あらすじからネタバレまで丸わかり!
アニメ【グリザイアの迷宮/楽園】は、
本当に勇敢な姿勢を見習いたいとき
ミリタリな戦闘が見たいとき
どん底にダークな展開から完全ハッピーエンドを見たいとき
にオススメのアニメです!
もくじ
アニメ【グリザイアの迷宮/楽園】予告動画
まずは予告動画をご覧ください
この記事を読めば、アニメ【グリザイアの迷宮/楽園】が
- どんな話なのか?
- どんな想いが込められているのか?
- ラスト結末はどうなってしまうのか?
など大まかな流れを知る事ができます。
ですので、本記事では、
- 公開日
- 原作・脚本
- 声優キャスト
- アニメ【グリザイアの迷宮/楽園】のあらすじ
- ネタバレ感想
- 見どころ、ココは絶対見るべき!
- ラスト結末
- アニメ【グリザイアの迷宮/楽園】に込められた想いや意味
- アニメ【グリザイアの迷宮/楽園】の評価とその理由
これらを順番にお話ししていきますね。
途中、ネタバレがあるのでご注意を。
公開日
ⓒFrontwing/Project GRISAIA
公開日:2015年4月12日 日本
ジャンル:恋愛、サスペンス
原作・脚本・著者
- 原作:フロントウィング
- 監督:天衝
- シリーズ構成:倉田英之
- アニメーション制作:エイトビット
声優キャスト
- 風見雄二(かざみゆうじ):櫻井孝宏(さくらいたかひろ)
- 榊由美子(さかきゆみこ):田中涼子(たなかりょうこ)
- 周防天音(すおうあまね):田口宏子(たぐちひろこ)
- 松嶋みちる(まつしまみちる):水橋かおり(みずはしかおり)
- 入巣蒔菜(いりすまきな):たみやすともえ
- 小嶺幸(こみねさち):清水愛(しみずあい)
- 春寺由梨亜(はるでらゆりあ):鳴海エリカ(なるみえりか)
- 風見一姫(かざみかずき):友永朱音(ともながあかね)
- 日下部麻子(くさかべあさこ):瑞沢渓(みずさわけい)
- ヒース・オスロ:鶴岡聡(つるおかさとし)
では次に「あらすじ」を見ていきましょう!
あらすじ
ⓒFrontwing/Project GRISAIA
美浜学園襲撃騒動から1年近くが経つある夏の日。
雄二は『会社』での昇進試験の為に、市ヶ谷のJBの元に出頭していた。面談の中で自らの生い立ちを語るように求められる雄二。
不慮の事故でこの世を去った最愛の姉、彼女を追うように逝った弱い両親、天涯孤独となった雄二を引き取った邪悪極まる男。
そして荒々しくも雄二を救い、今の彼を形作ったかけがえのない恩人、日下部麻子。
(時々JB)
麻子の元で雄二は徐々にトラウマと付き合えるようになっていき、麻子の跡を継ぐために様々な経験を積み上げていく。
しかし遠からず、雄二は自分の進むべき道を見失うことになる・・・。
一方その頃、美浜学園の5人娘は、有能メイドによってシュレッダー処理から再生されてしまった資料により、雄二の壮絶な過去を知る。
それぞれ複雑な思いに揺れる彼女らだが、更に驚くべきニュースが流れる。
それは「テロ事件の容疑者」として報じられる雄二の映像であった。以来、雄二は行方不明となってしまう。
突然のことに呆然とする一同であったが、彼が悪人でないことだけは皆信じて疑うことはなかった。
事態の全容を知るべく、由美子は情報収集の末に「情報屋」となっていた雄二の軍人仲間と接触。雄二の状況を掴んだ彼女らは風見雄二奪還のため、安寧の地と日々を捨て立ち上がる。
そんな彼女らに、顔も分からぬ謎の協力者『タナトス』からの手が差し伸べられた・・・。
少年と少女たちの向かう先にあるのは、破滅か、それとも・・・。
ここからはアニメ【グリザイアの迷宮/楽園】のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
ネタバレ感想
ⓒFrontwing/Project GRISAIA
最愛の姉を失い、両親を失い、テロリスト『ヒース・オスロ』に引き取られてからは己の尊厳や人格をも破壊されてしまった幼い雄二は、日下部麻子という名の女戦士に救い出され、人間らしさを取り戻していきます。
『殺人装置』に教調されてしまった雄二の姿は見るも耐え難いもので、それがしばらく続きながらも決して雄二から目を背けず付き合い続ける麻子の心意気には惚れます。実際雄二もベタ惚れです。
すっごくガサツで横暴でもありますし、実は何度もサジを投げそうになったとJBからバラされましたが。
麻子やJBに感謝した雄二は、麻子と同じ軍人として彼女を支えて歩く人生を願います。
過酷な極限生活を強いられる軍人生活の中で、「ヤブイヌ小隊」という苦楽を共にする戦友たちとの出会いもあり、雄二は軍人として著しい成長を遂げていきます。
しかし、麻子を支えるために選んだ道のはずが、気づいた時には麻子は古傷の悪化によって、すでに死の寸前。今生の別れの際、麻子に言葉を託され、再び雄二は歩き出せるようにはなるのですが、これ以降も雄二の中での最も大きな存在は日下部麻子という女に違いなかったのです。
雄二は麻子に言われた「5人の人生を救うまで死ぬのは許さん」という約束を『果実』で果たし、半ば死にたがっていました。
そんな雄二は、「とある国家の敵」の狙撃任務に就いたのだが、いざ標的の顔を確認してみれば、それは雄二を『殺人装置』に育てた男、ヒース・オスロであった。オスロへのトラウマから、狙撃任務に失敗してしまう雄二。
後に国に拘束され、雄二を欲するオスロとの交渉材料に使われることになります。
ここは視聴中も雄二の扱いが横暴だと感じる場面ですが、雄二は既に裏の軍人=国家の犬であることを契約しているので、仕方ないと言えば仕方ないのです。
それほどオスロが重要危険人物なのです。
が、『タナトス』・・・実は生存しており電脳として稼動していた、あの風見一姫の天才的作戦と、雄二仕込みの体術や狙撃技術などを駆使した技術により、雄二を乗せたテロリストの護送車を制圧し奪還して見せた、風見学園の5人娘(一部の金髪もしっかり役目はある)。
天音のとんでもないドラテクはぜひゲーム『迷宮』などで確認して欲しい他に、特に幸のガスマスク突貫には度肝を抜かれること必死でしょう。
絵面が完全にホラー。
しかしそこは相手もテロリストや国家軍隊。振り切ることはできずにいましたが後に、元ヤブイヌ小隊の仲間たちが援軍として駆けつけたり、JBや千鶴らも合流。
一姫も超技術により身体機能を取り戻すなど、大団円の空気が漂います。
皆に救われた雄二は、オスロとの因縁に決着をつけることを決意します。
見どころ、ここは絶対見るべき!
「楽園」第3話での、ヤブイヌ小隊との厳しいながらも笑えるやりとりや、死線をくぐり抜ける姿は必見です。
徴兵制が適用された国の実情として考えたりしたら、日本は本当に平和だなんて思ったり。しかしあの環境だからこその絆だと思うとやはりちょっぴり羨ましかったり。
雄二奪還作戦の準備の際に、タナトスからのアドバイスが色々ありましたが、どれも本当にユニークたっぷりで面白いんです。
特に幸に「いつも通り、出荷されていく豚を見るような目で相手を見つめて無言を保ち、何か言われたら『殺すぞ』とだけ答えて」のアドバイスで、幸が殺すぞマシーンメイドになってしまったのはとてもシュールです。
とここまで語りましたが、そもそもここまでのグリザイアシリーズは本当にどん底のシリアスシーンでもない限りは、かのバス転落の後でも、ヤブイヌの戦闘中でも、大抵のシーンのどこかしらで我々をクスッとした笑いをもたらしてくれます。
なるべく隅々まで見て欲しかったりします。
ラスト、結末は?
雄二はオスロとの決戦に、他のメンバーは決着をつけた後の『楽園』を手に入れる作戦に撃って出る。
太平洋に浮かぶ巨大な人工物・タルタロスが、世界の敵であるヒース・オスロの居城であった。
雄二は復讐の鬼と化し、オスロの私兵を一人残らず刈り続ける。雄二がテロリストと報道される原因を作った、オスロの作った雄二のクローン・テュポーンとの、己の存在をかけた死闘にも勝利し、オスロとの一騎打ちに。麻子の死の、まさに原因の古傷を付けた武器を振りかざしたオスロ戦では、本当の意味で肉を切らせながらも命を絶ち勝利する。
決して軽くない怪我を負った雄二だが、残された少女たちとの約束を違えまいと、道中の記憶もあやふやながら何とか生還する。
目が覚めた雄二が見たものは、タナトスになることで国家をもどうにかする力を持ちえた姉、一姫が主にあれやこれやと用意した超法規的で他国から独立した『楽園』そのものであった。
過去の全ての因縁に決着を付けた雄二と女たちは、この『楽園』で精一杯、愛する者たちの為に生きていく・・・。
込められた想いや意味とは?
そもそも『果実』の頃から、『果実』単体で2クールでも終わるかどうか疑問だったところが当時のプレイヤーにはありまして、それをまさか『果実』を1クールでここまでまとめ、『迷宮・楽園』を1クールと1時間に落とし込めるなど、あの時の我々に言ってもとても信じられなかったでしょう。
それだけでもとんでもない苦労がスタッフにあったと思います。
更に演出にこだわって上下が黒いシネスコサイズにしたり、演者の演技は完全に文句の付け所どころか想像を超えることばかりでした。PCゲームでは音声が無かった雄二役の櫻井さんの演技には本当に脱帽でしたし、アニメが完成した後は制作スタッフ始め演者さんも涙を流しまくりだったというのも納得です。
まさに想いが込められ過ぎな作品ですし、制作会社のマッドハウスと監督の天衝さんの組み合わせでなら、現在状況が厳しめのPCゲームの進出が期待できるという意味も見つかっています。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
アニメ【グリザイアの迷宮/楽園】は星いくつでしょうか・・・?
評価と理由
評価 ★★★★☆4/5
評価は、星4つです!
その理由は、
正直『グリザイアの楽園』は、一姫のトンデモ蘇生や楽園国家ができるまでなど、理屈を超えた超常現象じみた印象がたびたびあり、『迷宮』までとかなり毛色が違うような気がして戸惑いますが、こうでもしないと集団での安寧の地が無いのも確かですし、「まぁ救われたからいいか!」という気持ちになれました。
きっと一姫姉さんなら我々には欠片も考え付かないことまで考えてくれてるし、タナトスだった頃から既に色んな国家に対しての抑止力とか用意してくれてますよ。
実は、原作ではラスト付近にものすごく不評だったシナリオ『真オスロ』がありまして、それを受けたのかアニメではカットされていたのも製作陣の本気が見えて高評価だと思っています。
しかしそれを加味しても、私は原作の頃からこの2作は『果実』よりは『少々駆け足過ぎた』と思っているので、評価は4とさせていただきます。
ただ、前作までのどうにもならない鬱屈さをまとめて綺麗に晴らしてくれる作品には違いないので、ぜひぜひおすすめしたいです。
これらの点から独断と偏見で星を4つ付けさせていただきました!
アニメ【グリザイアの迷宮/楽園】を観たくなりましたか?
いかがでしたか?
今回はアニメ【グリザイアの迷宮/楽園】のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!
このアニメに興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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