あらすじからネタバレまで丸わかり!
映画『アダムス・ファミリー』は、
親子で楽しめる映画を見たいとき
映画を見て笑いたいとき
ハロウィンの衣装を参考したいとき
にオススメの映画です!
本記事では、
- 映画『アダムス・ファミリー』のあらすじは?
- 見どころは?
- ネタバレは?
- 痛快の瞬間はここ!
- 衝撃の事実はここ!
- 『アダムス・ファミリー』の感想
- 評価は?
これらをご紹介いたします!
特に!「ネタバレ」の「衝撃の瞬間」をお見逃しなく!
今回のトピックスをお読みになれば、『アダムス・ファミリー』の注目シーンを見逃すことなくお楽しみいただけますよ^^
それでは、早速あらすじから参りましょう!
もくじ
『アダムス・ファミリー』あらすじ
大金持ちアダムス家、高利貸しのアビゲイル親子に狙われる
不気味な大屋敷に住むアダムス家は大金持ち一家です。
そんな彼らは浮世離れしており、変わった暮らしをしています。
そんなアダムス家には長年にわたる「ある問題」を抱えていました。
それは、屋敷の当主・ゴメズの実の兄であるフェスターが25年前から失踪していることです。
それはゴメズがつまらない女性問題から兄に嫉妬してしまい、最終的に兄を追い出してしまったのです。その罪悪感を引きずった彼は毎年行われる「降霊会」によって兄・フェスターを呼び出そうとしていました。
一方、アダムス家の財産を狙う者がいました。それはアダムス家の顧問弁護士であるタリー・アルフォードです。
彼は弁護士をしていながら高利貸しからの借金があり、それの返済のためにアダムス家を利用しようとします。アダムス家の莫大な資産を事業につぎ込んで利益を出そうとしたのです。しかしゴメズはキッパリ断ります。
「それはできん」
「どうしてだ?私の名義でやれば良いのだよ」
「いや、家訓で来期まではできないことになっている」
それに、最も大きな金庫の暗号を知っているのは兄のフェスターです。
とりあえず借りたアダムス家のお金を持ち帰りオフィスに戻った顧問弁護士のタリー。彼を待っていたのは、高利貸しのアビゲイル親子でした。返済を促しに脅しにやってきたのです。人並みはずれた腕力を持つ息子・ゴードンがタリーの首根っこを掴み、逆さ吊りにします。
その瞬間、彼のポケットから金貨が落ちてきました。
彼をテーブルに振り投げると、スーツケースが壊され、大量の金貨が現れました。
「それは僕のじゃない!アダムス家のものだ!」
親子はすかさず聞きました。
「アダムス家って誰?」
「僕が狙っている金持ち一家だよ」
するとタリーは高利貸しの息子・ゴードンがフェスターにそっくりであることに気がつきました。
フェスターの生き写し、ゴードン
高利貸しの親子は作戦変更します。
息子ゴードンをフェスターとしてアダムス家に侵入させ、金庫を破壊してごっそり財産を盗もうという計画です。
その夜、アダムス家で「降霊会」が始まりました。
「フェスター、いるなら扉を3回叩きなさい」
ドン!
アダムス家の表情が強張ります。
ドン!
緊張感が高まります。
ドン!!!
「フェスターだ!フェスターが来ているぞ!おばあちゃん、もう一回呼んでくれ」
おばあちゃんが呪文を唱えます。
すると力強く扉が3回叩かれました。
すると一家の僕である「ハンド」が大慌てで玄関に駆けつけます。扉を開けるとそこにいたのは、フェスターでした!
再会に感動するゴメズはフェスターに抱きつきました。
やや戸惑うフェスター。
感動のムードを優しく見守る笑顔を浮かべてやって来たのが、医師を名乗る高利貸しの母親です。
「フェスターは先月、マイアミ沖のまぐろ漁の網に引っかかっているところを発見されました」
医師の話を懸命に聞くゴメズ。
「助かったのは奇跡ですよ」
「マイアミ沖で生き残った人間はいないはず」
水を差したのは、アダムス家の娘、ウェンズデーです。彼女は医師を名乗る女性を疑わしそうな目でずっと見ていました。
「いいえ助かった人もいるのよ」
「そうだ、フェスターは人間には及ばないのだよ」
医師の正体も疑わず、ゴメズはただフェスターとの再会を喜びました。
偽フェスター、正体を疑われる!
こうしてフェスターを取り戻したと喜んでいるゴメズの水面下で、ゴードンと母親の間で金庫破りの計画が建てられていきます。
しかし一人、フェスターの存在を最も強く疑っている人物がいました。それはウェンズデーです。彼女はフェスターのおどおどした態度や数々の失敗から、「偽物」なのではないかと常に疑っていました。
フェスターの失敗はついにゴメズにも影響を与えます。フェスターはこれまで何万回も唱えて来たはずの金庫の暗号を答えられなかったのです。
「もうそんな昔のことは忘れてしまったよ!」
頭が弱いと高利貸しの母親に舐められていたゴメズも、さすがにこれにはフェスターの正体を疑わずにはいられません。
アダムス一家の財産が危ない!
しかしフェスターには任務があります。母親と「今夜金庫破りを決行する」という打ち合わせをします。
ところがこの会話をウェンズデーが盗み聞きをしていました。
それに気がついた親子はウェンズデーを追いかけます。彼女は森の中に逃げ込みました。
ウェンズデーの姿が見当たらず、心配したアダムス家が様子を伺いにやって来ました。彼女を必死に探します。
その間に訪問弁護士のタリー・アルフォードとアビゲイルによってアダムス家を法的に差し止めの手続きをしてしまいました。偽フェスターの手に屋敷ごと渡ってしまったのです。
一家は荷物をまとめ、屋敷からの退場を余儀なくされます。
財産も家も失ったアダムス一家の運命はどうなってしまうのでしょうか?
ネタバレに入る前に、ここでこの映画の見どころをご紹介いたします!
『アダムス・ファミリー』の見どころ
それではここで、ネタバレに入る前に『アダムス・ファミリー』の見どころ2つについてお話しします!
見どころを知ったあなたは、ストーリーをもっとお楽しみになれますよ^^
試練を乗り越えるフェスター
フェスターのフリをするゴードンはマザコンですが、それゆえに母を失望させないよう必死に振舞います。
例えば、アダムス家で初めて朝食の席に着いた時のことです。ゴメズの妻、モーティシアは尋ねました。
「昨夜はよく眠れた?」
不気味な世界観の中で過ごすアダムス家のことです。
フェスターは模範解答を知っていると言わんばかりのドヤ顔でこう答えました。
「死んだようにね」
しかしこの解答にはゴメズもモーティシアも困惑しました。
「兄さんがぐっすり眠ったなんて!」
「昔は毎晩うなされていたのに」
さすがに偽フェスターもこの展開を予測できず、誤魔化すより他ありませんでした。
根性の悪い母親からの任務を必死にこなそうと一生懸命になるフェスターはどこか愛おしいです。
ウェンズデーとパグズリーのお遊戯会
フェスターの数々の失敗からアダムス家、特にウェンズデーに正体を疑われています。
それを晴らそうとして「決闘ごっこ」をしていた二人に叱責を与えたことがきっかけに心理的距離を縮めていきます。
「ダメだダメだダメだ!決闘になっとらん!」
「いいかい、頸動脈を狙うんだ」
こんな風に「本当の決闘を教えてくれるおじさんは本物だ!」と疑いが晴れ、尊敬の念さえ抱き始めた二人。
実は「決闘ごっこ」はお遊戯会の出し物の練習をしていたのでした。
もっと迫力のある素晴らしい演出にしたい、そう考えた二人はおじさんに相談します。
そして迎えた当日。
フェスターはなんとか間に合って保護者席に着席することができました。そして二人の出番がやってきます。
この演出はすごいです(笑)
本当のお遊戯会ではできません。
二人がお互いの体を切りつけるたびに体が切り落とされ、血がシャワーのごとく吹き出します(笑)
この光景を見てアダムス一家は誇り高かったでしょうね。
このようにして、フェスターは「フェスターになりきってアダムス家の財産を手に入れる」ためにアダムス家に侵入しているわけですが、フェスターを演じているうちにアダムス家に愛着が湧いてきてしまいます。
『アダムス・ファミリー』ネタバレ!
医者を偽るママを撃退!懲らしめたのは・・・?
こうして屋敷から追い出されたアダムス家。
これまでとは全く違う暮らしに戸惑い、そしてフェスターの仕打ちに悲嘆にくれます。我慢ならない妻のモーティシアはアダムス家のものだった屋敷に忍びこみます。
しかしすでに屋敷はアビゲイルのもの。
彼女は間も無く捕まります。その一部始終を見ていた者がいました。
それは「ハンド」です。
ハンドはすぐさまアダムス家の方に戻りました。
名前の通り手しか体を持っていないのでジェスチャーでゴメズに伝えます。二人は長年の付き合いがあるので、ハンドのジェスチャーを読み取ることができました。愛する妻を奪われたゴメズは怒りに震え、すぐさまモーティシアの救出に向かいます。
痛快の瞬間!
アビゲイルはモーティシアを痛め付けようと手段を選びません。
ゴードンはアダムス家でフェスターを演じているうちに、情が母親からアダムス家に移っていました。そんな母親についに怒りを表します。
怒りに震えたゴードンはある本を手に取りました。
それは、嵐を呼ぶ本“Hurricane Irene”(ハリケーン アイリーン)です。これを開くと嵐が巻き起こりました。
抵抗もできないアルフォードとアビゲイルは嵐に巻き込まれて姿を消しました。
フェスターの正体は・・・?
衝撃の瞬間!
すると嵐を呼ぶ本によって稲妻がフェスターの頭に落ちました。感電したフェスターは物凄い衝撃を受けます。
すると、そのショックで彼は記憶を取り戻しました。
彼はアダムス家の顔を見ると懐かしさがこみ上げて来ました。
彼は、実はフェスターにそっくりなだけでなく、本物のフェスターだったのです。
追い出されて記憶を失っている間にアビゲイル家の養子になっていただけなのでした。こうして一家は元の大屋敷に戻り、ゴメズとモーティシアは夫婦愛を取り戻しました。
一家が実の兄・フェスターを取り戻し、幸せを噛みしめました。
ハッピーエンドで良かったです。
それでは、こちらの作品の評価・感想に移りましょう。『アダムス・ファミリー』は星いくつでしょうか・・・?
評価は?
評価 ★★★☆☆3/5
評価は、星3つです!
その理由は、
- 老若男女問わず誰もが楽しんで観れるコメディ映画
- 頑張るフェスターの姿が良い
- ウェンズデーが不気味可愛い
残りの星は、もう一捻り欲しかったなあというところです。アダムス家の不思議な世界観で楽しめたのですが、ストーリー展開にもう一捻りあればもっと見応えもあったのではないかなあという気もします。
感想
とはいえ、始終ワクワクして観ていました!
通常の世界ではありえないような常識がたくさんあり、それらが不気味でありつつ面白くて先が気になってしまいました。
例えば「降霊会」という行事ではフェスターの魂が舞い降りてくるとされていたり、アダムス家の金庫の扉は隠し扉になっていて、合言葉が「欲張り!」だったり。
当初この常識にはフェスター自身も戸惑っていました(笑)
不器用ながらもなんとか実の兄として振る舞おうと必死になっている姿は微笑ましかったです。
そして!
個人的にはウェンズデーがとても可愛くて目が離せませんでした!
ヴィジュアルが黒いワンピースにおさげという古風なスタイルでもうその時点でポイントが高いのですが、可愛いのはこれにとどまりません。
年頃の女の子とは違い、根暗で、ついつい残酷な妄想をしてしまう。海と死の研究をしている。首の取れた自分の人形と寝ている。
などなど、「不気味可愛い」要素が盛りだくさんでした!
『アダムス・ファミリー』観たくなりましたか?
いかがでしたか?
今回は映画『アダムス・ファミリー』のあらすじ・ネタバレ・評価についてご紹介してきました。
また見どころでは
- 懸命なフェスターの姿
- 普通はありえないお遊戯会の模様
についてもお話ししました。
この作品は「アダムス・ファミリー2」という続編もあるほど、アメリカを中心として多くの人に愛されている作品です。
老若男女問わず楽しめるところが、人気の秘訣なのかもしれません。
予告編はこちらになります♪
『アダムス・ファミリー』をもっと詳しく知りたい!
この記事を読んで『アダムス・ファミリー』についてもっと知りたくなった方はこちらもお読みになってください♪
映画『アダムス・ファミリー』ウェンズデー役と名前の由来・曲・ハンドについて解説!
公開日
1991年11月22日 アメリカ合衆国
1992年4月25日 日本
ジャンル:コメディ
監督
バリー・ソネンフェルド
キャスト
- モーティシア・アダムス:アンジェリカ・ヒューストン
- ゴメズ・アダムス:ラウル・ジュリア
- ウェンズデー・アダムス:クリスティーナ・リッチ
- パグズリー・アダムス:ジミー・ワークマン
- グラニー・アダムス:ジュディス・マリナ
- フェスター・アダムス/ゴードン・クレイブン:クリストファー・ロイド
- マーガレット・アルフォード:ダナ・アイヴィ
- ラーチ(執事):カレル・ストルイケン
- タリー・アルフォード(弁護士):ダン・ヘダヤ
- ウォーマック判事:ポール・ベネディクト
- アビゲイル・クレイブン/Dr.グレタ・ピンダーシュロス:エリザベス・ウィルソン
- カズン・イット:ジョン・フランクリン
- フローラ・アモール:モーリーン・スー・レヴィン
- ファウナ・アモール:ダーリーン・レヴィン
- スーザン・フランクリン(教師):リーラ・アイビー
- デクスター・アダムス(結合双生児の双子の男):ダグラス・ブライアン・マーティン
- ドナルド・アダムス(結合双生児の双子の男):スティーブン・M・マーティン
- ランピー・アダムス(ラーチのいとこ):ライアン・ホウリハン
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