あらすじからネタバレまで丸わかり!
映画【カーズ】は、
落ち込んでいるとき
大切な人と一緒のとき
大好きな車が見たいとき
にオススメの映画です!
この記事を読めば、映画【カーズ】が
- どんな話なのか?
- どんな想いが込められているのか?
- ラスト結末はどうなってしまうのか?
など大まかな流れを知る事ができますよ。
もくじ
映画【カーズ】予告動画
まずは予告動画をご覧ください
映画【カーズ】公開日・ジャンル
©Disney
2006年6月9日 アメリカ
2006年7月1日 日本
ジャンル:アクション、ファンタジー、コメディ
映画【カーズ】原作・脚本・著者・監督
- 監督:ジョン・ラセター
- 脚本:ダン・フォーゲルマン、ジョン・ラセター、ジョー・ランフト
映画【カーズ】主演・声優・キャスト
- ライトニング・マックィーン:オーウェン・ウィルソン
- ドッグ・ハドソン:ポール・ニューマン
- サリー:ボニー・ハント
- メーター:ラリー・ザ・ケイブル・ガイ
- ラーモン:チーチ・マリン
- ルイジ:トニー・シャンルーブ
- グイド:グイド・クアローニ
- フィルモア:ジョージ・カーリン
- ボブ・カトラス:ボブ・コスタス
ここからは、
- 映画【カーズ】のあらすじ
- 見どころ
- ネタバレ感想
- 緊張の瞬間
- 感動の瞬間
- ラスト結末
- 映画【カーズ】に込められた想いや意味
- 映画【カーズ】の評価とその理由
これらを順番にお話ししていきます。
それでは、早速「あらすじ」から見ていきましょう!
映画【カーズ】のあらすじ
©Disney
・車が擬人化された世界
車がまるで人間のように暮らす世界です。
世界中の車たちが夢中になるスポーツ、それは「レース」!
レースでチャンピオンになるために、様々な車たちが熱い戦いを繰り広げます。
・天才ルーキーは「一匹オオカミ」?
天才ルーキー、ライトニング・マックィーンは自称「一匹オオカミ」で自意識過剰で自分勝手な性格の持ち主です。
ピットクルーを何度もクビにしたり、今までお世話になったスポンサーに対し、錆が嫌いだからという理由で、嫌気がさし大手ダイナコ石油との契約をすることを夢みるばかりで、他は眼中にありません。
頂上レースで、タイヤを交換しないで無理をした結果、ゴール手前で後輪がパンクしてしまいます。
なんとか、ゴールしましたが、なんとライバルたちと同着でした。
そして、カリフォルニアで優勝決定レースが行われることに。
・カリフォルニアへの道中で…
ライバルのチックからカリフォルニアに一番で着けば、大手ダイナコ石油との契約が有利になると嘘の情報を信じ、焦ったマックィーンはトレーラーのマックに眠らずにカリフォルニアに着くまで走り続けてくれと無茶なお願いをします。
しかし、マックはあまりの眠気に高速を走行中に居眠りをしてしまいます。
そこに、運悪く暴走族が現れ、イタズラによってマックィーンはマックから落とされてしまいました。
落とされたマックィーンは、なんとかマックに戻ろうとしますが、高速から外れるトレーラーをマックと勘違いし、追いかけますが途中でマックでないと気付き、高速へ戻ろうと間違えて“ルート66”に入っていきます。
やがて、地図から忘れ去られた町「ラジエータ・スプリングス」にたどり着きました。
ここから、マックィーンの生き方を大きく変える出来事が起きるのです。
映画【カーズ】の見どころ
・対照的なふたりのライバル
ひとり目のライバルは、キングと呼ばれる、本名ストリップ・ウェザーズは、「ピストン・カップ」で最多優勝を誇る伝説的なレーサーです。
チームワークを第一に考え、勝つことだけでなく仲間も大事にするというキングと呼ばれることも納得してしまうほどのレーサーです。
ゼッケンNo:43
車体は1970年型プリウス・スーパーバード
色は水色。
ふたり目のライバルは、チック・ピンクス。
「ピストン・カップ」では万年2位ですがベテランのレーサーです。
ですが、レース中に他の車にわざとぶつけて大クラッシュを招かせるなど卑怯なやり方で、勝つためなら手段を選ばないという恐ろしいほどの執着を持ちます。
ヒゲ型のフロントグリルが特徴。
ゼッケンNo:86
車体は、1987型ビュイック・GNK
色は緑。
このふたりが、マックィーンのライバルです。
果たして、チャンピオンはだれになるのでしょうか。
・地図から忘れ去られた町「ラジエータ・スプリングス」
ルート66に入ってしまい、迷ってしまったマックィーンは、少しでも早く拘束に戻りカリフォルニアへ行かなければいけないという気持ちからスピードを出し過ぎてしまい、保安官のシェリフに追いかけられ町のメインストリートのアスファルトを、ボロボロにし捕まってしまいました。
そして、交通裁判でマックィーンは道路の舗装を命じられることに。
・マックィーンの自称親友メーター
マックィーンの苦手とする錆と傷だらけの車。
一目見てマックィーンを気に入り、親友だと初対面のマックィーンに臆することなく言ってのける気楽で陽気な性格の持ち主。
舗装に悪戦苦闘するマックィーンに、夜一緒に“トラクター転がし”をやり遊び心を彼に思い出させます。
バックで高速走行が得意で、マックィーンが出来ないことを簡単にやってのけてしまう。
メーターをきっかけに、町の住人たちと距離を縮めていくマックィーンに大きな変化が…??
ここからは映画【カーズ】のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
込められた想いを理解しつつ、作品を見るのも面白いぞ!
映画【カーズ】ネタバレ感想
町の住人たちと触れ合うたびに、マックィーンに変化が…?
・伝説のレーサー「ドッグ・ハドソン」
マックィーンに早く町から出て行ってもらいたいドッグは、舗装をさせるべきだと反対するサリーの勢いにのまれ、マックィーンにドッグと勝負し負けたら舗装する、勝ったら町から出ていくという勝負を持ちかけます。
マックィーンはおじいちゃんに負けるはずがないと喜んで勝負を受けますが、いざ始まってみるとびっくり。
レースする場所は、普段のアスファルトではなく砂。
コーナーを上手く曲がれずサボテンがびっしり生えている谷底に転落。
舗装することが決定しました。
舗装の途中で、ドッグの正体が「ピストン・カップ」3連続優勝の伝説のレーサーであることを知ります。
大クラッシュのせいでケガをし、復帰した後は世間の目は新人たちに向けられ引退を余儀なくされたことを知り、マックィーンはショックを受けます。
「優勝カップなんてただの置物だ。お前は一度でも誰かのために何かをしたことがあるのか、ないならこの町から出ていけ。ここの住人は優しい。お前と違ってな」
冷たく言うドッグに、マックィーンは何も言えませんでした。
・「走る」ということ
凄腕弁護士サリー・カレラ。
レースにこだわり、勝利を絶対とするマックィーンに彼女は勝負ではなくドライブを誘います。
楽しむためのドライブ。それは、マックィーンは初めての体験でした。
景色を楽しみ、走ることを楽しむ。それを教えてくれた彼女は、元々都会で弁護士として生活をしていたけれど、楽しくはありませんでした。
けれど偶然たどり着いたこの町の景色に魅了され、かつて賑やかでたくさんの車が訪れた町を戻した為に頑張っているのです。
それを知ったマックィーンは、初めて自分以外のもの為になにかしてみたいと思ったのです。
・別れは突然に
アスファルトの舗装を終えたマックィーンは、住人たちの店でタイヤや燃料を購入し、塗装を塗り替え、すっかり町の住人のように。
町中の電灯を戻し以前のように明るい町の姿に住人たちは喜びました。
しかし、そこでドッグからの連絡を受けたマスコミに囲まれ、別れの言葉も言えず町から立ち去ってしまいました。
緊張の瞬間はここ!
カリフォルニアに着いたマックィーンは、町のことを思い出してしまい、レースに集中することが出来ません。
あきらめかけた瞬間、なんとドッグやメーターなどの町の住人たちがピットに現れました。
レーサーではなく、クルーチーフとして再び戻ったドッグは、マックィーンに活をいれます。
「どうした、こんなレースお前なら余裕だろ」
元気づけられ、住人たちの協力によって苦戦していたレースを優位にたつも、ゴール前でキングがチックに衝突されクラッシュしてしまいます。
その姿をかつてのドッグの時と同じだと思ったマックィーンは、ゴールに背を向けます。
その行動にスタジオ中が静まり返ります。
感動の瞬間はここ!
ゴールに背を向けた、マックィーンはゆっくりとキングの元へ向かいます。
驚く様子のキングに構わず、マックィーンは彼を後押し。
「キングは最後まで走りぬかなきゃ」
「しかし、いいのかチャンピオンは…」
「どっかのおじいちゃんが言ってたんだ、あんなのはただの置物だってね」
マックィーンは、キングと一緒にゴール。
スタジオ中で大喝采。
以前の彼だったら考えられないほどのゴールの仕方です。
マックィーンは、勝利よりも優先する大切なことに気付けたのでしょう。
さて、その隙にゴールしたチップは、周りの反感を買い、優勝のカップを投げつけられ、ブーイングを浴びながら慌てて立ち去りました。
ラスト、結末は?
レース後、ダイナコ石油の社長に移籍契約の話を持ち掛けられます。
「先ほどのレースは素晴らしかった。どうだ、うちにこないか?」
「え?で、でもレースに負けたのに…」
「レースは勝ち負けだけじゃない、君の行動は胸が熱くなったよ」
夢だった、ダイナコ石油との契約の話。
けれど、マックィーンにはもう答えが決まっています。
「とても光栄な話ですが、今までやってきたみんなとこれからも頑張りたいと思います」
錆が嫌いで嫌気がさしていた、自分のスポンサーですが、自分のことを“坊や”と呼び可愛がってくれるみんなと応援に来てくれた住人たちの仲間たちと一緒にやっていきたいと強く決意しました。
ダイナコ石油の社長は、何か手助けできることはやるという厚意に、マックィーンはメーターの夢を叶えてくれるようお願いしました。
夢だったヘリコプターに乗ったメーターは大はしゃぎ。
その後、マックィーンは「ラジエータ・スプリングス」に住むことにし、かつてのようにたくさんの車が、訪れるようになりました。
映画【カーズ】に込められた想いや意味とは?
©Disney
「レース」では勝つことが大事!
だと、この映画を見る前まではそう思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。
勿論、勝つことも大事ですが、必要なのはチームワーク。
ただ車が一番で走ればいいだけでなく、燃料の補給やタイヤの交換などのピットクルーのサポート、クルーチーフの指示など、これ全てが上手くできて初めてレーサーは勝負に集中することが出来ます。
始め、マックィーンは記者に「一匹オオカミ」だと言い張っていましたが、見終わった後だと苦い笑いがこみ上げてきますね(笑)
てっきり、マックィーンの成長だけかと思っていましたが、彼だけでなくドッグの終わったはずのレーサー心に火をつけたりと、マックィーンとドッグが成長する映画ではないかと思います。
さて、見どころでご紹介しました、マックィーンのライバルたち!
それは、マックィーンが、ラストで“勝利”か“助ける”かの選択の行く末ではないかと思います。
“勝利”を選べば、執着し周りが見えなくなり、どんな卑怯な手も平気でやってしまうチック。
“助ける”を選べば、仲間を信じて一緒に戦うキング。
この選択の瞬間こそが、マックィーンが変われる最後のチャンスなのではないかと思うと、もう一度、このふたりが出る冒頭から見返したくなります。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
映画【カーズ】は星いくつでしょうか・・・?
映画【カーズ】の評価と理由
評価 ★★★★★5/5
評価は、5つです!
その理由は、
車が擬人化と聞いて、人は出てこないと思っていましたが、まさかの虫や牛までもが車!
それは観ていて、とても面白かったです。
また、色々な車種の車があり、たとえ車好きでなくても表情がコロコロかわる魅力溢れるキャラクター達に、きっと夢中になってしまうでしょう。
主人公の自分以外の誰かのために何ができるか、それを改めて考えさせられてしまうほどの強いメッセージがあります!
これらの点から独断と偏見で星を5つ付けさせていただきました!
映画【カーズ】を観たくなりましたか?
いかがでしたか?
今回は映画【カーズ】のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!
この映画に興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最新情報をお届けします
Twitter でエブリマイト@映画便をフォローしよう!
Follow @eigabin