あらすじからネタバレまで丸わかり!
アニメ【カードファイト!!ヴァンガード】は、
男同士の友情が見たいとき
魅力的なキャラクターたちを見たいとき
カードゲームに興味があるとき
にオススメのアニメです!
もくじ
アニメ【カードファイト!!ヴァンガード】 予告動画
まずは予告動画をご覧ください
この記事を読めば、アニメ【カードファイト!!ヴァンガード】が
- どんな話なのか?
- どんな想いが込められているのか?
- ラスト結末はどうなってしまうのか?
など大まかな流れを知る事ができます。
ですので、本記事では、
- 公開日
- 原作・脚本
- 声優キャスト
- アニメ【カードファイト!!ヴァンガード】のあらすじ
- ネタバレ感想
- 見どころ、ココは絶対見るべき!
- ラスト結末
- アニメ【カードファイト!!ヴァンガード】に込められた想いや意味
- アニメ【カードファイト!!ヴァンガード】の評価とその理由
これらを順番にお話ししていきますね。
途中、ネタバレがあるのでご注意を。
アニメ【カードファイト!!ヴァンガード1期】公開日
ⓒヴァンガードプロジェクト/テレビ愛知
公開日:2011年1月8日
ジャンル:カードゲーム、SF
アニメ【カードファイト!!ヴァンガード】原作・脚本・著者
- 監督:辻初樹
- アニメーション制作:トムス・エンタテインメント スタジオさきまくら
- 原作:ブシロード
- シリーズ構成:浦畑達彦
アニメ【カードファイト ヴァンガード】声優キャスト
- 先導アイチ(せんどうあいち):代永翼(よながつばさ)
- 櫂トシキ(かいとしき):佐藤拓也(さとうたくや)
- 戸倉ミサキ(とくらみさき):橘田いずみ(きったいずみ)
- 葛木カムイ(かつらぎかむい):石川静(いしかわしずか)
- 森川カツミ(もりかわかつみ):杉山紀彰(すぎやまのりあき)
- 新田シン(にったしん):森嶋秀太(もりしましゅうた)
- 三和タイシ(みわたいし):森久保祥太郎(もりくぼしょうたろう)
- 井崎ユウタ(いざきゆうた):山口隆行(やまぐちたかゆき)
- マーク先生(まーくせんせい):阿部敦(あべあつし)
では次に「あらすじ」を見ていきましょう!
アニメ【カードファイト ヴァンガード】のあらすじ
ⓒヴァンガードプロジェクト/テレビ愛知
巷で大人気のカードゲーム、『ヴァンガード』。
臆病な中学生・先導アイチもまた、往年のレアカード「ブラスター・ブレード」を所持していたが、ある日クラスメイトの森川カツミにひったくられてしまう。
アイチは森川の跡を追いかけてカードショップ『カードキャピタル』に入ると、森川はアイチの大切なカードを賭けた上で負け、勝者の高校生「櫂トシキ」に没収されていた所であった。
アイチは事情を話すも、櫂は「ヴァンガードで奪われたものはファイトで取り戻せ」と言う。アイチはこの日まで密かに暖めていたデッキを用い、櫂に勝負を挑むのであった。
櫂には何か思うところがあるようで、アイチに「ブラスター・ブレード」をファイト中だけ返し、ティーチングしながらファイトを進める。
そして次第に盤面が進み、アイチは櫂と面識があったことを思い出す。
いじめられていた小学生時代、初対面の元気のないアイチを励まし、「ブラスター・ブレード」を差し出した思い出の人物。
「イメージしろ」という決まり文句。
それはまさに櫂トシキその人であった。
それを認識したお互いは不適に笑い合い、アイチは勢い良く、自分のイメージに従い叫ぶ。
「立ち上がれ!僕の分身!」
ここからはアニメ【カードファイト ヴァンガード】のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
アニメ【カードファイト ヴァンガード】のネタバレ感想
ⓒヴァンガードプロジェクト/テレビ愛知
アイチは櫂に一度勝ったが、まだまだ初心者であることには変わりない。
森川たちと友達になり、小学生にして実力者の葛木カムイとのファイトでヴァンガードの新たな一面を感じ取り、ショップ店員の戸倉ミサキとのファイトで自分のデッキの未完成さを思い知る。
日々新たな体験を得るアイチはやがて、再び櫂と全力同士で戦える自分になれるよう、強くなる事を目指す。
そのひたむきさでめきめきと強くなったアイチは、ショップ『カードキャピタル』のメンバーとして地区大会を制するほどになった。
しかし続く全国大会では全力自体は出せたものの、やはり実力が不足していることを思い知らされる。日本一のチームに一勝を収めた櫂とは大違いだった。
やがてアイチは、実は設定ではなく存在していた惑星クレイの運命力を受け取る力『PSIクオリア』を発現させ、確実に実力者としての階段を昇っていた。
しかし能力の反動か、次第に他人を貶めるような性格へと変貌してしまったアイチは、実力を認めて欲しい一番の相手・櫂から否定されてしまう。
櫂に対する不信感が募ったアイチの前に、全国大会優勝チーム『AL4』を率いる「雀ヶ森レン」が現れる。
ただ力を求めるアイチはレンの誘いに乗り、これまで愛着していたブラスター・ブレードを始めとした「ロイヤルパラディン」を捨て「シャドウパラディン」を使い始め、更にアイチの暴走はエスカレートしてしまう。
アニメ【カードファイト ヴァンガード】の見どころ、ここは絶対見るべき!
序盤での「あくまで日常の生活の延長」感が、地味に輝いている見どころかと思います。
それぞれの身近な悩みや個性が絡み合うからこそ、奇抜な惑星クレイやカードゲーム内の戦闘も引き上げられて輝き、内気だった主人公・アイチの成長もリアルに感じられました。
メインメンバーだけでなく、森川や伊崎、アイチの妹・エミや、カムイの取り巻きの二人、三和も合わせた掛け合いも一々クセがあって面白いです。
ライバルチームの個性も見逃せませんが、特に面白いキャラとシーンは「矢作キョウ」関連でした。強いはずなのに彼の見事なやられっぷりはクセになります!
普段冷静で全く笑顔を見せない櫂ですが、ファイトになるとテンションの上がり様がすごく、嬉々として敵を焼き払う様は、恐ろしくも何だか愛おしく感じられるような気もします。
そこはやはりまだ高校生・・・え?
愛おしくはない?
悪人面?
漫画版だと3話以降はここまで厳しくはないんですが、なぜか初代アニメでは急に壁を作ったんですよね櫂くん。
そんなに2話のテンションが恥ずかしかったとスタッフから解釈されたのでしょうか?確かにアレは普通の人なら黒歴史でしょうが・・・。
アニメ【カードファイト ヴァンガード】のラスト、結末は?
ⓒヴァンガードプロジェクト/テレビ愛知
カードキャピタルのチーム『Q4』を抜けた櫂は自分の気持ちに整理をつけ、闇に飲み込まれていたアイチに勝負を挑む。
アイチのシャドウパラディン相手にロイヤルパラディンで挑む櫂は、その絆の力の真価を発揮させて渡り合う。
次第にその様子を見たアイチは、強さよりも、何よりファイトに大切なことを思い出し、涙を流して元の優しい性格に戻るのだった。
その後に、櫂はレンの濁った目を覚まさせるべくファイトを挑むが、あと一歩届かず敗れてしまう。
しかし櫂のアドバイスも受けた2度目の全国大会、その決勝。チーム全体であのAL4に渡り合い、最後にアイチ対レンの大将戦。
一度は闇に飲み込まれ、それを否定したアイチだったが、アイチはもう一つの答えを見つけ出していた。
「光と闇、どちらも自分の一部」なのだと認めた彼は、その答えを体現したカードを切り札に、レンの真っ黒な闇を切り払い、勝利を手にした。
全国大会を優勝したアイチを待つのは、櫂トシキというずっと憧れにしていたヴァンガードファイター。
二人は対等となり何の憂いもなく、アイチと櫂のファイトの幕が上がる。
アニメ【カードファイト ヴァンガード】に込められた想いや意味とは?
「(なりたい自分を)イメージする」。
これに尽きると思います。
主人公・アイチはなりたい自分、「ブラスター・ブレード」を櫂の助けを得てイメージすることで、長らく嫌いだった気弱な自分を乗り越えることに成功しています。
それを始まりとして様々なファイターと交流を持ち、序盤は比較的現実的で楽しいカードゲーマーライフを送る事ができました。
しかしある程度強くなっても、目標の原点の櫂の姿は未だに遠く、元々優しかったアイチでさえ、焦りから『敗者必滅』の考えに取り憑かれてしまいます。
そして己のイメージは「ブラスター・ブレード」からより冷酷な「ブラスター・ダーク」へ。
アイチは特別な能力『PSIクオリア』を操れるようになったことでますます勝利に取り憑かれ、それ以前とは考えられない勝利率を叩きだしていきます。
しかし、そんなアイチを止めたのもまた櫂で、櫂はアイチの捨てたデッキを使うことで、本当は優しいアイチに『無理せずとも、優しいままでも強くなれる』ことを教えたのだと思います。
ここは正直描写不足の節もありますが、私はそう解釈しました。
後に自身の心の『光』と『闇』、どちらをも受け入れたカードを切り札として使った事からも、このアニメ第1期は『先導アイチという弱気だった優しい少年が立ち上がる物語』として完成したんだなぁと思う次第です。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
アニメ【カードファイト ヴァンガード】は星いくつでしょうか・・・?
アニメ【カードファイト ヴァンガード】の評価と理由
評価 ★★★☆☆3/5
評価は、星3つです!
その理由は、
序盤の掴みは上々で、都度キャラクターの良さが光っていました。ライバルのカードゲームアニメと比べると、より現実に即した舞台背景なのも新鮮で良かったです。
現実でも発売される商品の良い販促アニメにもなっていました。
しかし後半・佳境の失速感も凄まじく、決められた尺をただ消化しているように感じたことの多い全国大会のファイト部分は正直つまらない回の方が多かったです。
魅力的なところももちろん多いですが、大詰めになればなるほど残念な帳尻合わせも目立っていった、とても惜しい作品でもあると思いました。
それでも、おそらく序盤は商品に興味がなくても広く楽しめるかとは思います。ぜひ覗いていって欲しいアニメでもありました!
これらの点から独断と偏見で星を3つ付けさせていただきました!
アニメ【カードファイト ヴァンガード】を観たくなりましたか?
ⓒヴァンガードプロジェクト/テレビ愛知
いかがでしたか?
今回はアニメ【カードファイト ヴァンガード】のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!
このアニメに興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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