あらすじからネタバレまで丸わかり!
アニメ【ユーリ!!! on ICE】12話は、
感動したいとき
勇利の完璧なFSを見たいとき
にオススメのアニメです!
もくじ
アニメ【ユーリ!!! on ICE】12話 予告動画
まずは予告動画をご覧ください
この記事を読めば、アニメ【ユーリ!!! on ICE】12話が
- どんな話なのか?
- どんな想いが込められているのか?
- ラスト結末はどうなってしまうのか?
など大まかな流れを知る事ができます。
ですので、本記事では、
- 公開日・ジャンル
- 原作・脚本
- 声優キャスト
- あらすじ
- ネタバレ感想
- 見どころ、ココは絶対見るべき!
- ラスト結末
- この話に込められた想いや意味
- 評価とその理由
これらを順番にお話ししていきますね。
途中、ネタバレがあるのでご注意を。
公開日・ジャンル
公開日:2016年10月3日
ジャンル:スポーツ(コメディなど)
原作・脚本・著者
- 原案:久保ミツロウ×山本紗代
- 監督・シリーズ構成:山本紗代
- ネーム・キャラクター原案:久保ミツロウ
声優キャスト
- 勝生勇利(かつき ゆうり):豊永利行
- ヴィクトル・ニキフォロフ:諏訪部順一
- ユーリ・プリセツキー:内山昂輝
- JJ(ジャン・ジャック・ルロワ):宮野真守
- ピチット・チュラノン:小野賢章
- クリストフ・ジャコメッティ:安元洋貴
- オタベック・アルティン:細谷佳正
- エミル・ネコラ:日野聡
- 南健次郎(みなみ けんじろう);村瀬歩
- ミケーレ・クリスピーノ:前野智昭
- ヤコフ・フェルツマン:手塚秀彰
- リリア・バラノフスカヤ:田村聖子
- チェレスティーノ・チャルディーニ:落合弘治
- アラン・ルロワ:長谷川敦央
- ナタリー・ルロワ:くじら
- ミナコ:小松由佳
- 勝生真利(かつきまり):坂井恭子
- 西郡豪(にしごおり たけし):福山潤
- 西郡優子(にしごおり ゆうこ):伊瀬茉莉也
- 西郡空挧流(にしごおり あくせ):矢島晶子
- 西郡流譜(にしごおり るっつ):矢島晶子
- 西郡流麗(にしごおり ループ):矢島晶子
では次に「あらすじ」を見ていきましょう!
あらすじ
グランプリファイナル(以降GPF)フリースケーティング(以降FS)前夜、ヴィクトルに相談せず引退を決意した勇利。
その決断に納得のいかないヴィクトルは涙ながらに感情をあらわに…。
そんな中始まってしまったFS。
それぞれの思いが込められた戦いが繰り広げられる。
栄光の金メダルを手にするのは誰か。
勇利、ヴィクトル、ユーリ。
それぞれの思いがぶつかり合う、最後の戦いが始まる…。
ここからはアニメ【ユーリ!!! on ICE】12話のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
ネタバレ感想
12話はとにかく感動と鳥肌の連続です。
また1話から見直したくなります。
そして、今回ゲスト出演しているのが日本でも大人気のステファン・ランビエールです。とてもイケメンなランビエールですが…、アニメの中でもかなりのイケメンでした。
織田さんの時とは気合の入り方が違うような……、いえ、なんでもありません。
見どころ、ここは絶対見るべき!
12話の見どころは、各選手の思いが込められた演技シーンです。
まず演技をするのは、SP86.71で6位発進のジャン・ジャック・ルロワ。
曲は「Partizan Hope」。
SPでGPFの魔物にのまれたJJはその恐怖から抜け出せずにいます。
曲が始まっても動き出さず、コーチである母の声にハッと演技を始めます。
スケートを始めてから16年、初めての経験に戸惑い、困惑するJJ。
最初のジャンプで手をついてしまいます。
ですが、次のジャンプは成功。
「今の点さならほかの選手がミスすれば表彰台にあがれるかもしれない。」
「だがしかし、あわよくば勝つなんてJJらしくない!」
心からの叫びと共に跳んだトリプルアクセルも成功。
今まで、どのコーチにも自分の主張のしすぎで困られていたJJですが、
「JJがJJらしくあるために」。
自分らしくあるために、最後のジャンプに4回転トウループを予定していたJJですが、
「予定は予定だ!」
と跳んだのは4回転ループ。
おこぼれ表彰台を狙うために、安全策でいくことも可能な場面でJJは挑戦し、ステップアウトしましたが見事着氷。
多くの人を感動させました。
得点は213.91。
SPとの合計300.62。
次に演技をするのはSP95.73で5位発進のピチット・チュラノン。
曲は、映画王様とスケーター2より「Terra Incognita」。
SPでスペインの観客を魅了したピチットくんはノーミスで滑り切りたいと意気込むも、最初のトリプルアクセルで手をついてしまいます。
しかし、引きずることもなく、「みんなを楽しませなきゃ!」と言います。
まだ4回転はトウループしか跳べないピチットくんですが、彼は「誰にも似てない。自分が一番目立つ自信がある」と言います。
華やかさはコーチのお墨付き、技術があれば世界のトップを狙える選手です。
初のGPFで自信を持って演技をできるほどの精神の持ち主なので、これからの成長が楽しみな選手です。
そんなピチットくんの夢はタイでアイスショーをすること。
そして、タイの人たちにスケートの楽しさを知ってもらうことだそうです。
絶対に叶えてほしいです。
次に演技をするのはSP97.83で4位発進の勝生勇利。
曲は「YURI on ICE」。
SPでは高難度の技に果敢に挑戦したものの成功とはならず、得点が思うように伸びませんでした。
勇利が優勝するためにはノーミスはもちろん、それ以上の演技をしなければなりません。
そして、勇利はこのGPFで引退することを決めました。
演技を始めた勇利ですが、いつもはいろんなことを考えて滑っていますが、今回は無心、もしくはヴィクトルへの感謝などを語っています。
ネガティブな思考は一切ありません。
そして演技構成ですが…トリプルループから変更してトリプルフリップ、トリプルフリップをクワドトウループに。
勇利は競技人生最後の演技はヴィクトルと同じ難易度で終えたいと言い、構成を変えます。
今までのジャンプすべてを綺麗に決める勇利。
ステップもとても美しく決め、最後残すはヴィクトルの代名詞であるクワドループ、綺麗に、完璧に決めます。
会場は割れんばかりの拍手。
身内は大泣き、ヴィクトルは涙をこぼしながら幸せそうな笑顔を見せます。
得点は221.58。
ヴィクトルの持つ世界歴代最高得点を更新。
SPとの合計319.41。
次に演技をするのはSP102.37で3位発進のクリストフ・ジャコメッティ。
曲は「スペイン狂詩曲」。
演技中「今回こそ、GPFで優勝できる最後のチャンスだと思っていたけど、勇利には俺のパーソナルベストを軽く超されるし、そう簡単にはメダルを取らせてもらえそうにないな。」
「今年のGPF最後まで楽しめそうだね!」
と意気込むクリス。
そんなクリスが横目でチラリと見やったのはキスクラ。
そこでは教え子の活躍に浮かれて自分のスマホで写真を撮るヴィクトル。
そんな光景に珍しく腹立たし気な表情で舌打ちをしたクリスですが、そこで集中が途切れてしまったのか、4回転サルコウの予定が抜けてしまって1回転に。
それを見ていたヴィクトルと勇利が「がんばれ!」と応援するも、それにも不服そうな表情。
ですが、コンビネーションの予定を単発に変更し、今までは前半に跳んでいたコンビネーションを最後に跳び、場内はスタンディングオベーション。
盛大な拍手に包まれます。
演技後、観客がリンクにプレゼントを投げ入れますが、ミナコに呼ばれ、花冠をかぶせてもらったクリスはいい声とウィンク付きで「メルシー」と一言。
ミナコはもちろん、近くにいた観客すべての心を奪い去っていきました。
得点は188.32。
SPとの合計290.69。
次に演技をするのはSP112.38で2位発進のオタベック・アルティン。
曲は「交響曲第9番第2楽章 降臨 -建国版―」。
オタベックの演技はすべて描かれているわけではありませんが、とても力強く意思の込められた演技です。
オタベックの演技中の思考は演技についてのみで、演技に入り込むタイプだとわかりますが…ここでのセリフと画のユリオへの切り替わり方がユリオの背を押すような言葉にしか聞こえません。
結果は、僅差でJJを下回る得点でした。
最後に演技をするのはSPで118.56と世界歴代最高得点をたたき出し、1位発進のユーリ・プリセツキー。
曲は「アレグロ・アパッショナート」。
直前にヴィクトルから勇利が引退を考えていることを聞き、今までになく意気込んでいるユリオですが、相変わらず美しく気迫のある演技をみせます。
ここで判明することが…去年のGPFで「ユーリ・カツキ。散々ジャンプミスってるのに心をつかみに来るステップ、ノーミスで見たい。」と思っていたようです…!
さっさと引退しろと言っていたのに、実は認めていた…いいですね。
「金メダル取れたら辞めんのか、ヴィクトルの点超えられたら他はどうでもいいのか、ふざけんな。」
「俺をがっかりさせんな!」
この言葉はおそらく、今まで圧倒的強さで勝ってきたユリオにやっとライバルと呼べる人間がでてきたのに、
ちょっと満足したら引退すんのかよ。
お前のスケートへの気持ちはそんなもんなのかよ。
という思いが入っていたのかなと思います。
絶対に勝つという気持ちがあふれ出ているユリオですが、4回転で転倒してしまいます。
「勝生勇利、見てるか?お前の記録はいつか絶対俺が抜く。」
「今引退したら一生後悔させてやるよ、バーカ。」
この時のユリオは勇利の目にどのように映ったのでしょう。
得点は200.97。
SPとの合計319.53
そして、毎回見どころとして紹介しているアイキャッチですが…。
今回はピンチョスです。
GPFの舞台がスペインということで、スペインの名物が登場しました。
パンに具をのせ、串で刺した料理で、軽食やワインのおつまみとして食べられるようです。
ラスト、結末は?
12話のラスト
まず、GPFの結果ですが…
1位 319.53 ユーリ・プリセツキー
2位 319.41 勝生勇利
3位 300.62 ジャン・ジャック・ルロワ
4位 293.57 オタベック・アルティン
5位 290.69 クリストフ・ジャコメッティ
6位 289.56 ピチット・チュラノン
となりました!
アニメの王道は主人公(勇利)が優勝して「努力が報われたね!」と終わるところですが、そうではないところがこの作品の凄さを感じます。
優勝できなかったからこそ、勇利とヴィクトルの物語はまだこれから。
アニメの中で完結させるのではなく、一人の選手、一人の人間としてキャラクターを作り上げている感じがとても好きです。
準優勝の勇利は銀メダルをヴィクトルに差し出しますが、
「金メダルじゃないとキスする気になれないな、俺」
と断られてしまいます。
それに困惑する勇利ですが
「あーあ、勇利の金メダルにキスしたかったな、こんなんじゃコーチ失格だよ」
と棒読み気味にヴィクトルに迫られます。
そして
「勇利から何か提案はないかな?俺がドキドキするようなの」
と追い打ちを掛けられ、勇利は
「僕と一緒にあと1年競技生活続けてください!金メダル絶対取ります!」
と言い切ります。
そんな勇利にヴィクトルは目をキラキラウルウルさせて
「いいね!もうひとこえ!」
「コーチ続けながら競技復帰するんじゃ前みたいに戻れるか俺も不安なんだよ、世界選手権5連覇ぐらいしてもらわなきゃ割に合わない。」
と勇利にスケートを続ける理由を持たせます。
そして、エンディングではエキシビションが…、ここで勇利が演じるのはヴィクトルの昨シーズンのフリー「離れずにそばにいて」。
ヴィクトルと一緒に滑るのですが、これがまた…感動です。
ヴィクトルがコーチを決断したのが勇利の滑ってみた動画で、音なしで演技をしているのに音が聞こえてくるようなスケーティングに惚れたからでした。
そして、勇利がこの曲を滑ったのがヴィクトルのGPFFSと同時…そんな曲をふたりで演じるなんて…素敵なエンディングです。
ここからまた始まるのだな、と思ってしまいます。
エンディング後、本当にラストのシーンですが、勇利が
「一人で抱えるには大きすぎる夢じゃなきゃたどり着けない場所がある」
と語ります。
1話では自分一人で戦うと言っていた勇利が…。
ヴィクトルがコーチとしてやってきて、たくさんの愛に触れて、考え方が変わったのでしょう。
ヴィクトルも勇利に出会ってインスピレーションが湧かない地獄から抜け出し、勇利とユリオに記録を抜かれたことや、勇利のヴィクトルにはない考え方に触れることができて、また良い作品を作り上げてくるのでしょう。
お互いがお互いを刺激しあえる。
本当に良い関係だと思います。
勇利がヴィクトルとユリオのもとへ走っていき、ヴィクトルの良い笑顔で「勇利!」と手を振るシーンで終わりますが…、これから3人で切磋琢磨しスケートを続けていくのでしょう。
本当に素敵なラストだし、3人が試合で戦っている姿がとても見たいです。
この話に込められた想いや意味とは?
引退を決断し、FSに臨んだ勇利ですが…。
演技前、コーチが選手を送り出すシーンがとても感動的です。
集中力を高める勇利にヴィクトルは「大丈夫、勇利なら金メダルとれるよ。自分を信じて」と声を掛けます。
ですが、それに対して勇利は「前にヴィクトルにはヴィクトルでいてほしいって言ったよね?今さらそんなコーチらしいこと言おうとしないでよ」と言います。
そして、手を握って「最後は笑ってリンクに立ちたい」。
それにハッとしたヴィクトルは、今言うべきかすごく迷ったと前置きし、
「世界選手権5連覇の俺が休んでまでコーチしたのに今まで金メダル1つとれないってどういうこと?」
「いつまで予行練習やってるつもりだい?」
「金メダルにキスしたいな」
と。このシーンが本当に…。
ヴィクトルは前に勇利の心を粉々にしたことや今回の勇利の決断でどういう風に声を掛けたらいいかわからずコーチとして無難なことを言ったのだと思います。
でも、勇利が望んでいたのはそんな言葉じゃなくて、ヴィクトル自身の言葉。
ぎくしゃくとしたコーチと選手としての関係でなく、今まで築いてきたヴィクトルと勇利という関係。
ヴィクトルがヴィクトルとしての言葉を勇利に掛けたあと、勇利はプッと吹き出して抱き合いながら泣いてしまいます。
そして、「もう、ゴールは決めた。」という勇利の言葉が、本当に最後なんだ…と悲しくなってしまいます。
そして、演技中の「終わりたくないよ、ヴィクトル。ずっと一緒にスケートを続けたい。」ここの言い方が少し声が震えていて…。
「僕のコーチでいることは競技者としてのヴィクトルを少しずつ殺しているも同然。」
「僕の中のヴィクトルを見てて。」
「ヴィクトルがコーチになってくれたことは無駄じゃない。それを証明できるのは世界中でぼくしかいない。」
という言葉ですが、勇利はただ引退を決断したのではなく、ヴィクトルが好きだから、ヴィクトルのスケートが大好きだから。
自分がスケートを続ける限りヴィクトルはコーチであり続ける。
競技者に戻ることができなくなる。
ヴィクトルのスケートが見られなくなるのなら、自分が引退する。
そんな思いで引退を決断したのではないかと思います。
ヴィクトルは、演技を控えたユリオのもとへ行き、ヤコフに競技復帰を伝えます。
案の定その言葉に「それってかつ丼が引退するってことか?」と食いついたユリオ。
ここでヴィクトルはひとつ嘘をつきます。
それが「引退は勇利が決めることだ。GPFが終わってから決めると言っていた」という言葉です。
勇利はすでに引退を決めていて、FS前夜にヴィクトルに伝えていたし、このGPFが最後という気持ちで演技をしていました。
では、なぜそんな言葉が出たかと言うと…、ヴィクトルはユリオにしか勇利の引退を止めることができないと思ったからでしょう。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
アニメ【ユーリ!!! on ICE】12話は星いくつでしょうか・・・?
評価と理由
評価 ★★★★★5/5
評価は、星5つです!
その理由は、
- 築き上げられた関係性
- 忠実に再現されるフィギュアスケートの世界
- 1話からの選手の成長
- 想像していなかった展開
- 感動的なラスト
これらの点から独断と偏見で星を5つ付けさせていただきました!
アニメ【ユーリ!!! on ICE】12話を観たくなりましたか?
いかがでしたか?
今回はアニメ【ユーリ!!! on ICE】12話のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!
このアニメに興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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