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アニメ【逆境無頼カイジ】あらすじネタバレ感想!込められた意味や評価、ラスト結末を解説

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びんちゃん
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アニメ便で~す♪
エブリマイト
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ハロー!@エブリマイトだ。

今日、紹介する作品は・・・
アニメ【逆境無頼カイジ】だな。

ぜひ最後まで読み進めて、込められた熱い想いを感じとってくれ!

あらすじからネタバレまで丸わかり!

アニメ【逆境無頼カイジ】は、

ハラハラしたいとき

堕落した人間の生き様を見たいとき

男同士の命がけの戦いを見たいとき

にオススメのアニメです!

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アニメ【逆境無頼カイジ】 予告動画

まずは予告動画をご覧ください

※動画は公式のものがありませんでしたのでありません。

 

この記事を読めば、アニメ【逆境無頼カイジ】が

  • どんな話なのか?
  • どんな想いが込められているのか?
  • ラスト結末はどうなってしまうのか?

など大まかな流れを知る事ができます。

 

ですので、本記事では、

  • 公開日・ジャンル
  • 原作・脚本
  • 声優キャスト
  • あらすじ
  • ネタバレ感想
  • 見どころ、ココは絶対見るべき!
  • ラスト結末
  • この話に込められた想いや意味
  • 評価とその理由

これらを順番にお話ししていきますね。

途中、ネタバレがあるのでご注意を。

公開日・ジャンル

アニメ【逆境無頼カイジ】
ⓒ福本伸行/講談社・VAP・NTV

公開日:2007年10月2日
ジャンル:ギャンブル・博打

原作・脚本・著者

  • 原作・著者 – 福本伸行

声優キャスト

  • 伊藤開司(いとうかいじ):萩原聖人
  • 遠藤勇次(えんどうゆうじ):内田直哉
  • 兵藤和尊(ひょうどうかずたか):津嘉山正種
  • 利根川幸雄(とねがわゆきお):白竜
  • ナレーション:立木文彦

では次に「あらすじ」を見ていきましょう!

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あらすじ

アニメ【逆境無頼カイジ】
ⓒ福本伸行/講談社・VAP・NTV

自堕落で怠惰、端的に言えば底辺の生活を送っていた主人公、伊藤開司楽しみと言えばちゃちい酒とギャンブル、高級車へのイタズラ。

紛うことなきクズです。

そんなカイジの元に現れた怪しげな男、遠藤。遠藤は闇金業者で、以前カイジが友人の借金の保証人になったために肩代わりをする羽目になり、多額の負債を抱えることになってしまいます。

今作品はそんな多額の借金を返済するために命がけのギャンブルに挑んでいく物語。

現実ではありえないようなハイリスクハイリターン(生きるか死ぬか)なギャンブルの数々に、並外れた度胸と才能を発揮し、敗北したかと思うところからの大どんでん返しをいくつも起こすカイジ。

冒頭のクズはどこいった?と思わせんばかりの閃きに、見ているこちらにも電撃が走る感覚すらあります。

たった一度の選択が生死を分け、その勝敗はほんの数分で決する。

帝愛グループ幹部、利根川の卑劣な手法に苦悩し葛藤し、時には涙しながら決して諦めずに立ち向かうカイジの男気は、自堕落な生活を送っていた男のそれとは思えないほどの清々しさがあります。

たかがギャンブル。
されどギャンブル。

男の命がけの戦いは、それが借金まみれで定職にも就かない者だろうが得られるものが何であろうが胸が熱くなるものです。

作中ではCGをふんだんに使った演出や図式とナレーションによるわかりやすいゲームの解説など、ギャンブル未経験者やカイジを初めて見る人でも抵抗なく見られる工夫がなされています。

また女性キャラクターがほとんど皆無の作品ですが、作画は原作に基づきつつも見やすく描かれているので男臭さや暑苦しい表現が一切ないのも魅力です。

声優陣の演技にも注目で、ベテラン声優による緊張感溢れるシーンや、金と友情で揺れる様々な人間の葛藤をリアルに表現しています。

特に本作品最大の見所とも言える立木文彦氏によるナレーションや「ざわ…ざわ…」という効果音は、カイジならではの世界観を表現する上で大きな役割を担っています。

 

ここからはアニメ【逆境無頼カイジ】のネタバレになります。

まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。

ネタバレ感想

最初のギャンブル、希望の船「エスポワール」での限定ジャンケンで仲間の裏切りにより絶望的な状況になったカイジ。

そこから奇跡の生還を果たした要因が同じ別室(敗者の部屋)にいた男から2000万円相当の宝石を奪ったことなのですが、この男ホント気の毒です。

それまで一切話に出てこなかったのに、最後の最後で痛い思いだけして終わりって(笑)。

その男が宝石を持っていることに瞬時に気付いたカイジも凄いんですが、カイジの閃きにひと泡吹かせられたヤツってこの男以外にも結構いるんですよね。

そいつらは決まって最初はカイジにデカい顔をしているのでいい気味ではあるのですが、最後の宝石男だけは少し同情。

そんな理不尽を受ける人はその後のギャンブルでは出てこない(鉄骨渡りは全員味方でその後はカイジだけが挑戦するギャンブル)ので、純粋に帝愛グループvsカイジの戦いを楽しめます。

しかしそこからは帝愛グループの理不尽の嵐。

例えば鉄骨渡りのゴール。

鉄骨を渡りきった先の扉がゴールかと思えば、真のゴールはゴール付近に架けられたガラスの道を渡った先にある一つ上の階。

このガラスの道、明らかに物理法則を無視していますもう一種のパラレルワールドです。

まあこの作品の醍醐味は命を賭けた人間の思考の変化なので、その辺の要素は目を瞑りましょう。

第3ステージの利根川とのEカードではカイジが賭けたはずの耳を千切って利根川のイカサマを暴くというまさに極限の行動に目を疑う人も多いと思います。

鏡に打ち付けるだけで耳って取れるんですね。

そんなことをしてまで獲た勝利、そこにいたるカイジの思考、閃きは一見の価値ありです。

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見どころ、ここは絶対見るべき!

本作では「限定ジャンケン」「鉄骨渡り」「Eカード」「くじ引き」の4つのギャンブル勝負が取り上げられますが、特に見所なのは鉄骨渡り。

落ちたら死ぬ極限の状況、二本の鉄骨の上で繰り広げられるドラマ。

普通に考えたら、

「そんな長い時間鉄骨の上で立っていられないだろ!」

ってくらいの時間が経っているんですが、この作品の面白さは極限状態での人間の思考なんです。

人って身の危険が迫ると急に死ぬのが怖くなるって言うじゃないですか。

渡る前は恐怖を感じつつも、

「みんなで渡れば大丈夫!みんなで頑張ろう!」

と靴に目印もつけて自分たちはやれると覚悟を決める。

皆勝つため、目標を持って挑戦しているわけだから一歩踏み出すことはできるんです。

ただ、鉄骨の中腹あたり、鉄骨の幅が狭くなって急に進みづらくなったあたりから死の恐怖が纏わり付いてくる。

気付いたらみんな泣きながら震えてるんです。

どんなに怠惰でダメ人間だったとしても、誰かが死ぬかもしれないという状況は息を飲むものです。

それでほとんどの人は恐怖に打ち負け取り乱し、絶叫しながら落ちていく。

まさに地獄絵図。

そんな中第1ステージでカイジが助けた石田さんだけは、カイジに賞金を託し、周りの人間の心に影響を与えまいと声を押し殺して落ちた。

自分が死ぬっていうのに誰かのことを思ってその人のために自分の感情を押し殺して死ぬとか、普通できないですよ。

石田さんの半生、それに対する反省。

もう借金とかギャンブルとか、そういうのがどうでもよくなるくらい人の生き様に心打たれるシーンです。

ラスト、結末は?

元は385万の負債をキャラにしようという目的で始まったギャンブル。

こういった「ゴール」が決められた作品では、形はどうであれそのゴールテープを切って終わるものですが、今作品は達成できずに終わってしまいます。

第3ステージのEカードまで勝ち続けたカイジ。

実はそこで終わりにしていればカイジは2000万円の大金を手にして生還することができたのですが、そこまで憎き敵だった利根川が兵藤会長にあっさり切り捨てられたところを見て、「コイツを倒さなきゃいけない」と持ち前の正義感が爆発。

なまじ勝算を得た上で勝負を仕掛けてしまったが故にその慢心の隙を突かれ敗北してしまう。その後はまた底辺生活へ…。

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この話に込められた想いや意味とは?

見所を読んでいただければ分かるかと思いますが、今作品は底辺を這い回る者たちの挑戦、それを迎え撃つ富豪の策略が光る人間物語です。

その中で繰り広げられる人間の本質的な思考回路。

命がけのギャンブルという勝つ意外に助かる方法のない極限状態が、欲に溺れた人間が陥る思考、死が目前に迫った人間の思考を露にさせ、平凡な日常生活では決して味わうことのできない「生きることの意味」を実感させてくれます。

生き延びるにはやるしかない、助かりたければ信じるしかない。

作中、帝愛グループ幹部の言葉にもありますが、現代社会を生きる上で大多数の人は数々の戦いに勝ち安定した生活を手に入れる。

それに対し、何も頑張らず逃げてばかりの生活をしてきた人間にはそれ相応の生活しか与えられない。

そこから逆転するには命がけで挑戦する覚悟が必要。

そんな者たちの必死にもがき戦い続ける様を見て「こういう世界もあるんだ」と新しい発見をさせてくれる作品です。

 

それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。

アニメ【逆境無頼カイジ】は星いくつでしょうか・・・?

評価と理由

評価 ★★★★★5/5

評価は、星5つです!

その理由は、

ただのギャンブルアニメだろうとナメてかかるとその深さに圧倒されます。

戦いというと少年誌にあるような仲間と一緒に敵を倒す物語が主流ですが、生きるためにギャンブルで勝つという愚の骨頂を、いたって真面目に、命がけで、最後まで、諦めずに挑戦し続けるカイジの姿は、少年誌のヒーローにも匹敵するものではないでしょうか。

しかもこのカイジ、底辺でありながら義理深く人間味溢れる男です。

クズです。クズではあるんです。

それでもクズなりにカッコイイというか、どの道その才能や閃きは盆伸のそれとは大きくかけ離れているので、大企業で年収2000万稼ぐエリートサラリーマンでも投資家でも会社の社長でも、どの目線から見ても何かハッとさせる要素がある作品だと思います。

 

これらの点から独断と偏見で星を5つ付けさせていただきました!

アニメ【逆境無頼カイジ】を観たくなりましたか?

いかがでしたか?

今回はアニメ【逆境無頼カイジ】のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!

このアニメに興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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