あらすじからネタバレまで丸わかり!
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】は、
壮絶な過去を背負ってでも前向きな少女たちを応援したいとき
訳有りでなくとも頑張っている少女たちを見たいとき
(魔法)格闘戦が見たいとき
にオススメのアニメです!
もくじ
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】 予告動画
まずは予告動画をご覧ください
この記事を読めば、アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】が
- どんな話なのか?
- どんな想いが込められているのか?
- ラスト結末はどうなってしまうのか?
など大まかな流れを知る事ができます。
ですので、本記事では、
- 公開日
- 原作・脚本
- 声優キャスト
- アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】のあらすじ
- ネタバレ感想
- 見どころ、ココは絶対見るべき!
- ラスト結末
- アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】に込められた想いや意味
- アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】の評価とその理由
これらを順番にお話ししていきますね。
途中、ネタバレがあるのでご注意を。
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】公開日
ⓒNANOHA ViVid PROJECT
公開日:2015年4月3日
ジャンル:魔法、アクション
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】原作・脚本・著者
- 原作:都築真紀
- 監督:伊藤祐毅
- 制作:A-1 Pictures
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】声優キャスト
- 高町ヴィヴィオ(たかまちぶぃぶぃお):水橋かおり(みずはしかおり)
- アインハルト・ストラトス:能登麻美子(のとまみこ)
- リオ・ウェズリー:喜多村英梨(きたむらえり)
- コロナ・ティミル:福圓美里(ふくえんみさと)
- ノーヴェ・ナカジマ:斎藤千和(さいとうちわ)
- 高町なのは(たかまちなのは):田村ゆかり(たむらゆかり)
- フェイト・T・ハラオウン:水樹奈々(みずきなな)
では次に「あらすじ」を見ていきましょう!
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】のあらすじ
ⓒNANOHA ViVid PROJECT
「JS事件」から4年後。事件解決の中心にあった「機動六課」は既に解散しており、その戦術の切り札・『エースオブエース』高町なのはも、現在はその翼を一時休めていた。
高町なのはの娘となった高町ヴィヴィオは、魔法が認知されている次元世界、ミッドチルダで健やかに成長していた。
ごく普通の少女として魔法学院で勉強し、この頃は知り合いのお姉さんの先生・ノーヴェの指導の下、学院の友達と格闘技「ストライクアーツ」にも勤しんでいる。
親子ぐるみで行っていた魔法の鍛錬も順調で、魔法の基礎ができてきたと、なのはたち大人にも認められた。
そこで以前から待望だった、専用魔法デバイスをプレゼントされるヴィヴィオ。
デバイスの名は「セイクリッド・ハート」。
通称クリス。
ヴィヴィオは、「JS事件」の忌まわしい記憶も想起される「大人モード」になる心の準備も整え、意気揚々とストライクアーツにその姿を起用することを決める。
既にJS事件も「聖王」も関係なく、立派な「ママたち」に育ててもらった立派な自分を見せていくことを誓っていた。
一方、ミッドチルダでは通り魔事件が立て続けに発生していた。犯人は自らを「覇王イングヴァルト」という歴史上の人物名を名乗っては、腕のある格闘家たちに野試合を申し込み、ことごとく叩きのめすという傷害事件を起こしていた。
そんな通り魔が、ヴィヴィオたちの先生・ノーヴェの前も現れる。
「弱い王に・・・生きる意味がありますか?」
歴史上の人物、聖王オリヴィエ。覇王を自称した通り魔「アインハルト・ストラトス」は、ノーヴェに自身の狙いがかの『聖王』の生き写しでもあるヴィヴィオを含むかつての「王」たちでもあることを仄めかす。
その言葉に激昂したノーヴェは、「JS事件」でも奮われたその戦闘力をアインハルトの制圧に対し向ける。
過去から解き放たれ、大切な人たちの笑顔と、何よりその人たちが望んでくれる、自分の未来の為に突き進む少女。高町ヴィヴィオ。
戦乱時代の古代ベルカ王の無念の記憶から未だに解き放たれず、自分が現代で何を為せばいいかを彷徨い求める少女。アインハルト・ストラトス。
二人の少女が邂逅する時、運命が紡がれる。
ここからはアニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】のネタバレ感想
ノーヴェは致命傷を与えるものの通り魔に敗れてしまうが、機転で付着させた発信機により、通り魔の身元が判明する。
アインハルト・ストラトス。12歳。
ヴィヴィオらも通うSt(ザンクト).ヒルデ魔法学院中等科に所属する生徒であり、古代ベルカ時代に在ったシュトゥラ王国の国王「覇王イングヴァルト」の末裔。
そしてその身体資質と記憶を色濃く引き継いだ、「覇王」の生まれ変わりとも言える存在だった。
覇王イングヴァルトは生前、聖王オリヴィエを深く愛していたのだが、武では彼女に一度たりとも勝てた事はなく、『聖王のゆりかご』にオリヴィエが向かった際も力が足りずに結果、彼女を死地に向かわせてしまうことになる。
彼は自分の弱さを許せず全てを修練へと投げ打ったが、聖王を超えられたとも思えずオリヴィエを失った空虚も満たせず、苦しみの内にその短い生涯を終えてしまった。
覇王のもう果たすことのできない無念を抱えもがき苦しんでいたアインハルトに、話を聞いてその気持ちを汲んだノーヴェの計らいにより、ヴィヴィオとの出会いが訪れる。
ヴィヴィオとアインハルトは同じ格闘技者としてスパーリングをするのだが、アインハルトは格闘技に対する思いの違いを「聖王の生き写し」であるヴィヴィオからすぐに感じ取り、だからこそ失望し、去ってしまう。
その後、アインハルトが去った意味を「自分の覚悟の足りなさ」だと、前向きな強い思いで反省したヴィヴィオは、アインハルトに再戦を申し込み、二人は本気の思いをぶつけあう。
結果一歩及ばなかったものの、アインハルトはヴィヴィオの気持ちに感銘を受け、彼女と行動を共にすることになっていく。
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】の見どころ、ここは絶対見るべき!
何と言ってもこのアニメの目玉はヴィヴィオら少女と、彼女らによる魔法格闘戦です。
比較的平和な中での試合でも、それぞれ真剣でド派手なバトルが繰り広げられます。
あと、いちいちかわいいですし、日常でもそれぞれの頑張りがよく伝わってきます。かわいいけれど、試合では彼女たちの激戦に手に汗握らされます。
本当にまだ10歳か?文系か?
この作品を見たらもしくは見るに当たっては一度、第3期『StrikerS』を是非触って欲しいとは思います。
ヴィヴィオやルーテシアらの成長がもっと楽しめるようになりますし、途中で元機動六課の面々で模擬戦回もありますし。
特にイクス(=『冥王』イクスヴェリア)はStrikerSの〔サウンドステージX〕を聴くしかありませんが、「王」たちの歴史の一端を更に鮮明に感じ取れるようになることでしょう。
それにStrikerSでは完全に無口キャラだったルーテシアが、まさかあんなにおしゃべりになってしまったのも嬉しい変化として見どころです。
彼女は元々召喚魔導師としてStrikerSで猛威を奮っていた強キャラでしたが、今作では頭脳戦重視で面白い戦いを見せてくれます。
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】のラスト、結末は?
ヴィヴィオらと大会前に知り合ったヴォルケンリッターの教え子・ミウラと、優勝候補で上位ランカーの古株・ミカヤの戦いは、武器のリーチや経験により序盤は完全にミカヤの優勢で進む。
しかしライフがあと少しの状況になるとミウラが闘気を覚醒させる。ここが勝負と決めると、圧倒的な剛脚でミカヤを斬撃ごと押し潰し、こちらははるか格上を打ち倒したダークホースとなった。
ミウラを始めとする、ヴィヴィオらルーキーファイターの活躍は目覚しかった。
しかし、大会を勝ち上がると言う事は上位ランカーたちとも合間見えるということ。
ミウラとは違い、次々と上位に敗れていくルーキーたち。
そして同門対決が訪れる。
本来格上のアインハルトをまさにあと一歩のところまで追い詰めた、仲間でありゴーレムマイスターのコロナだったが、最終的にはアインハルトの粘り勝ちで幕を閉じる。
全てを出し尽くしたコロナは、やはり悔しさはあるものの、しかし前を向けていた。
むしろ勝者のアインハルトの方が「仲間の夢を押しのけてまで勝つ意味があるのか」と競技若者ゆえに悩んでしまうが、コーチのノーヴェの話を聴き、ヴィヴィオらの健闘を観る事で、「それでもやはり彼女らと本気でぶつかってみたい」と気合を新たにする。
新しい秘策を身につけたヴィヴィオの次の相手は、ミウラとなった。
若手2人は笑顔で、全力でぶつかる事ができる喜びを感じあっていた。
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】に込められた想いや意味とは?
ⓒNANOHA ViVid PROJECT
前作『StrikerS』でのヴィヴィオは、幼子でありながらひたすらに理不尽な運命に翻弄されており、愛を向けるなのはと戦闘せざるを得ない状況に追い込まれたりしていました。
平和を命懸けで勝ち取り、ヴィヴィオを救ったヒーローたちが確かにいたのです。数え切れない痛みの中で学んだことは少なからずあります。
「重い展開の戦いでなくとも、悲しみに立ち向かう強さ・心の在り方を描くことはきっとできる」
というコンセプトで作られたこの作品は、前作で『機動六課』を始めとした善の想いが導き出した世界です。
幼くても、譲れない想いがある。
笑顔でいるために、大切な人たちに誇れるような生き方をしていたい。前世の記憶を引き継いでしまった自分の存在意義とは。
そんなヴィヴィオやアインハルトの真摯で切実な想いや、競技に向き合う少女たちの活躍を見ていると、これが一つの描きたかった理想郷でもあるのだろうか。そんな事を感じます。
決して「暴力」ではない、そんな想いの為に振るわれる拳もあり、その生き様もまた美しい事を教えてくれる作品です。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】は星いくつでしょうか・・・?
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】の評価と理由
評価 ★★★★☆4/5
評価は、星4つです!
その理由は、
前作『StrikerS』では悲劇でしか語られることのなかった古代ベルカの生き写したちが、未来ではスポーツを経て平和に想いをぶつけ合い仲良くもなれることができるこの作品は、非常に尊く眩しいものに感じました。
一方で、強さとはその資質だけではなく、志によって大きく変わるものだというのもキャラクターの大半から感じられ、非常に納得させられます。
やる事、為す事に大きく頷ける、そんな作品でした。
惜しくらむは、インターミドル大会がヴィヴィオやミウラたちがこれから、という所で終わってしまうことですね。
コロナとアインハルトの戦いも中々逆転に次ぐ逆転で手に汗握るものでしたが、最終決戦というと違いますし、アニメでは続編というか番外編の『Vivid Strike!』がかなり時間が飛んでしまいますし。
コミックでは古代ベルカ関連の記憶の更なる展開や、ヴィヴィオたちの更なる成長も見ごたえばっちりなのでぜひ。
これらの点から独断と偏見で星を4つ付けさせていただきました!
アニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】を観たくなりましたか?
いかがでしたか?
今回はアニメ【魔法少女リリカルなのは ViVid】のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!
このアニメに興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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