あらすじからネタバレまで丸わかり!
アニメ【ベン・トー】は、
お腹を空かせたいとき
食が進まないとき
食の世界を違う世界観で見たいとき
にオススメのアニメです!
もくじ
アニメ【ベン・トー】 予告動画
まずは予告動画をご覧ください
この記事を読めば、アニメ【ベン・トー(BEN-TO)】が
- どんな話なのか?
- どんな想いが込められているのか?
- ラスト結末はどうなってしまうのか?
など大まかな流れを知る事ができます。
ですので、本記事では、
- 公開日
- 原作・脚本
- 声優キャスト
- アニメ【ベン・トー】のあらすじ
- ネタバレ感想
- 見どころ、ココは絶対見るべき!
- ラスト結末
- アニメ【ベン・トー】に込められた想いや意味
- アニメ【ベン・トー】の評価とその理由
これらを順番にお話ししていきますね。
途中、ネタバレがあるのでご注意を。
アニメ【ベン・トー】公開日
Copyright(c) Tokyo Metropolitan Television Broadcasting Corp. Tokyo Japan
公開日:2011年10月8日
ジャンル:コメディ、アクション
アニメ【ベン・トー】原作・脚本・著者
- 監督:板垣伸
- 原作:アサウラ
- シリーズ構成:ふでやすかずゆき
- アニメーション制作:david production
- キャラクターデザイン:平田雄三
- 音楽:岩崎琢
- 総作画監督:平田雄三、杉本功
アニメ【ベン・トー】声優キャスト
- 佐藤洋(さとうよう):下野紘(しものひろ)
- 槍水仙(やりずいせん):伊瀬茉莉也(いせまりや)
- 著莪あやめ(しゃがあやめ):加藤英美里(かとうえみり)
- 白粉花(おしろいはな):悠木碧(ゆうきあおい)
- 白梅梅(しらうめうめ):茅野愛衣(かやのあい)
- 金城優(かねしろゆう):宮野真守(みやのまもる)
- 井ノ上あせび(いのうえあせび):竹達彩奈(たけたつあやな)
- 沢桔梗(さわぎきょう):田村ゆかり(たむらゆかり)
- 沢桔鏡(さわぎきょう):堀江由衣(ほりえゆい)
では次に「あらすじ」を見ていきましょう!
アニメ【ベン・トー】のあらすじ
Copyright(c) Tokyo Metropolitan Television Broadcasting Corp. Tokyo Japan
夕飯狙いでスーパーに入った主人公・佐藤洋は、腹を空かせた普通の男子高校生。
彼はスーパーに立ち寄り、ラッキー感覚で『半額シールを貼られた弁当』に手を伸ばした直後、《氷結の魔女》を筆頭とする凄まじい戦いに巻き込まれ、意識を失ってしまう。
目覚めた時には半額弁当は消えていた。
仕方が無いので安いカップ麺やおにぎりで腹を満たす。
たまたま同じ場に居合わせた同じ学校の白粉花との出会いもあり、翌日から彼らはスーパーに通い詰める。
あの時の謎の戦いの真相を求めて。
そして佐藤が辿り着いたのが、あの時まさに自分を蹴り倒した《氷結の魔女》。
同じ学校の1学年上の女生徒にして「HP(はーふぷらいさー)同好会」の会長、槍水仙であった。
そして聞かされる。
スーパーでは半額弁当を奪い合う闘争が日常茶飯事に行われていることを。
《氷結の魔女》ら、半額(割引)弁当に関する暗黙のルールを理解し、誇りを持って半額弁当争奪戦に参加する者たちを、人は『狼』と呼んだ。
佐藤と白粉は半額弁当争奪戦に興味を示し、闘争に足を踏み入れる。
並み居る犬、大猪、豚、狼たちを相手に自らの誇りと生活を懸け、今夜もスーパーで激しい戦いを繰り広げる。
時には敵と、時には仲間と力や技を競い合い、佐藤は歴戦の猛者、《氷結の魔女》槍水に追いつくことができるのか?
庶民派青春弁当シリアスギャグアクション、開幕!
ここからはアニメ【ベン・トー】のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
アニメ【ベン・トー】のネタバレ感想
Copyright(c) Tokyo Metropolitan Television Broadcasting Corp. Tokyo Japan
槍水からの薦めもあり、佐藤と白粉はHP(ハーフプライサー)同好会に入部し半額弁当争奪戦のルールも教わりますが、なかなか半額弁当を手にすることができません。
佐藤は元々基礎体力などは人並み以上に備わっていましたが、それでも未だ狼たちのようには空腹を力に変えるなどの技術は持ち合わせていませんでした。
そんな中現れる、大猪(おおじし)と呼ばれる、カート装備の太った主婦。
大猪は狼とは違い矜持など持ち合わせない。
半額シールを貼る前に弁当をカゴに掻き込み、あろうことかその後に半額シールを貼るように不遜にも半額神(半額シール貼る人)に言いつける。
大猪のそれは常習であり、黙っていられない誇り高き狼たちは、大猪に勝負を挑みます。
しかし狼『顎鬚(あごひげ)』、『坊主』、『茶髪』は次々と大猪のカートに撥ねられてしまいます。
『大猪』という通り名通り、その巨体を使ってカートで突っ込む膂力は半端ではありません。
佐藤も果敢に挑んでいきますが、もうダメだと思われた時、《魔術師(ウィザード)》の二つ名を持つ、狼の中でも頂点に君臨する者が現れ・・・。
とここまで文字にしたように、とてつもなくユニークでシュールで真剣で、だからこそ笑える話の展開になっています。
PVや1話での大衆喧嘩とはまた違い、スーパーではさまざまな戦法があるということがこの2話で分かり、本来はあり得ないのでしょうが、「次はどんな手で来るんだ・・・!?」と思わず期待してしまいます。
ちなみにアニメ内で最大の敵は買い物カゴ使いです。
他の狼とは一線を画した実力や名声を持つ狼は、《氷結の魔女》や《魔術師》のような「二つ名」を手にすることになります。
主人公の佐藤にはいつしか《変態》という名がじわじわと広がっていってしまうのですが、佐藤があらゆる話に渡ってその変態性をじわじわと見せつけていくさまは最低ですが最高です。
アニメ【ベン・トー】の見どころ、ここは絶対見るべき!
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前述の2話の『大猪』の進撃回もそうですが、5話で佐藤(主人公、男)がセーラー服に動物の被り物装備で完全に変態にしか見えないままでスーパーに赴き、
変態にしか見えないままでガチムチな敵の大将にとんでもなくシリアスに叩きのめされるのはすごい絵面でした。
あの格好なのにギャグパートじゃないんですよ。
あの格好のせいでシリアスなのに噴き出しそうなのも確かですが。
他にも、作品の最強格でクールの塊だった《魔術師》が、
「薄れ行く意識の中で、勝ち取った弁当を地べたを転がりながら食べた」
という逸話を自らドヤ顔で語りだしたり、一人になるとすぐに熱いセガポエムを披露したがる佐藤だったりと、おすすめしたい箇所は本当に広く存在しています。
比率が多めの女子勢もほとんどはしっかり可愛くて魅力的なキャラに仕上がっていますし。
〔第1話 ネバれ、納豆オクラ丼ぶっかけチーズトッピング弁当 440kcal〕などの、話数ごとのタイトルやそのカロリーも注目で、これらはその話でのピックアップ食を指しています。
〔第2話 サバの味噌煮弁当 674kcal〕のような普通のものもあれば、
〔第11話 ポカリスエット 125kcal〕のような風邪にぴったりのものや、
〔第9話 西洋和風幕の内詰め合わせ重 2910kcalとほっこりおかゆ弁当 340kcal〕のようなカロリー激重なものも。
〔第10話 それは昔祖母の家で食べた温かで優しい味わい。心にも体にも優しい和の料理。梅とちりめんじゃこご飯と季節の野菜たっぷりの煮物弁当 480kcal〕のようなとんでもなく長いネーミングで作中に言及されるようなものまで。
タイトルだけでもその話のシナリオがなかなか想像が膨らませられてワクワクしたりできます。
アニメ【ベン・トー】のラスト、結末は?
「帝王」絡みの因縁に決着が着き、箸我や二階堂と絆を深めた佐藤は、セガサターンを守るために大怪我を負ったりしていたが無事復帰。
復帰戦として強豪があまりいないスーパーを薦められ向かうと、そこにはお互い瓜二つの姉妹がいた。
彼女らこそは《オルトロス》。
その圧倒的な買い物カゴ捌きによる磨り潰され、佐藤だけでなく槍水までもが完敗を喫する。
そんな圧倒的な《オルトロス》に、天敵の《ヘラクレスの棍棒》が忍び寄る。
《棍棒》はかつても圧倒的な力を振るっていた《オルトロス》に対し、周りとグルになって敢えて半額弁当を差し出す行為を行っていました。
そもそも《オルトロス》や誇りある強豪の狼たちが半額弁当争奪を行うのは、『勝利の一味(ひとあじ)』を求めているからというのがあります。
狼と戦い弁当を得るからこそ、少なくとも狼にとってその弁当は至高の味となるのです。
それをさせてくれなかった《棍棒》の策は《オルトロス》に多大なトラウマを与えており、現在も同じ手を使ってくる《棍棒》に屈しそうになるのですが、それを佐藤たち誇りある狼の群れが一蹴。
自分たちと「戦う」ことを選んでくれた狼たちに感動し、《オルトロス》は《棍棒》を瞬殺。万感の想いで「うなぎ弁当」を懸けた戦いに挑む・・・。
結末は、涙ぐんで鼻が詰まり、他の狼と違いうなぎの匂いの恩恵を得られなかった《オルトロス》を下し、今回は佐藤たちが勝利。
実は前回の戦いの前から体調を崩していた槍水にうなぎをお裾分けする。
佐藤は格別の「勝利の一味」を噛み締め、狼たちはまた新たな戦いを求め、スーパーを駆ける。
アニメ【ベン・トー】に込められた想いや意味とは?
セガを崇める、セガに青春を捧げた、セガは不滅、そしてできればセガ復活してくれないかな・・・という原作者様の熱い想いはまず感じられますね。
原作小説でもアニメでも結局伏せ字が使われませんでしたし、セガを愛し、セガに認められたと言っても過言ではない作品といえます。
本題は弁当バトルですが(笑)
この作品は一見トンデモ展開の集合体ながら、共感できる所も多々ありました。
弁当作りに懸ける店側の思いはリアルでしたし、汚い手を使い他の狼(客)たちから弁当を出し抜くさまは心無い買い占めや転売を想起され、それを叩き潰すさまは本当に爽快でした。
殴り合う仲とはいえ、狼同士のバトルはまるで熱いスポーツもののようでもあり、「本気になれるもの」というのは素晴らしいと思わされたりも。
アニメの勢い的にも原作のストック的にも2期を待ち望んだ声は少なからずありましたが、2014年に原作が終了。
その先の続報も未だ無いままです。
しかし、今一度視聴すれば、この作品の魅力が現代でもまだまだ通用することは必死でしょう。
原作が終わってもしばらくしてアニメ化したジャンプ作品もそこそこありますし、不可能ではないはず。
「ベン・トー」に懸けたスタッフ一同の想いの熱量を、ぜひ今一度感じてみてください!
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
アニメ【ベン・トー】は星いくつでしょうか・・・?
アニメ【ベン・トー】の評価と理由
評価 ★★★★☆4/5
評価は、星4つです!
その理由は、
原作を時々カットしなければならない所が少なからずあったようで、アニメだけだと白梅様があまりにもキツ過ぎに見えてしまったり、《帝王(モナーク)》の器があまりにも小さく見えてしまったりとなっていたのが少し残念ではあります。
しかし、それ以上にアニメにすることで原作から昇華できていると感じる場面も多々あると感じています。
7話の水着回ですとか。
それでも、大事な争奪戦になればなるほどその直前の冗長さが際立つ傾向も見過ごせないな、と感じましたので、1点下げて4点にしました。
全体的に笑えてスカッと爽快なのも確かなので、かなりおすすめできてレベルの高い作品であることは間違いありません。
これらの点から独断と偏見で星を4つ付けさせていただきました!
アニメ【ベン・トー】を観たくなりましたか?
ⓒ「ベン・トー」柴乃櫂人/集英社スーパーダッシュ文庫
いかがでしたか?
今回はアニメ【ベン・トー】のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!
このアニメに興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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