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アニメ【キノの旅】6話(2017/2期)あらすじネタバレ感想!込められた意味や評価、ラスト結末を解説

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びんちゃん
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ハロー!@エブリマイトだ。

今日、紹介する作品は・・・
2017年に放送されたアニメ
【キノの旅-the Beautiful World- the Animated Series】6話だな。

ぜひ最後まで読み進めて、込められた熱い想いを感じとってくれ!

あらすじからネタバレまで丸わかり!

アニメ【キノの旅】6話は、

魅力的な奴隷の少女のシンデレラストーリーが見たいとき

変わったバイクを見たいとき

不幸を感じているとき

にオススメのアニメです!

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アニメ【キノの旅】6話 予告動画

まずは予告動画をご覧ください

この記事を読めば、アニメ【キノの旅】6話が

  • どんな話なのか?
  • どんな想いが込められているのか?
  • ラスト結末はどうなってしまうのか?

など大まかな流れを知る事ができます。

 

ですので、本記事では、

  • 公開日・ジャンル
  • 原作・脚本
  • 声優キャスト
  • あらすじ
  • ネタバレ感想
  • 見どころ、ココは絶対見るべき!
  • ラスト結末
  • この話に込められた想いや意味
  • 評価とその理由

これらを順番にお話ししていきますね。

途中、ネタバレがあるのでご注意を。

公開日・ジャンル

アニメ【キノの旅】6話(2017/2期)あらすじネタバレ感想!込められた意味や評価、ラスト結末を解説
ⓒ2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/キノの旅の会

公開日:2017年10月6日 日本
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー

原作・脚本・著者

  • 監督:田口智久
  • アニメーション制作:Lerche
  • 原作:時雨沢恵一(電撃文庫刊)
  • シリーズ構成:菅原雪絵
  • キャラクター原案:黒星紅白

声優キャスト

  • キノ:悠木碧(ゆうきあおい)
  • エルメス:斉藤壮馬(さいとうそうま)
  • フォト:水瀬いのり(みなせいのり)
  • ソウ:緒方恵美(おがためぐみ)

では次に「あらすじ」を見ていきましょう!

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6話 あらすじ

アニメ【キノの旅】6話(2017/2期)あらすじネタバレ感想!込められた意味や評価、ラスト結末を解説
ⓒ2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/キノの旅の会

【平和な国】

「僕も何か知らないことがあるかもしれない。知らないまま同じような目に遇うかもしれないけれど、知らなければどうしようもない。僕は知っているのかな?」

とキノは曇った視界の中、哲学チックな問いをエルメスに投げかけ、気づけば一人と一台の目の前の景色が開ける。

雲の上のそこからは、そびえ立つ美しい白銀の山々が連なる景色が見えた。

白銀の景色の中で、商人の旅の一団が野営をしていた。
一行はとても仲が良さそうに笑い合い、夕餉の支度をする。

しかしそんな中に、明らかに異質なものが一つ存在した。

衣服としては不十分なボロ布を纏った、黙々と働く一人の少女、奴隷がいたのだ。

奴隷の少女は一行から罵倒され、馬鹿にされるのは当たり前で、小さい子供たちからも心無いちょっかいをかけられる。

しかし、瞳の輝きこそ失われていたが、彼女は誰も恨まず、憎まず、ただ頑張って働こうとする。

それというのも、少女の出身国は宗教国家であり、その戒律は『どんな時でも人を信じなければならない』というものだった。

彼女は孤児であるため、その国はこの商人の一団が売った商品の取引に「支払いが少し足りなくなったから召使いとしてどうぞ」と彼女を体よく厄介払いしたのであった。

 

ここからはアニメ【キノの旅】6話のネタバレになります。

まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。

6話 ネタバレ感想

アニメ【キノの旅】6話(2017/2期)あらすじネタバレ感想!込められた意味や評価、ラスト結末を解説
ⓒ2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/キノの旅の会

一団の護衛たちから

「故郷や自分たちが憎いだろう」

と言われるが、奴隷の少女は

「人を憎んではいけないのが真理。きっとこれは将来を試されている試練」

と、一向に譲らなかった。

護衛の一人は人間の世界がどうしようもなく腐っている事を淡々と指摘するが、少女は最早その在り方を貫いた結果の自らの死すらも尊いものであると確信し、狂信的にも取れる笑みすら浮かべてみせた。

その後、少女は一団が採ってきた山菜を洗っている際に、何らかの違和感を覚える。

夕餉の時間になり、少女は思い出した。
あの山菜には毒が含まれていると。

「食べてはダメ」だと大きな声で言うが、一団は誰も彼女に取り合おうとはせず、誰もが山菜のスープに口をつける。

少女は間に合わなかったことに涙を流しながら、自らも一緒に飲んで死んでしまおうとするのだが、「スプーンを使おうとしなかった」という理由で一団の少年が彼女のスープの器を投石によって弾き飛ばした。

以降も毒入りを訴える奴隷の少女に対し、少年は護衛を使って少女を痛めつけ、終いには「僕は戦える立派な男になって皆を守りたい。いざという時に人を殺すのを躊躇するような弱虫ではいたくない」という理由で、彼女を自らの手で惨殺する希望を一団の大人たちに伝える。

大人たちのいずれもそんな少年を褒め称えて推奨する。

その一連の流れを、顔に血を塗れさせながら聴いていた奴隷の少女は遂に一つの限界を迎え、甲高く咆哮する。

それに反応するように、一団はいずれも毒によって苦しみ、泡や血を吐いて倒れ、絶命していった。

その光景は、まるで奴隷の少女の叫びに呪い殺されたかのようであった。

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6話 見どころ、ここは絶対見るべき!

幼い年齢ながらとんでもない事を言い出した少年とそれに同調するサイコパス集団を見て、ものすごい咆哮、というか超音波を発したシーンから本当の極限状態と思えるものを感じられて、こちらまで戦慄してしまいました。

演者本人の耳や声が心配になるほどの、あれはまぎれもない名演技と言って良いのではないでしょうか。

野菜が苦手な護衛の男がフォトの首輪を外し、「もしかして良い奴だった?」と思わせておいての自分だけ自害するシーンが良くも悪くも印象に残りました。

初見の私には護衛の男がただ楽になりたくてフォトを利用し、人殺しとして生きていたくない彼女に更に重荷を背負わせただけに映りましたが、改めて見ると、彼はフォトを救いたかったとも取れそうです。

首輪を外した手間からすればフォトの手を借りずとも自殺できそうにも思えますが、実際にかなりだるそうなのは間違いなかったような気もしますし、やっぱりどうとも言えないですかね?

私は全く基礎知識が無いのですが、どうやら今回出てくる新しいモトラドは年代もの?の「モトコンポ」と言うようで、バイク好きの方にも見逃せない回かもしれません。

6話 ラスト、結末は?

『食べ物を残さない』教えを好き嫌いで守らなかった護衛の一人は、毒に侵されて死にかけなものの、まだ息があった。

奴隷の少女は散々な仕打ちの上に殺されかけたにも関わらず、未だ「みんなが死んでも良い」と咆哮の最中思っていたことを激しく後悔していた。

「人殺しとして生きていたくない」と少女は護衛に自らの殺害を懇願するが、護衛は少女を騙して自ら自害してしまう。

その光景に呆然とする少女に対し、その光景に似つかわしくない明るい声をかける、一台の野蛮な口調のモトラド。

それは商人の一団の荷物の中にあり、しばらく出られなかった外の空気を楽しむ。

一人と一台で夜営をし、自分を責める少女にモトラドはそっけなくも客観的な意見を返していく。

少女が「どうやったら死ねるか」と言えば「生きていればいつか死ねる」と当たり前のように返し、少女はとりあえず喋るモトラドと一緒に生きてみることにする。

商人の一団の残骸がある場所に足を踏み入れたキノは、一団が「知らなかった」ことを知っていたが、その光景に辟易とした。

孤児になり、奴隷になり、死に損ない、放浪者になり、金持ちになり、今はカメラマンをしている少女がいた。

彼女は新しい国に辿り着くや否や一切合切これまでの事情を馬鹿正直に打ち明けるも、幸運な事に移民として受け入れられたという。

喋るモトラド「ソウ」は、彼女ほど数奇な運命を辿ってきた人間を他に知らない。

彼女な名はいつしか「フォト」と呼ばれるようになり、元気に満面の笑みで「ただいま」と言うフォトに、ソウは満足そうに「おかえり」と返した。

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この話に込められた想いや意味とは?

一団の護衛は「この世の全ては『運』」だと言って奴隷だったフォトを負け組扱いしましたが、その後すぐにその『運』によって命運が逆転してしまいました。

「一寸先は闇」と言うように、何がきっかけで、どんな立場の人であろうと、その運命の行く末は真には誰にも分からない。
そんなメッセージが込められていたのかもしれません。

同じように、「食べ物を残すな」と言う教えに背いたからこそ護衛の一人は少しでも生き永らえられたのか、あるいは中途半端に残したからすぐに死ねなかったのか。

一見正しい教えも極限状態においては不正解、あるいは瑣末なことかもしれないという意味もあったのかも・・・?

「高い所に生えた時のみ毒が含まれる草」の存在を知っていたフォトやキノが知識ゆえに生き残り、無知な商人の一団が死んでいったとも見えますが、その知識を蓄えることも突き詰めれば一つの運とも考えられなくはないですね。

「人生は運ゲー」ってそういうこと・・・?
でもキノはともかくフォトは勉強熱心そうですし・・・。

 

それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。

アニメ【キノの旅】6話は星いくつでしょうか・・・?

評価と理由

評価 ★★★★★5/5

評価は、星5つです!

その理由は、

奴隷の少女が最終的に幸せになったから良かった!
これに尽きる話でした!

『どんな時でも人を信じなければならない』

という宗教の教えは一見良いものにも思えますが、問題はその長が自ら進んで身寄りの無い少女を体の良い奴隷として追い払っており、盲目的信心とは本当に怖いと改めて思いました。

現実でも、盲目的なまでの思い込みは大方その人物を破滅させるものだと思います。

その生き方の方が楽かもしれませんが、『自分から生きる』ことをしないと得られないものもきっとあるのでしょう。

その一つの形をフォトとソウには見せて貰って、本当に満足できました。

 

これらの点から独断と偏見で星を5つ付けさせていただきました!

アニメ【キノの旅-the Beautiful World- the Animated Series】6話を観たくなりましたか?

いかがでしたか?

今回はアニメ【キノの旅】6話のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!

このアニメに興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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