あらすじからネタバレまで丸わかり!
映画【ラブ・アクチュアリー】は、
クリスマスに近いとき
キュンキュンしたいとき
幸せな気分になりたいとき
にオススメの映画です!
この記事を読めば、映画【ラブ・アクチュアリー】が
- どんな話なのか?
- どんな想いが込められているのか?
- ラスト結末はどうなってしまうのか?
など大まかな流れを知る事ができますよ。
もくじ
映画【ラブ・アクチュアリー】予告動画
まずは予告動画をご覧ください
映画【ラブ・アクチュアリー】公開日・ジャンル
© 2003 Universal Studios.
2003年11月14日 アメリカ合衆国
2004年2月7日 日本
ジャンル:ラブストーリー ロマンス、コメディ
映画【ラブ・アクチュアリー】原作・脚本・著者・監督
- 監督:リチャード・カーティス
- 脚本:リチャード・カーティス
映画【ラブ・アクチュアリー】主演・声優・キャスト
- デイヴィッド:ヒュー・グラント
- ナタリー:マルティン・マカッチョン
- アメリカ合衆国大統領:ビリー・ボブ・ソーントン
- ジュリエット:キーラ・ナイトレイ
- マーク:アンドリュー・リンカーン
- ピーター:キウェテル・イジョフォー
- ダニエル:リーアム・ニーソン
- サム:トーマス・サングスター
- ジョアンナ:オリヴィア・オルソン
- サラ:ローラ・リニー
- カール:ロドリゴ・サントロ
- マイケル:マイケル・フィッツジェラルド
- コリン:クリス・マーシャル
- ハリー:アラン・リックマン
- カレン:エマ・トンプソン
- ミア:ハイケ・マカチュ
- ルーファス:ローワン・アトキンソン
- ジェイミー:コリン・ファース
- オーレリア:ルシア・モニス
- ジョン:マーティン・フリーマン
- ジュディ:ジョアンナ・ペイジ
- ビリー・マック:ビル・ナイ
- ジョー:グレゴール・フィッシャー
ここからは、
- 映画【ラブ・アクチュアリー】のあらすじ
- 見どころ
- ネタバレ感想
- 緊張の瞬間
- 感動の瞬間
- ラスト結末
- 映画【ラブ・アクチュアリー】に込められた想いや意味
- 映画【ラブ・アクチュアリー】の評価とその理由
これらを順番にお話ししていきます。
それでは、早速「あらすじ」から見ていきましょう!
映画【ラブ・アクチュアリー】のあらすじ
© 2003 Universal Studios.
<悩み多き英国首相>
イギシスの首相に就任したデヴィッドは若く人気もありましたが独身でした。
首相官邸に案内された時、秘書として紹介されたナタリーに恋をしてしまいます。
ある日、アメリカ大統領がイギリスを訪問。
会議が終わると、アメリカ大統領はナタリーを誘っていたのでした。
<言えない気持ち>
マークには、ピーターという親友がいます。
マークはピーターの結婚相手であるジュリエットが好きでした。
マークは自分の気持ちを抑え、ジュリエットからなるべく距離を取ろうとします。
一方で、ジュリエットは結婚相手の親友であるマークと仲良くなりたくて…
<僕の悩み事は片思い>
死別により妻を失ったダニエルには、妻の連れ子であるトムという義理の息子がいました。
トムは母親を失って以降、自分の部屋に引きこもったまま。
トムをなんとか川沿いに連れ出すと、トムは深刻な顔をして悩みがあると打ち明けます。
その悩みはなんと片思いだというのです。
<プレゼントは誰のもの>
ハリーはサラやカールの働くデザイン会社の社長であり、妻のカレンと二人の子供に恵まれ幸せな生活を送っていました。
しかし、同じ会社のミアはハリーを誘おうとします。
<言葉を超えた愛>
恋人と別れたジェイミーは、執筆活動のためフランスにある別荘へ。
別荘に滞在中、オレーリアというポルトガル人の女性が身の回りのサポートをしてくれることになりました。
ただ、二人は言葉が通じませんでした。
映画【ラブ・アクチュアリー】の見どころ
クリスマスを舞台に、様々な人たちの愛を描いたオムニバスストーリー。
イギリスではクリスマスの時期になると、必ずTVで放送されるそうで、クリスマスの定番作品になっています。
監督・脚本のリチャード・カーティスは『ノッティングヒルの恋人』や『ブリジッドジョーンズの日記』の脚本家としても知られ、数々のラブストーリーの名作を生み出していている方なのでもちろん今作も素晴らしいです。
キャストも、
- ヒュー・グラント
- コリン・ファース
- アラン・リックマン
- エマ・トンプソン
- リーアム・ニーソン
などイギリスを代表する俳優たちが勢ぞろい。
オムニバスな分たくさんの俳優さんたちを見られるので、友達と見ても楽しいです。
「〇〇はどの話が好きだった?」
「私はね、作家のやつ!」
「わー、それ好き!でも私は子供の話が1番だなー」
など友達同士で話して盛り上がります。
ただ、注意点としては、AV俳優コンビのAV撮影シーンが。
可愛らしい場面になっていますが、小さな子供と見る時は気をつけた方がいいです。
鑑賞後、すごく幸せな気持ちになる本作。
恋をしている人も、そうでない人も、正直に気持ちを伝える日クリスマスに起こる数々の物語にキュンキュンしちゃってください!
ここからは映画【ラブ・アクチュアリー】のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
込められた想いを理解しつつ、作品を見るのも面白いぞ!
映画【ラブ・アクチュアリー】ネタバレ感想
© 2003 Universal Studios.
<悩み多きイギリス首相>
『ノッティングヒルの恋人』や『ブリジッドジョーンズの日記』など、リチャード・カーティスとヒュー・グラントの組み合わせはやはり素晴らしいです。
イケメンなヒューですが、演じるディヴィッドはどこか頼りない首相。
しかし、ナタリーとの恋を通じて頼りある姿も見せるようになるところが素敵でした。
首相官邸での、デイヴィッドのウキウキなダンスシーンも楽しめます!
首相と秘書という立場の全く違う二人が、結ばれるラストにほっこりしてしまいます。
<言えない気持ち>
報われる話もあれば、報われない話もあります。
親友の結婚相手を好きになってしまったマークは、クリスマスの日に自分の気持ちを伝えるのですが、そのシーンが良いんです。
ピーターとジュリエットの家の前にやって来たマーク。玄関に出て来たのはジュリエットでした。
マークはスピーカーで聖歌を流していて、ジュリエットに、ピーターには聖歌隊が来ているだけだと伝えてと言います。
そしてその場で紙芝居のように、紙に書いた気持ちを伝えるのです。
“TO ME, YOU ARE PERFECT”(僕にとって君は完璧だ)
決して報われることはありませんでしたが、正直にジュリエットに気持ちを伝えて諦める決心をしたマークにぐっときました。
<僕の悩み事は片思い>
ダニエルが片思いしている相手は、クラスの人気者ジョアンナでした。
クリスマスコンサートで歌を歌うというジョアンナに近づくため、ドラムを練習するダニエル。
部屋に閉じこもって熱心にドラムを練習する姿が愛らしいです。
トムも、一緒に『タイタニック』を見たりと子供の恋を一生懸命応援してあげようとする所も可愛いです。
しかし、ジョアンナはアメリカへ。
なんとか空港で追っかけて告白したダニエルでした。
本当に可愛くて癒されるエピソードです。
緊張の瞬間はここ!
<プレゼントは誰のもの?>
ハリーは会社の部下のミアにクリスマスプレゼントを頼まれます。
妻のカレンとの買い物中、別行動の時間を利用して、ハリーはアクセサリーショップへと向かいました。
しかし、その店の店員が、仕事が遅い!
(演じるのはMr.ビーンとして有名な、ルーワン・アトキンソン)
綺麗に包装してくれるのはいいのですが、もはや迷惑のレベル、、、
いつカレンが戻ってきてしまうか分かりません。
ハリーとミアの不倫を応援するわけではないのですが、その様子を見つけて悲しむカレンの姿を見たくないのです。
そのシーンにハラハラしました。
結局、その場では買わず、あとで購入したハリー。
その箱に気付き、自分宛だったためワクワクするも、自分宛のプレゼントの中にそれがなかった事に気付き、家族から隠れて部屋で号泣するカレンの姿には胸が苦しくなりました。
ラストには、ハリーがカレンの大切さを思い直し、不倫をやめるハッピーエンドとなりますが、この夫婦はどうなってしまうのだろうと緊張感がありました。
感動の瞬間はここ!
<言葉を超えた愛>
ジェイミーとオーレリアはフランスでの別荘の生活で仲を深めていました。
ジェイミー「車で君を送っている時が1番楽しいよ」
オーレリア「あなたと別れる時が1番悲しい」
お互い気持ちを伝え合っているのに、違う言語で話しているため相手には届きません。
ジェイミーがイギリスに帰る最後の別れも、気持ちがありながらも伝わることはありませんでした。
イギリスに戻ったジェイミーはポルトガル語の教室に通います。
そしてクリスマスイブの日、一度は実家に向かいますが、オーレリアの元へ。
オーレリアにポルトガル語で結婚を申し込むのでした。
すると、オーレリアも離れている間に英語を勉強しており、英語でプロポーズの了承を。
別れたあとでもお互い相手のことを思い、言語を勉強していたところに感動しました。
ラスト、結末は?
<空港>
ラストシーンは今まで出てきたカップルたちがヒースロー空港に集合。
出張帰りのハリーを出迎える家族。
アメリカに旅立ったジョアンナを迎えるサムを見守るダニエルの横には女性の姿が。
マーク、ジュリエット、ピーターは3人で一緒にジェイミーとオーレリアを迎えます。
AV撮影で知り合ったジョンとジュディも二人で旅行へ。
アメリカに恋人を作りに行ったコリンも女性を連れて帰って来ました。
政務を終えて帰国したディヴィットには、ナタリーが駆け寄り抱きついています。
彼らだけではなく、空港にはたくさんの人たちの愛と笑顔が溢れていました。
映画【ラブ・アクチュアリー】に込められた想いや意味とは?
<タイトルに込められた意味は>
「Love Actually」というタイトルにはどんな意味があるのでしょう?
そのまま訳すと
Love=愛
Actually=実際に
ですよね。
ですが、この映画では、違う意味で使われているのです。
映画冒頭、ヒュー・グラントによるナレーションで、
「Love actually is all around」と言っているのです。
そして、その文章からLove actually という文字が残りタイトルが表示されるのです。
「愛は実際に至る所にある」
というメッセージがタイトルには込められていたんですね。
<9・11>
イギリスのラブストーリーとアメリカ同時多発テロ?
一見全くマッチしない組み合わせですが、この映画の冒頭はアメリカ同時多発テロの映像から始まるのです。
この映画が公開されたのは2003年。
2001年に起きた同時多発テロは衝撃的なもので、イギリスの映画制作にも影響を与えたのでしょう。
“飛行機がツインタワーに衝突した時、私が知る限り、飛行機の乗客がかけた電話のメッセージは怒りや憎しみで満ちたものではなく、愛のメッセージだった。周りを見渡せば、実際この世界は愛で溢れている。”
「愛は実際に至る所にある」
悲惨な事件の時に伝えられた愛のメッセージ。
どんな悲惨な時にも愛があったように、愛というものはそこら中に溢れているんだよ。
そんな温かい意味を持った作品です。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
映画【ラブ・アクチュアリー】は星いくつでしょうか・・・?
映画【ラブ・アクチュアリー】の評価と理由
評価 ★★★★★5/5
評価は、星5つです!
その理由は、
羨ましすぎず、モヤモヤさせられるシーンも長くなく、引いてしまうほど過剰な演出もない。
そんなどこにでもありそうな愛の姿にキュンキュンさせられてしまう作品だからです。
恋に悩む人々の姿はみんな愛おしく応援したくなってしまいます。
だからこそ、気持ちを伝えて!とか、追いかけて!とか、言葉に出してしまうほど、のめり込んだり、共感できたりするんです。
また、使われている音楽が良いのも、評価が高い理由です。
劇中の登場人物ビリーが歌う「Christmas is all around」は「Love is all around」の替え歌であり、この曲ももちろんサウンドトラックに入っています。
他にも「White Christmas」、「All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)」、「All You Need Is Love」などクリスマスの名曲が盛りだくさん。
ストーリーやキャストだけではなく、音楽まで凝った作品です。
これらの点から独断と偏見で星を5つ付けさせていただきました!
映画【ラブ・アクチュアリー】を観たくなりましたか?
いかがでしたか?
今回は映画【ラブ・アクチュアリー】のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!
この映画に興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
written by nemaru
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