッチたちは各地へと飛び立つこととなった。
そのメンバーの一人であった宮藤芳佳は、ウィッチとしての魔法力を失い治癒魔法が使えなくなるも、人々を救いたい想いは変わらず、故郷の扶桑皇国で医者を目指し勉強に励んでいた。
そんな芳佳の元にひとりのウィッチが訪れる。その名は服部静夏。彼女は、同じ501の仲間であった坂本美緒の教え子であった。
扶桑海軍士官候補生の制服に身を包んだ静夏は、芳佳に欧州のトップクラスの医学校・ヘルウェティア医学校からの招聘状を渡し、「宮藤がもし医学の勉強の為に留学するのならその随行として同行するように」と美緒から指示されていることを伝えにきたのだ。
「医学の最先端を誇る国で、新しい医学を学ぶことができる！」と目を輝かせて意欲を燃やす芳佳は、欧州留学を決意する。
見どころ
ⓒ第501統合戦闘航空団 活動写真
後輩ができたからか、この劇場版では主人公の芳佳がTVアニメ版より際立って、ものすごく勇敢かつイケメンな行動を見せてくれます。
その1。
留学のため海路を進んでいたときに艦内の補助発電機付近で火災が発生し、その隣の弾薬庫で負傷して取り残された最古参の船員・結城の判断で誰もがその命を諦めざるを得なかった時、芳佳だけは水を被って突貫し結城とバルブをこじ開ける。
その2。
手当てを待っている人が居ると分かったら、近づいてはいけないと言われている国境付近にも強引に突貫。
その3。
避難先の防空壕に行かせまいと、偶然見つけた銃器と車でネウロイを引き付け、ビームをかわしながら突進し、相打ちの重傷を負う。
・・・この劇場版の印象を一言で言うと「芳佳さんカッコよすぎ」になってしまいます。
しかもその勇敢具合は、ウィッチとしての戦闘能力を無くして無力な時にこそ際立っているから余計カッコイイのなんのと。
最古参の結城、リーネから貰ったエプロンを足りない包帯代わりに施した重症患者、そして芳佳と、なかなか傷の描写にえぐいものがあった人物が3人。
そして中盤で軍の人間がネウロイの兵器の直撃を喰らっていたりしたのも、緊迫感に拍車をかけています。
『ストライクウィッチーズ』のメンバー以外にも様々なウィッチがアニメ新登場かつ、戦闘の一部を飾ります。
これらのウィッチは他の「ウィッチーズ」シリーズで各々登場したりしていなかったりする面々が一部抜粋されており、中でもニッカ、アレクサンドラ（サーシャ）は後のTVアニメ『ブレイブウィッチーズ』のメインキャラでもあります。
（台詞無しだった他のメンバーは除く）
特に、通常戦闘のエーリカ・ハルトマンとハンナ・ユスティーナ・マルセイユ、爆撃のハンナ・ルーデルと並んで作中4強とされている「夜戦のハイデマリー」の出番は多く、冒頭で見せた彼女の高い戦闘能力や内気な性格も必見。
戦闘シーンの気合の入りようはそれぞれが凄かったのですが、個人的には、エーリカがチョコ一個で銃器も無しに魔法力だけでネウロイを堕としてみせた描写に特に魅せられました。
ここからは映画【ストライクウィッチーズ 劇場版】のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
込められた想いを理解しつつ、作品を見るのも面白いぞ！
ネタバレ感想
ⓒ第501統合戦闘航空団 活動写真
留学先に向かう海路で、芳佳は軍に縛られない自由さで活発的に行動するが、静夏としてはその数々の行動が「軍規」に反していたものであり、二人はだんだんと気まずい空気になっていく。
突然の艦内の火災で、ウィッチである静夏でも諦めざるを得なかった命を芳佳は身一つで救って見せたことでその葛藤はますます加速した。
そして欧州に辿り着き、芳佳は元501のリーネやペリーヌと再会。
屋敷で静夏にペリーヌは「軍規を守らない芳佳に対する苛立ち」を共感するが、同時にそんな芳佳の不思議な偉大さを口にする。
リーネたちと別れ、道中の村に怪我人がいることを知らされた芳佳は、「危険な国境沿い」の状況をものともせずに再びの強引さで静夏を引き連れ、応急治療に臨む。
そのすぐ後、ベルギカで突如地中から現れたネウロイたちの大攻勢が始まる。各地で通信妨害のために苦戦を強いられる歴戦のウィッチたち。
そして芳佳たちが立ち寄った村にも次々と出現するネウロイ。
実戦経験の無い静夏が1体を倒すものの2体目に堕とされてしまい、代わりに芳佳が拾った銃器や軍車を用いて村人を守りながら健闘。
最後には相打ちとなって重傷を負う。
しかし、またすぐ新手の出現が。
緊張の瞬間はここ！
「だから何なの！？」
と普段は絶対に見せない剣幕を見せ、止める静夏を振り払って取り残された結城の命を救うシーンもそうですが、魔女の力を失いながらも地上でネウロイと対峙せざるを得ない状況に追い込まれ、
雄叫びを挙げながら銃を乱射する芳佳の表情には鬼気迫るものがありました。
私はこの表情を見て思わず涙がこぼれてしまいました。
そのくらい悲壮かつ感動したシーンでもあります。
それにあのシーンはアトラクション的な怖さもひとしおでした。
今回のタイプのネウロイは地中から出現するためか、あまりにもヌッといきなり飛び出してきて、芳佳共々我々視聴者にTVアニメ版ではかつてない脅威・絶望感を与えたのではないでしょうか。
感動の瞬間はここ！
芳佳がネウロイと相打ちになって重症を負った際、ネウロイが放ったチャフによって通信が阻害されて救援が呼べないことに気づいた静夏は、チャフの範囲外に出るためにネウロイのミサイルに追われながら雲を突き抜け、空の高みで泣きながらただ芳佳の救援を求めます。
その強い思いが通じたのか、ネウロイを追って遠くない地点まで来ていた元501《ストライクウィッチーズ》の総メンバーから次々と反応が。
静夏が空に向かう前に芳佳に付けていたインカムに仲間たちの声が届き、それがきっかけで強い思いに呼応するように、芳佳の眠っていた魔法力が再び大きく覚醒するのです。
自身の治癒能力で自己完治し、「デタラメ」な日本艦隊を引き連れた美緒の計らいにより専用機・震電を身に付け、芳佳は再び勇敢に戦闘に臨んでいきました。
ラスト、結末は？
ⓒ第501統合戦闘航空団 活動写真
救援に駆けつけた元501《ストライクウィッチーズ》たちによって戦局は一変。
元501の総員が一丸となり、復活した芳佳の膨大な魔力でできた強靭なシールドを先頭に、巨大な母艦型ネウロイに直接突っ込みながら強引に突貫し撃破。近隣の村の人々は守られた。
静夏も美緒の飛空機に掴まり事無きを得る。
静夏の「いつかあんな姿になれるでしょうか」という問いかけに師の美緒はカッカと笑いながら「なれるさ」と返すのだった。
仲間たちとの再会・芳佳の無事を静夏も含めた皆で喜ぶ中、ハイデマリーから「カールスラントにネウロイの動きあり」との報告が。501の隊長だったミーナはそれを受け、三度目の『501JFW』の結成を宣言。
新たな危機から世界を守るため、再び《ストライクウィッチーズ》の戦いが始まる。
映画に込められた想いや意味とは？
ウィッチ達の目まぐるしい戦闘パート、そして「ウィッチの力を失った」芳佳がそれでも勇敢に活躍するパートの入り乱れ様が、非常に見応えがありました。
そして、軍規を遵守する静夏と、目の前の事を最優先する芳佳。
これらの対比が見て取れた作品だったと感じます。
いくら能力や立場が違えど、咄嗟の時には芳佳は苛烈な表情を見せ、静夏は泣きながら必死に救援を求めました。
この2人が行き着く先は結局同じ「人を助けたい」だった事に感動が凝縮されていた気がします。
深い傷の描写が3つあったことで、「命の大切さ」「救命の過酷さ」というものもより身近に感じられ、一層の感動に繋がっていました。
約90分に様々なエピソードが詰められてお腹一杯だったボリュームのこの作品の中に、後々アニメが制作される『サン・トロン』や『《ブレイブウィッチーズ》の面々』の描写まで自然に詰められていることからも、製作陣の力の入りようも察せられるというものでしょう。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
映画【ストライクウィッチーズ 劇場版】は星いくつでしょうか・・・？
評価と理由
評価 ★★★★★5/5
評価は、星5つです！
その理由は、
元々がメディアミックス作品であり、TVアニメ2期の続編であるこの作品。
その世界観をある程度把握していない視聴者には分かりにくい箇所も少なくなかったように感じます。私も公開当時は若干そうでした。
しかし、戦闘も含むあらゆるシーンのクオリティや、主人公・芳佳の心意気がそんな細かいことを一気に吹っ飛ばして物語に没入させてくれました！
そして、後々ウィッチたちやミリタリー関連の元ネタ、ネウロイたちの比較などを調べると更に楽しく味わえるというおまけ付き。
なので、元から知っている人は当然ですが、初見の人でも見て損は無いであろう作品だと自信を持ってオススメできます！
2012年というもう6年前の作品であるはずなのに、2018年現在に改めて見てもそのクオリティは全く問題なく誇れるものでありました！
これらの点から独断と偏見で星を5つ付けさせていただきました！
映画【ストライクウィッチーズ 劇場版】を観たくなりましたか？
いかがでしたか？
今回は映画【ストライクウィッチーズ 劇場版】のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました！
この映画に興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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