毎日の仕事、学校…。
日常生活って時に退屈で抜け出したくなりますよね。
「毎日映画の主人公みたいに活躍できたらな…」なんてついつい妄想してしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで疲れた心を癒したい時、涙を流してリフレッシュできる
「泣ける感動映画」のおすすめ邦画を10本用意しました!
みなさん、ハンカチのご用意はいいですか?
ではさっそく、ランキング形式で10位から見ていきましょう!
もくじ
第10位 ヒミズ
両親の虐待を受ける15歳の少年と彼を慕い、同じく母親の虐待を受ける少女。
ただ「普通の人生」を夢見ているだけなのに…。
絶望の淵に立たされた二人が駆け出したその先には…。
古谷実による漫画を鬼才園子温監督によって映画化。
彼の独特の世界観と染谷将太、二階堂ふみの力強く瑞々しい演技に最後まで目が離せません。
2011年公開
監督:園子温
出演者:染谷将太、二階堂ふみ、渡辺哲、諏訪太朗
第9位 星になった少年
「小川動物プロダクション」を経営する家族が象を飼い始めたことをきっかけに少年は象に関心を寄せます。
そして、象使いを夢見る少年がタイに留学し修行するもののそこには数々の試練が待っています。
坂本哲夢と言う少年の実話を映画化した、人間と象の友情が描かれた作品。
世界的に活躍する音楽家、坂本龍一の美しい音楽が一層涙をそそります。
2005年公開
監督:河毛俊作
出演者:柳楽優弥、常盤貴子、高橋克実、蒼井優、倍賞美津子
第8位 南極物語
「どうして見捨てたのですか なぜ犬たちを連れて帰ってくれなかったのですか」
越冬隊員が極寒の南極大陸の中、取り残された兄弟犬タロとジロを命がけで探しに行く物語。
実話が元になっているだけあって、迫力がすごいです。
人間と動物の愛の温かみに思わず涙します。
1983年公開
監督:蔵原惟繕
出演者:高倉健、渡瀬恒彦、岡田英次、夏目雅子
第7位 世界の中心で、愛をさけぶ
中学校のクラス替えで偶然出会った朔太郎とアキ。
同じ高校に進学した二人はやがて恋に落ちます。
ところがアキの身体に異変が発覚。
病名は、白血病。高校時代に恋人を亡くした朔太郎とそんな彼を愛している婚約者。
「好きな人をなくすのは、どうして こんなに つらいのだろうか」
片山恭一原作の200万部突破の奇跡の純愛小説を映画化した感動の作品です。
2004年公開
監督:行定勲
出演者:大沢たかお、柴咲コウ、長澤まさみ、森山未來
第6位 博士の愛した数式
家政婦である「私」はとある数学者の元へ訪れます。
扉の向こうにいたのはくたびれたスーツにメモをちりばめた初老の男性。
不慮の交通事故に遭ってしまった博士の記憶は80分しか持たない。
そんな不器用な博士が教えてくれる数式に、彼ら3人のかけがえのない時間が刻み込まれていく…。
芥川賞作家小川洋子の小説を映画化した作品。人間愛にあふれる物語です。
2005年公開
監督:小泉堯史
出演者:寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成、吉岡秀隆
第5位 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
呑んだくれのどうしようもないオトンの元を離れ、オカンと筑豊の実家暮らしを始めた幼い僕。
やがて美術高校に通うため大分を離れ、オカンの仕送りで生活を始めます。
美大生になり、卒業するもろくに就職もせず借金をかかえた僕は、オカンを思い出し、こんな姿は見せられないと改心。
どんな仕事もこなし。借金を完済して安心したのもつかの間、故郷のオカンから体調の異変の連絡が。
東京タワーを見に行く約束を楽しみに闘病生活に奮闘するオカン。
それを見守る僕とオトン。
リリー・フランキーの長編小説を元にした話題作です。
監督:松岡錠司
出演者:オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子、松たか子
受賞タイトル:第31回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀脚本賞(2008)
第4位 八日目の蝉
「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした。」
不倫相手の子を身ごもったものの出産を断念せざるを得なかった主人公の希和子は、男の子供を見ようと彼の自宅に侵入。
自分の子供を育てられなかった悔しさにかられた彼女はそのまま子供を誘拐。
「薫」と名付け二人の逃亡生活が始まります。
直木賞作家角田光代の小説を「孤高のメス」や「ソロモンの偽証」の監督、成島出によって映画化された作品。
第35回日本アカデミー賞で10冠に輝いた、見応えたっぷりの衝撃作です。
監督:成島出
出演者:井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子
受賞タイトル:第35回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀脚本賞(2012)
第3位 鉄道員(ぽっぽや)
北海道のとある線路の終着駅で駅長を務めるのは家族を失った一人の孤独な男。
彼は娘と妻を失った日も休むことなく鉄道員として駅に立ち続けるような寡黙な男。
しかし彼の務めるローカル線は廃線が決定している。
そんな中駅に一人の少女が訪れる。
鉄道が大好きな少女と男は誰もこない駅舎で会話を弾ませるが、やがて彼女の本当の正体に気付くことになる…。
直木賞を受賞した浅田次郎の短編小説を元にした作品。
北海道の冬の寒さと鉄道員の凛々しさに胸を打たれます。
世界的に活躍する坂本龍一の美しい音楽にも注目です。
監督:降旗康男
出演者:高倉健、大竹しのぶ、広末涼子、吉岡秀隆
受賞タイトル:第23回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀脚本賞(2000)
第2位 永遠の0
主人公の佐伯健太郎は祖母のお葬式の場で祖父から実は自分とは血の繋がりがないことを知らされます。
彼の本当の祖父、宮部久蔵という人物が気になった健太郎は調べて行くうちに彼が零戦の天才パイロットだったことが判明。
ところがパイロットの中で1番の臆病者だったのでした。
臆病者の宮部久蔵がどうして周囲の反対を押し切って特攻隊に志願し、帰らぬ人となったのか。
彼はその理由を探します。
百田尚樹の小説を元にした話題作です。
戦争をテーマにした作品であるだけ重々しいですが、一度は見ておきたい作品です。
監督:山崎貴
出演者:岡田准一、三浦春馬、井上真央、濱田岳
受賞タイトル:第38回日本アカデミー賞最優秀作品賞(2015)
第1位 おくりびと
プロのチェロ奏者だった山下大悟は東京の管弦楽団の解散によって失業します。
途方にくれた彼は妻の美香を連れて山形へ帰郷。
生まれ育った山形で仕事探しをしていると新聞広告に「旅のお手伝い」と書かれたNKエージェントの求人広告を見つけ、早速面接へ。
求人をろくに見なかった彼は旅行代理店かと思いきや待っていたのは納棺のお仕事でした。
アカデミー賞外国語映画賞を受賞した本作には俳優、本木雅弘の情熱が伝わってきます。
それもそのはず、納棺師の役作りに実際に納棺士の話を聞いたりトレーニングを受けたりしたのだとか。
人間の死、という普遍的なテーマを扱いつつ、映像や音楽の芸術性も高く認められている完成度の高い作品です。
監督:滝田洋二郎
出演者:本木雅弘、広末涼子、吉行和子、山崎努、余貴美子、笹野高史
受賞タイトル:第81回アカデミー賞外国語映画賞(2009)、第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀脚本賞(2009)最優秀脚本賞、第32回モントリオール世界映画祭最優秀作品賞(2008)
最後に
いかがでしたか?
今回は感動する邦画作品を10本選んで見ました。
病を乗り越えようとする人たちの愛、人間と動物の愛、戦争、人間の死。どれも一度は見ておきたい重要な作品ばかりでした。
気になる作品があれば是非ご覧になって疲れた体と心をリフレッシュして見てください^^
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