あらすじからネタバレまで丸わかり!
映画【インターンシップ】は、
仕事に疲れたとき
やる気が出ないとき
人生につまずいたとき
に観て欲しい一押しのコメディ映画です!
この作品を見てIT音痴のオジさん達に元気をもらっちゃいましょう!
本記事では、
- 映画【インターンシップ】のネタバレは?
- チームライルどんなチーム?
- 衝撃の事実はここ!
- 感動の瞬間はここ!
- 映画【インターンシップ】の感想は?
- 映画【インターンシップ】の評価は?
これらを一挙にご紹介いたします!
特に!「ネタバレ」の「ミッション4、驚きの場面」をお見逃しなく!
今回のトピックスをお読みになれば、『インターンシップ』の注目シーンを見逃すことなくお楽しみいただけます。
もくじ
映画【インターンシップ】予告動画
まずは予告動画をご覧ください
映画【インターンシップ】公開日・ジャンル
ⓒTwentieth Century Fox Home Entertainment LLC.
公開日:2013年6月7日 アメリカ合衆国
劇場未公開 日本
(※2015.3.18 先行レンタル配信/4.3ブルーレイ&DVDリリース)
映画【インターンシップ】原作・脚本・著者・監督
- 監督:ショーン・レヴィ
映画【インターンシップ】主演・キャスト
- ビリー・マクマホン – ヴィンス・ヴォーン
- ニック・キャンベル – オーウェン・ウィルソン
- ダナ・シムズ – ローズ・バーン
- ミスター・ロジャー・チェティ – アーシフ・マンドヴィ
- グレアム・ホートリー – マックス・ミンゲラ
- ライル・スポルディング – ジョシュ・ブレナー
- スチュアート・トゥオンブリー – ディラン・オブライエン
- ネーハ・パテル – ティヤ・シルカー
- ヨーヨー・サントス – トビット・ラファエル
- アンドリュー・アンダーソン(ヘッドフォン) – ジョシュ・ギャッド
- マリエレナ・グティエレス – ジェシカ・ゾア
- ケヴィン – ウィル・フェレル
- サミー・ボスコ – ジョン・グッドマン
- 本人役 – セルゲイ・ブリン
それでは、ネタバレに入る前に、少しだけ「あらすじのおさらい」をしましょう。
映画【インターンシップ】のあらすじ
時計屋のセールスマンとして働いていたビリーとニック。
「あいつは娘の写真を見せてくるからな」
今回の客、ボビーの情報をしっかり頭に入れた二人はいい調子で切り出しました。
「時間は管理できるんだぞ」
さっと時計を取り出すと、ボビーは顔色を変えました。
「これ冗談だよな?」「悪いけど、君たちの会社は潰れたんだ」
そこで二人は、初めて自分たちの会社が潰れてしまったことを知ったのです!
露頭に迷う二人。ビリーはインターネットで仕事を探している時にあることを思いつきました。
《グーグル》
そしてそこに、道が開かれたのです。
《グーグル インターンシップ》
児童図書館のパソコンで行われた土壇場面接は若手社員、ライルの一言によって無事通過し、グーグル本社のあるカリフォルニアへと二人は降り立ったのです。
さて、無事本社へと到着したビリーとニック。ここからはインターンシップ通過のためにグループを組まなければなりません。
ところが、オジさんの彼らには「ある強敵」、グレアムが待っていました。彼が選りすぐりの優秀なチームを組んでいる傍ら、二人は残り物として組んだチーム・ライルとして戦わなければなりませんでした。
▼もっと詳しくあらすじを知りたい方はこちら
>>映画【インターンシップ】あらすじご紹介!見どころを見逃すな!
ここからは映画【インターンシップ】のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
映画【インターンシップ】ネタバレ感想
込められた想いを理解しつつ、作品を見るのも面白いぞ!
ミッション1:コードからバグを探せ!
さてチーム・ライルとして動き始めた彼ら。最初のミッションは、コードの中のバグを突き止めることでした。
開始の合図とともにインターン生達はそれぞれ思いつくコードをものすごい勢いで書き始めました。ちょっと風変わりな「変人」といえども、アメリカ中から選別された優秀な学生達です。
ところがオジさん代表ビリーとニックはコードのコの字も知りません。
彼らは彼らなりに考えを巡らせます。
「コード、コード、コード…」
「バグってことは、虫だよな。虫がパスワードに違いない」
意味の無いことを喋りまくる二人に、ライルが口を挟みます。
「僕たちが探さなきゃならないのはバグだ。パスワードとは別物なんだよ」
「そうだ、虫は飛ぶからFLY(フライ)だ」
「ちょっと黙ってくれないか!」
ヨーヨーがついに怒鳴りました。
「なんだよ!僕たちだって取り組んでるじゃないか」
「取り組んでるのは僕らだよ!」
「悪いけど、あなた達は意味のないことばかりを喋っていて、すごくうるさいの。私たちはコードの中から突き止めなければならないのよ」
ネーハが言います。
「でもバグを作ったのは人だろ?」
「きっとこの建物の中に、バグを起こした奴がいるはずだ」
こうしてビリーとニックは再び二人の世界へと戻ってしまいました。
二人が邪魔でならない空気になり、ヨーヨーが思いつきで言いました。
「そうだ、君たちが合わなきゃいけないのは…教授だ!」
学生達に言いくるめられたうるさいだけのオジさん二人は、意味もなく教授を探しにオフィスを出て行きました。
うまくオジさん達を排除した学生達。
しかし口論が絶えず一つ目のミッションは失敗に終わりました。
お昼の時間になりました。
人が多いテーブルにビリーとニックは席を見つけることができませんでした。
チームであるにもかかわらず学生達は彼らをテーブルに入れたがらず、二人はヘッドホン男と相席することにしました。
「そこのヘッドホンの方、席空いてます?」
しかし彼は聞こえていないのか、無反応です。
「良いとしよう」
ヘッドホン男は二人に目もくれずに手際よくタイピングを続けています。
「彼はきっとコンピューター界のヒーローなんだよ」
二人が相席で食事を取っていると、独裁者、グレアムがやってきました。
「やあニコラス!ウィリアム!後は誰だ、知らないな」
チームメイトを引き連れてやってきました。美男・美女、そして一人のふくよかな男です。
「いいことを教えてやろう、俺たちはバグ・チャレンジに勝ったぞ」
グレアムはどこまでも勝気です。
「じゃあな、スポーツ・チャレンジで会おう」
ミッション2:団結力を見せつけろ!クイディッチ・ゲーム!
チーム・ライルの相手はなんと、あの男、グレアムのチームでした。
これは負けられません。
このゲームでは、ほうきをまたぎ、ボールを相手チームのリングにシュートするというシンプルなゲームです。その様子があの魔法学校『ハリーポッター』で行われるクイディッチにそっくりです。
グレアム・チームはお揃いのブルーTシャツを装備。
ここでもグレアムは独裁っぷりを発揮しています。
さあ、お互い見合って・・・
試合開始!!
オジさん二人がお腹の贅肉をタルつかせながら必死に走り回る!
しかしボールが複数飛び交うので体が追いつかない!
華麗なパスをつなぎ、チーム・グレアムは早々に得点を決めます。
「ITと何の関係があるんだ?」
ビリーもニックも若者の機敏な動きに追いつけません。
チームにはコミュニケーションが取れておらず、守備に回るものがいないため得点され放題です。
一方、スマホ男ステュアートはというと、相変わらずスマホがお友達。
バシンッッッ!!
顔面にボールがぶつかりました。ぶつけたのは、同じチームの女子ネーハです。
「ゲームに集中して!」
この調子でチーム・グレアムは70ポイントを荒稼ぎします。このゲームに観衆は興奮し、グレアムがけたたまし吠えまくります。
「タイム!タイム!」
叫んだのはビリーです。各チームがそれぞれ集まります。
「ザック以外はよくやったな」
独裁者グレアムは太ったザックを明らかに差別します。
「ありえない」「ジョークにもならない」
「俺も笑えない。ビリーは?」
メンバーは口々に弱音を漏らします。
「ちっとも。ダンサーを夢見た製鉄の町の少女を思い出した」
ビリーが語り始めます。
「誰もアレックスの夢を信じなかった、ただ彼女自身だけが信じていたんだ。彼女は不利な状況にあったけど、マニアックになり挑戦し続けたんだ」
「マニアックと言われたことはあるか?」
「母に『愛してる』というと皆にそう言われる」
母乳男のヨーヨーです。
「そりゃそうだ。それもいい意味でマニアックさ」
ニックがチームを盛り上げていきます。
「それに、ビル・ゲイツもマニアックと言われていた」
「そんなことないと思うけど・・・」
「「細かいことは気にするな」」
ビリーとニックは息ぴったりに言いました。
「そして彼女は、巡り巡ってオーディションにこぎつけ、巡り巡ってダンス学校へとたどり着いた」「そして彼女は、僕たちの心の中さ」
「僕たちもアレックスみたいに、夢を目指そう」
「僕たちが荷物になっているかもしれないけど、チームだ。自分たちを信じよう」
情に訴えかけるビリーとニックの励ましに、チームに闘争心が芽生えてきました。
試合再開。猛突進するチーム・ライルのメンバーの表情は、力強く、闘争心にみなぎっています。
するとどうでしょ?これまでの試合が嘘のように、チームが団結し始めました!
ビリーの得点を境に、メンバーがパスを繋ぎ、着実にシュートを決めていきます。スマホ男ステュアートも、スマホで反射させた太陽光で敵の目をくらますなど大活躍です!
70−0が70−10に、やがて70−60、70−70と同点にまで追い上げました。
「ザックどこにいたんだよ?」
追い上げてきたチーム・ライルに焦りを感じたグレアムは、ザックを叱りつけます。
「あれは何だ?」
向こうから金タイツの男が現れました!これはスニッチです!スニッチの尻尾を捕まえたチームが優勝です。
両チームスニッチを追いかけます。ビリーとグレアムの負けられない戦いです。
するとそこでザックが倒れました。グレアムの命令です。審判が目を離した隙に、グレアムがビリーの足を引っ張りました。これは反則です。
ピピーーーーーーーーーー!
会場が歓喜に包まれました。グレアムがスニッチの尻尾を捕まえたのです。
ビリーは納得できません。
「あれは反則だろ?」
「悪い、見てなかった」
審判はグレアムの反則を見ていなかったので、勝負は取り消せません。
「チクショウ!」
ヨーヨーがほうきを投げつけました。同点まで追い上げたのに、こんな勝負は理不尽です。
「落ち着け。初めてチームが一致団結したじゃないか」
「この調子で頑張ろう」
ミッション3:独創力で新しいアプリを作れ!
「これまでの人気アプリをカテゴライズしよう」
「機能とユーザーを分類するんだ」
秀才チームが3つ目のミッションに取り掛かります。
「君たち、アプリを使うのはカテゴリーじゃなくて人間だろ?」
ビリーが立ち上がりました。考えがあるのです。
「これまでは撮った写真はアルバムに保存したまま。でも、それを即座にオンザラインで共有できればいいんじゃないか?」
「オンラインだ」
「それって、人気アプリ『インスタグラム』だろ。フェイスブックが10億円で買ったんだ」
スマホ男、ステュアートが指摘しました。その通りです。
「俺のは全然違う」
「どこが全然違うの?」
それからビリーはあれこれ解説しますが、まるっきりインスタグラムと同じです。
チームは立ち止まってしまいました。
「よし、リフレッシュしよう」
クラブで大暴れ!
彼らが向かった先は中華料理屋でした。腕の立つ営業マンだったビリーはお得意のトークで料理店中を笑いに包みます。この技には学生達もびっくりです。
こんな話術が彼に眠っていたことに驚きます。
そして中華料理店の店員に紹介されたダンスクラブに向かいました。
ダンスクラブは学生達にとって刺激的でした。爆音の音楽、眩しいカラーライト、そしてセクシーなお姉さんたち・・・
ここではビリーとニックが優勢です。二人は初めてチームの中で遊び方を教える側に立つのです。
「ダメだ、僕はお酒は飲めない」
「21歳だろ?」
「ママがお酒は脳に悪いって言うんだ」
ショットグラスをためらうヨーヨー。教育ママを持つ彼は成人しているのにもかかわらずお酒を飲んだことがありませんでした。
「テキーラでプライドが高くなるわけじゃないが、これはこれで正しい道への第一歩になるかもしれないぞ?お前次第だ」
ニックの後押しが効き、ヨーヨーは生まれてはじめてお酒を口にしました。
「乾杯!」
「思い出せない夜に!」
はじめてアルコールを口にしたヨーヨーは大興奮です!アルコールにセクシーなお姉さんに、これまでない楽しさを味わいます。
「嘘だろ」
ライルは驚きました。セクシーな格好で踊っているのは、自分が気になっているダンスクラブの先生でした。
「素の自分で攻めるんだ。君はいいやつさ」
女性に積極的になれず、自分に自信を持てないライルの背中を、ビリーが押してやります。
「やあ」
ライルが先生に話しかけます。
「あなたは、とっても、魅力的なダンスをするね」
「そう?なんだか恥ずかしいわ」
普段とは違う姿の先生です。
「それなら僕だっていつも情けないダンスを見られて恥ずかしかったよ」
「恥ずかしいダンスなんて記憶にないわよ」
「じゃあ、これでおあいこ」
ライルがわざと下手なダンスをしました。先生が笑います。
「もう止めるから、君に一杯奢ってもいい?」
ビリーの一言で、ライルは先生との距離を縮めることができました。
するとそこへ男性がやってきました。先生にナンパをします。しかし先生はライルとの会話を楽しんでおり、その男を振り払いました。
それに怒りを買った男は今度はライルに絡み始めました。口論に気がついたビリーとニックが駆けつけ、それを見た男の仲間も駆けつけました。
ムキムキなお兄さん達 VS ITインターン生
「おいおい落ち着けよ、お互い楽しく過ごそうじゃないか」ニックがなだめます。
「いい考えだな」
ナンパ男が振り返り、去ろうとした瞬間、ビリーに殴りかかりました!
そしてそこから大奮闘!
のはずが、暴れるネーハとヨーヨーは従業員に連れて行かれ、あっけなくチームは外へ放り出されました。
絆を深めたチーム・ライル
6人はゴールデンゲート・ブリッジを眺め朝日が昇るのを待っていました。酔いが覚め、頭が冴えてきます。
ライル一人だけが酔いが残っています。
「このまま立ちションしてる写真、先生に送ってもいいかな?」
「最悪だよ、ダメに決まってるだろ」
「17の二乗は?」
「289だけど?」
ライルはたとえ酔っていても計算できるほど優秀だとわかっただけでした。
「それだよ。これをアプリにするんだ」
「え?」
ニックの言葉にみんなが振り向きます。
「自分が酔っているのかどうかを試す問題を出すアプリを作ればいいんだよ」
クラブで遊んだことはチームの団結を高めただけでなく、3つ目のミッションのアイデアも生み出しました。
「そりゃいい。早速本社に戻ろう」
「待って、あと5分だけこの景色を見ていたい」
引き止めたのはステュアートでした。あれだけチームメイトに関心のなかった彼に、変化が見られました。
そしてチームは、あと少しだけこの余韻に浸りました。
ミッション4:お客様相談センターで悩みを解決!
こうして団結を深めたチーム・ライル。翌日の二日酔いは地獄のようでしたが、なんとあのアプリでダウンロード数一位を獲得したのです!
そして4つ目のミッションはお客様サポーターとして、実際のお客様対応でした。ひっきりなしにかかってくる様々な疑問を対処しなければなりません。
これは敏腕セールスマンだったビリーとニックの得意分野だ。
そう思いましたが、ビリーにはある問題がありました。それはあまりにもパソコンに不慣れだったことです。そのため、お客様の対応をするための知識が不足していました。
ビリーは本社で一人残り、徹夜覚悟で勉強をしていました。しかし一人でははかどりません。
驚きの場面!
「うわぁびっくりした!驚かすなよ」
ビリーは一人でいると思ったら、実はヘッドホン男がいたのです。彼がはかどらないビリーに助言をしたのです。
「あれ?ヘッドホンしてるんじゃ…」
「ああ、全部聞こえてるよ。実は何も音楽は聴いてないんだ。コミュニケーションが苦手だから、聴いているフリをしてるんだ」
ビリーはこれには驚きました。かつて昼食のテーブルで相席になった時も、全て聞こえていたのです。
「僕は、Gmailが苦手だ」
そこでヘッドホン男はビリーに様々な基本事項を指導し始めました。
「これってもしや、子供にアルファベットを教えてる感じ?」
「いや、僕に言わせると子猫にアルファベットを教えてるようだ」
二人は笑いました。
「君はコミュニケーションが酷すぎる。でも、君が気に入ったよ」
ヘッドホン男はビリーの人間味に安心感を覚え、そして再び指導を開始しました。
翌日、ビリーは準備万端でした。知識を身につけたビリーは、得意のセールストークで何人ものお客様の対応をしました。これまでチームの足を 引っ張ってきたビリーはここでチームメイトに追いつこうと頑張ります。
ビリーの失敗
「そこまで!」
終了の合図が出ました。ビリーは得意げに自分のパソコンの画面を眺めました。すると大変な事態に気がつきました。
みんなの中で、ビリーだけがログインできていなかったのです。
ログインをした状態でないと履歴が残らず、チームのポイントが加算されません。一人分のポイントがないようでは、他のチームと競うのは無理です。
「うっかり忘れてしまったんです」
司会者にそう言いましたが、時すでに遅し。チーム・ライルは4つ目のミッションをクリアすることができませんでした。
「最後のミッションで巻き返すなんて無理だよ」
「ビリーは本当にいいやつだけど、このミスは致命的だ」
ビリーが戻ってくるとチームメイトは気まずそうな顔をしました。
「僕はチームを抜けるよ」
ビリーは自分のしたことに大きな責任を感じ、チームを去ってしまいました。ニックは彼を引き止めましたが、聞く耳を持ちません。
ミッション5:最後のチャンス!店舗契約を交渉しよう!
最後のミッションが、チームでグーグルサービスを販売し、実際に店舗と交渉をします。店舗数やその店舗の規模によって得点が変わります。
チーム・ライルはますます落ち込みました。今こそビリーを必要としているのに。
ビリーを責める空気を作った自分たちにも責任を感じます。
ニックはビリーを連れ戻すため、彼を探しに行きました。残った4人が個人経営のピザ屋さんに向かいます。
一方ビリーは、すでに新たな職を見つけていました。友人のつてで、老人向けのサービス業を行っています。友人は耳の遠い老人に向かって怒鳴りつけるような喋り方をします。これにはビリーも戸惑いました。
「ビリー!」
振り返るとニックがいます。
「何しに来たんだよ?」
「お前こそ何しに来てるんだよ?」
この光景は、まるでインターンシップ面接を受ける前の光景のようです。対場は逆ですが。
「君はかつてでっかい夢を追いかける、でっかい男だったじゃないか」
ニックがビリーに説得します。
「僕は人の夢を邪魔するようなことはしたくないんだ」
「たかがログインのボタンを押し忘れただけだろ?君は、タフな男だったじゃないか!」
一方、残されたメンバーは個人経営のピザ屋さんにいました。
「こ、このサービスを使うと、と、とても便利なんです」
「君たちはITには強いかもしれないが、僕らはただ家族経営でやっているだけだ。そのようなサービスはなくてもやっていけるんだよ」
接客をしたことがない彼らは店主を前にすると言葉に詰まりました。全てが棒読みで、何も伝わって来ません。
4人は何もできませんでした。自分を罰する癖のあるヨーヨーは眉毛を抜こうとしましたが、もうすでに片方の眉毛は無くなっていることに気がつきました。
そのピザ屋さんでもらったピザを虚しく食べていると、奴らがやって来ました。チーム・グレアムです。グーグル自転車に乗っている彼らが立ち止まりました。
「契約0なんだって?俺らはもう契約を結んでいたところだ」
グレアムは得意げに話します。もうチーム・ライルには勝ち目もありません。
「おいザック、ピザばかり見るな。
お前チームに貢献してるつもりか?太り過ぎなんだよ」
そう言ってグレアムは走り去り、その後をメンバーが追いかけます。ザックは太っているという理由だけで、同じチームであるグレアムにこうした扱いを受けています。
「ありえない」
チームメイトがグレアムに呆れます。するとライルが車のクラクションに気がつきました。
救世主、現る
そこには、ビリーとニックがいました。
「戻って来たな、ビリー」
「どうしたんだ眉毛は?」
「もう無くなった」
ビリーは改心しました。もう一度、チームとして戦うことを。ニックが黒マジックでヨーヨーの無くなった眉毛を描いてやりました。
「よし、行くぞ」
再びピザ屋に戻りましたが、店主は頑固でした。
「何度も同じことを言わせないでくれ」
「人が人生の中で最も恐れるものはなんだと思いますか?」
ビリーが尋ねました。さすがセールスマン、鋭い切り口です。
「それは変化です」
「待て待て待て、僕らはこれまで通りの売り方でいいんだよ」
「でも、こんなに素晴らしいピザですよ?もっと沢山の人に食べてもらいたいと思いませんか?」
ニックのトークにも熱がこもって来ます。コンビトークが力量を発揮します。
「そうですよ、ソースだって秘伝のレシピで作っているでしょう?言わなくていいですよ?」
すると店主は黙ったまま、しかし図星だという顔をしました。
「「ほらね!」」
「ソースは近くの市場から仕入れた野菜で作ってるんだ」
「僕は父にもっと店を大きくしようと言って来たのですが、父は頑固で」
「味が不安定になることでお客様の信頼を失いたくないんだ」
「なんでソースがうまいか?それは俺が市場に行ってトマトを選りすぐっているからだ」
店主がこだわりを話し始めました。ビリーとニックのトークが店主の心を開かせたのです。
「店主さん、こんなにも沢山の人が、あなたのピザを愛しているのですよ」
ニックが見せたのは、サイトに投稿された数々の口コミでした。これまでコンピューターを使わなかった店主は知らなかったのです。
メンバーが誠意を込めて店主を説得します。少しずつ、店主の心が動き始めました。
チーム・ライル、現れる
「結果発表を始めます」
司会進行が優勝チームを名乗ろうとした時です。
なんだあれは?
うそ〜!ハハハハハ!
会場がどよめきに包まれました。司会者の背後のスクリーンに、チーム・ライルのダンスビデオが大きく映し出されたのです。
すると向こうから、ピザの箱を持った彼らがやってくるではありませんか!!
音楽に合わせてピザを配り始める彼ら。茶目っ気ある登場とピザの大サービスに観客は大盛り上がりです。
そしてビリーが司会者に一枚の紙切れを差し出しました。それは、ピザ屋との契約書でした。
「これは、もう一度計算し直さなくては」
会場に緊張が走ります。
「君たちのチームには、ミッション一回分のポイントが入っていない」
ビリーがうつむきます。
「しかし、このピザ屋は今後フランチャイズ展開する余地を大きく持っている」
チームに期待が募ります。
「そして、君たちは情報を通じて人と繋がった。これこそが、我々の目指すところだ。君らは、決してあきらめなかった」
「というわけで、」
「待て待て待て!」
横柄な態度で遮ったのは、グレアムでした。
「あなたは話になりませんよ。責任者誰なの?」
衝撃の事実!感動の瞬間!はココだ!
「ここだよ」
声のするところに視線が集まりました。
そこにいたのは、なんと、ヘッドホン男でした。
「あの男が?」
ヘッドホン男が後ろの席からやって来ました。
「チーム・ライルは聡明で、協力的で、一生懸命だった。そして、チーム一丸となってこのプログラムに取り組んだ。これが、グーグリネスだ」
「グーグリネスってなんだよ馬鹿らしい」
「それがわからないなら、ここで働く資格はない」
「それに、君のせいで人前に立たなきゃならなくなった」
ヘッドホン男が耳打ちしました。
「さあ、」
司会者がビリーたちに向き直りました。
「ようこそ、グーグルへ」
こうして、ビリーたちのチームは協力的な姿勢が認められ、見事社員になることができました。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
映画【インターンシップ】は星いくつでしょうか・・・?
映画【インターンシップ】の評価と理由、感想
評価 ★★★★☆4/5
評価は、星4つです!
その理由は、
- ビリーとニックの会話劇が面白い!
- 失業から這い上がってグーグル社員という成功ストーリーに感動!
- グーグルのオフィスにワクワクした!
観終わった後に力が湧いてくる!!
見終わった後、「これから頑張って生きるぞー!」と力が湧いてきました!!!
解雇されたオジさん二人がグーグルのインターンシップを受ける。そんなこと普通はとんでもなくて、「あの人たち気は確かなの?」と言われ兼ねません(笑)
さらにインターンシップ先でグループを組んだのは、個性豊か「過ぎる」学生達。彼らは頭脳明晰だけれど人間として未熟な面が目立ちます。
けれどもオジさん達はそんな小さなことでは諦めません!
明日の生活がかかっていますから!(笑)
必死度合いがある意味大学生とは違うんです。
なのにシンプルに笑える
随所の笑えるシーンが癖になります。
個人的にお気に入りキャラはヨーヨーでした(笑)眉毛を書き足してもらうところが最高です(笑)
随所の笑えるシーンが癖になります。個人的にお気に入りキャラはヨーヨーでした(笑)眉毛を書き足してもらうところが最高です(笑)
だから仕事に疲れたらまた観たくなる!
持ち前のユーモアとこれまで積み上げてきた営業力で課題や困難を乗り切っていきます。失敗を繰り返し恥ずかしい思いもたくさんしましたが、最後にはこれまでの努力が実ります。
どんな形でこれまでの努力が周囲に認められていくのか?それはあなたの目で、本編をご覧になってください!!!
「明日も頑張ろう」ときっと思えますよ^^
人生って紆余曲折(うよきょくせつ)するじゃないですか。いくら努力したって報われないこともたくさんあるじゃないですか。
でもこの映画は最後に、「よく頑張ったな」って言ってくれるんですよ。
最高じゃないですか。これ以上の報酬はないですよ。
これらの点から独断と偏見で星を4つ付けさせていただきました!
映画【インターンシップ】を観たくなりましたか?
いかがでしたか?
今回は、
- 映画『インターンシップ』のネタバレは?
- 「チーム・ライル」どんなチーム?
- 衝撃の事実はここ!
- 感動の瞬間はここ!
- 『インターンシップ』の感想は?
- 評価は?
これらについてご紹介しました。
笑いあり涙ありのこの映画。
個性的キャラクターの様々な言動が良い味を出していました!
何回観ても面白い映画です。
この映画に興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
『インターンシップ』をもっと詳しく知りたい!
そんな方は「音楽紹介・グーグルについて・実話なの?」もお読みになってください♪
>>映画【インターンシップ】音楽紹介・Google(グーグル)について・実話なの?これらをご紹介!
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