映画『チャーリーとチョコレート工場』を
もっと詳しく!
「あらすじ・ネタバレ」はもう知っているけど、
映画の歌をもう一度聴きたい!
あの子役のその後はどうなったの?
あのウンパルンパって一体誰?
そう思ってはいませんか?
本記事は、
- 『チャーリーとチョコレート工場』の歌
- 『チャーリーとチョコレート工場』の子役たち
- 『チャーリーとチョコレート工場』のウンパルンパ
これらをピックアップします。
きっとあなたが知りたい答えが見つかりますよ。
特に!「『チャーリーとチョコレート工場』の子役たち」ではあなたが知らなかったキャストの一面を知ることができます!
様々なエピソードをご用意致しましたので、もう一度映画を見直したくなりますよ^^
それでは初めに、『チャーリーとチョコレート工場』の歌について見ていきましょう!
もくじ
『チャーリーとチョコレート工場』の歌
工場見学に来てワクワクを抑えられず失敗ばかりする子供たち。
そしてそれを笑うウォンカとウンパルンパ。アイロニックかつユーモラスな曲は一度聴くと忘れられません。
それでは一曲ずつ、紹介していきましょう!
ウォンカの歌
「ウィリー・ウォンカは素晴らしいショコラティエ~♪」
「ウィリー・ウォンカにエールを送ろう~♪」
子供たちの夢をかき集めたような可愛らしいメロディーが特徴のこの歌。チャーリーたちが工場に入場する前に流れた音楽でした。
ところがこの演出には設計ミスがあったようで、途中で発火してしまい人形たちがドロドロに溶けてとても不気味な光景を見せられます。非常にシュールです。
動画はこちら♪
オーガスタス・グループの時の曲
「オーガスタス・グループ!太くておバカな食いしん坊~♪」
食いしん坊のオーガスタスがチョコレートの川に手を伸ばしすくって飲もうとしました。
しかし体が重すぎて転落。
鮮度が重要なため、彼を排除するパイプが降りてきて「吸収」されてしまいました。
その時の歌です。
動画はこちら♪
ベルーカ・ソルトの時の曲
「ベルーカ・ソルトは小さなケモノ~♪」
「生ゴミバケツに落ちてった~♪」
欲しいものは手に入れないと気が済まないベルーカは、くるみ剥きのリスが欲しいと父にねだりました。
しかしウォンカは「売り物じゃない」と拒否。それでも聞かない彼女は力ずくで手に入れようとします。
間も無くリスたちは彼女に襲い掛かり、彼女の額(ひたい)をコツコツと叩きます。
優秀なくるみか、そうでないかを見分けるのです。
彼女は無能の「くるみ」だと判断されダスト・シュートに捨てられました。
すかさず側からやってきたウンパルンパの歌う歌です。
爽やかなメロディーに乗って聴こえてくるのは生臭そうな歌詞・・・。
さすがウンパルンパ。
動画はこちら♪
ヴィオレット・ヴォーレガードの時の曲
「くちゃくちゃ毎日噛み続けてる~♪」
ガムに目がない彼女は、まだ開発途中のフルコースを楽しめるガムを口に入れてしまいます。
ローストビーフやスープなど味が次々に変わり興奮を抑えられない彼女。
そこまでは良かったのですがブルーベリー味に変わった時に、体がみるみるうちに「バイオレット色」に変色し、体が肥大化し、自分自身がブルーベリーになってしまいました。
その時の歌です。
動画はこちら♪
マイク・ティービーの時の曲
「絶対子供をテレビに近づけないことだ~♪」
テレビっ子のマイクは自身の体を小さくしてその中に入ることができると知り、反対を押し切って装置に駆け込みます。
しかしそれは小さくなることができても、元に戻すための装置はなかったのです。
攻撃的な彼が映像の中で何度も潰されそうになり、最後には簡単に潰されてしまいました・・・。
ちなみにこのシーンは映画『2001年宇宙の旅』『サイコ』やロックバンドKiss、The Beatles、Queenなどのオマージュがあり、映画・音楽好きにはたまらない仕掛けになっています!
動画はこちら♪
問題児ばかりですが、なんだか微笑ましくもありますね。
さてそんな子供たちを演じたあのキャストたち。
彼らはどのような経緯で『チャーリーとチョコレート工場』に出演し、その後どのような活躍をしているのか、気になりませんか?
続いてはキャストのそれまでとその後に迫ります!
『チャーリーとチョコレート工場』の子役たちは今現在~その後何してる?
個性の強い子供を演じた5人の子役たち。彼らは実際にはどんな子供で、出演後にはどうなったのでしょう?
ここでは、
- 『チャーリーとチョコレート工場』の役柄
- 出演前の彼ら
- その後の活躍
についてご紹介していきます!
チャーリー・バケット
© 2005 Warner Bros. Entertainment Inc.
チャーリー・バケットは心優しい少年
心優しい主人公の少年、チャーリー。彼の住まいはボロく傾いています。歯磨き粉工場で働く父の月給は少なく、その上年齢を足すと381歳にもなる寝たきりの祖父母が4人います。
ただでさえ暮らしは厳しいですが、父親は途中で失業してしまいます。機械に仕事を奪われてしまったのです。
そんな彼の楽しみは、父親が工場からもらってくる不良品の歯磨き粉キャップで集めた模型を組み立てることです。その模型は、憧れの「ウォンカのチョコレート工場」をかたどっています。
そしてもう一つの楽しみが、年に一回やってくる自分の誕生日の「ウォンカのめちゃうまチョコレート」を食べることでした。
チャーリー・バケット役を演じたフレディ・ハイモア
彼はロンドン出身で、父親そして弟も俳優を勤める演劇一家の長男です。
1999年に『Woman Talking Dirty』で俳優デビューをしました。
そして2004年には映画『ネバーランド』にてピーター・パンのモデルになったピーター少年役を演じました。自然かつ繊細な演技で高評価を得て、注目を集めました。
そして翌年に本作にて主演に抜擢されたのでした。
フレディ・ハイモアのその後・・・
彼は子役として注目を浴びながらも、なんとイギリスの名門校・ケンブリッジ大学を卒業しています。フランス語とスペイン語を流暢に話すことができるんだとか。
心優しく素直なイメージは、彼の私生活にも表れていますね。
オーガスタス・グループ
© 2005 Warner Bros. Entertainment Inc.
食べることが大好きなオーガスタス
ドイツ・デュッセルドルフに住む肉屋の息子。チャーリーのおじいちゃん・ジョージは「最初の当選者はきっとブタみたいな奴だ」と予想しましたが、正真正銘の肥満児でした。
チョコレートが大好物で、いつものようにチョコレートを食べていると口の中に違和感を感じました。手を入れるとそれは金色をしていて、手元には金のチケットが握られていました。
食べ物には目がない、ちょっと間抜けな男の子です。
オーガスタス役を演じるフィリップ・ウィーグラッツ
オーガスタスを演じたフィリップも役場の設定と同じくドイツ出身。
彼はオファーを受けた当時はどんな役をやるのか知らなかったようです。行ってみると英語の台本と、太って見えるための衣装が用意されていました。
元々はそこまで太った子供ではなかったようです。そしてチョコレートの川に落ちるシーンでは自らスタントをこなしました。
フィリップ・ウィーグラッツのその後・・・
彼は『チャーリーとチョコレート工場』以降はドイツの映画業界で俳優として活躍しているようです。『さよならアドルフ』など日本でも知られている映画にも出演しています。
現在の写真を見てみると「ぶよぶよ」な感じはありません。これはちょっと意外でした!男性らしい魅力も感じられるほど成長しています。
バイオレット・ボーレガード
© 2005 Warner Bros. Entertainment Inc.
負けず嫌いのバイオレット
アメリカ・ジョージア州アトランタ在住。
彼女の母親はいわゆる「ステージママ」。
その影響で勝つことへの執着は人一倍強く、自宅にはたくさんのトロフィーがずらりと並んでいます。空手などのスポーツを得意とし、今までのトロフィー獲得数はなんと263個!
いつもガムを噛み続けているのは最高記録に挑戦しているからですが、ゴールデンチケットを当てるためにウォンカバーを好物に変えました。
ウォンカのチョコレートを食べるときは耳の後ろにガムをくっつけておくのです。
バイオレットを演じるのはアナソフィア・ロブ
コロラド出身の彼女の父は建築家、そして母親はインテリアデザイナー。
イングランド人、スコットランド人、デンマーク人、スウェーデン人、アイルランド人の血を引く家系です。
彼女は幼少の頃からモデルとして活躍していました。
2003年に短編『Daddy’s Day』で映画デビューを果たします。
アナソフィア・ロブのその後・・・
『チャーリーとチョコレート工場』の出演がきっかけで知名度を上げ、2007年公開の映画『テラビシアにかける橋』にジョシュ・ハッチャーソンと共に主演を果たしました。
同作品の挿入歌、”Keep Your Mind Wide Open”も歌っています。
ベルーカ・ソルト
© 2005 Warner Bros. Entertainment Inc.
わがままな生意気娘、ベルーカ・ソルト
イギリス・バッキンガムシャーのナッツ工場の社長令嬢の彼女は、甘やかされて育ちました。
そのため物欲が以上に強く、欲しいものが手に入らなければ癇癪(かんしゃく)を起こします。
ゴールデンチケットが欲しくなった彼女は、父親が大量にウォンカバーを買占めさせ、工場の従業員にナッツの殻むきの代わりにゴールデンチケットを探させ、チケットを手に入れました。
ベルーカ・ソルトを演じるのはジュリア・ウィンター
彼女はスウェーデンのストックホルムで生まれ、イギリスのロンドンで育ちました。
ジュリア・ウィンターのその後・・・
彼女の映画出演は『チャーリーとチョコレート工場』が最初で最後でした。
本作品公開の翌年、2005年にはテレビドラマに出演しましたが、それ以降は女優をやりたいとは思わなくなり、アメリカからロンドンへ戻り、そして出生地であるスウェーデンに帰りました。
現在ではスウェーデンで医者になるために勉学に励んでいるようです。
「欲しいものは何でも手に入れる!」
という生意気さは少しも感じられませんね。彼女のその後がむしろ好印象です。
マイク・ティービー
© 2005 Warner Bros. Entertainment Inc.
ゲームに目がない攻撃的なマイク・ティービー
アメリカ・コロラド州デンバー在住の少年。
父親は高等学校の地理教師を務めています。
彼はいわゆるゲーマーで、時間があれば一日中ゲームをしています。特に戦闘系のゲームが多く、攻撃的なものを好みます。
自分の知識が絶対に正しいと思い込む傾向があり、非常に頑固です。
ゴールデンチケットはどのように手に入れたかというと、チョコの製造年月日、天候による増減、株価指数を換算して、1回でチケットを当てたのです。
そんな彼は、チョコレートは大嫌いで、お菓子には興味を示しません。
マイク・ティービーを演じるのはジョーダン・フライ
彼はアメリカワシントン州出身で、父はポール・フライ、母はプロデューサーと女優であるクリスティーン・フライです。
2003年に『Raising Flagg』で映画デビューをし、その2年後に本作に出演し、知名度を上げていきました。
ジョーダン・フライのその後・・・
2007年には『ルイスと未来泥棒』で主人公・ルイスの声を担当するなど、声優にも挑戦しています。
現在ではアメリカのテレビドラマに出演するなど、俳優業を続けています。
彼は現在長髪で、攻撃的というよりも繊細な風に見えました。
今後の役柄も変わってくるかもしれませんね。
俳優・女優を続けているキャストも別の道を目指して邁進しているキャストもいました。いずれにせよ、『チャーリーとチョコレート工場』の出演は彼らの人生に大きな影響を与えたことだと思います。
それでは次に、皆さんが気になっている【あの小人たち】の真相についてお話ししていきますよ!
『チャーリーとチョコレート工場』のウンパルンパって何者なの?
132cmという身長生かして活躍する俳優
『チャーリーとチョコレート工場』に欠かせないキャラクター、ウンパルンパ。
映画では、ウンパルンパの身長は75cmという設定なっていますが、
この小人は一体誰なの?
と疑問に思う方が多いようです。
彼は、「ディープ・ロイ」というケニア出身の俳優です。
ディープ・ロイのプロフィール
1957年、ディープはインド人の両親の元で生まれました。
ちなみに、彼はインドで26代続くマハラジャの出身です。
マハラジャとは簡単にいうとインドの王様の地位を受け継ぐものという意味です。お家柄がいいのですね。
ディープ・ロイの出演作品
132cmという小柄な身長を生かして俳優・スタントをこなしてきました。
彼の出演した作品は知っている作品ばかりで、びっくりしました!
以下が一例です。
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年) – ドルーピー・マックール
- ネバーエンディング・ストーリー(1984年) – ティーニー・ウィーニー
- オズ(1985年) – ブリキの木こり
- PLANET OF THE APES/猿の惑星(2001年) – ゴリラの子供、セードの姪
- ビッグ・フィッシュ(2003年) - Mr.Soggybottom
- ホーンテッドマンション (2003年)
- チャーリーとチョコレート工場(2005年) – ウンパルンパ
このように、『チャーリーとチョコレート工場』出演以前から持ち前の身長と演技力を生かして様々な映画に出演していました!
また『スター・ウォーズ』のドルーピー役や『オズ』のブリキの木こり役のような被り物をかぶって出演していたこともあるようです。
これだけ見ても、彼の実力が広く認められていることがわかります。
2005年版のウンパルンパは撮影方法が大変!?
ウンパルンパ役の俳優、ディープ・ロイについてご紹介いたしました。
しかし映画に出てくるウンパルンパはたくさんいましたよね。
一人でどのように撮影しているのでしょうか?
実は、彼一人で165通りのウンパルンパを演じ分けているようです!
別々に撮影したものをCGで合成し、大勢いるように見せているようです。
165人分演じるとは途方も無いですね・・・。
ちなみ1971年版『チャーリーとチョコレート工場』はCGのない時代です。
何人かの背の低い役者がウンパルンパを演じています。
かなり手の込んだ化粧をしているので一見みんな同じ顔に見えますが、一人が演じ分けるほどのクオリティには及びません・・・。
CGという手間のかかる手段を選んだのは、ウンパルンパの雰囲気作りを徹底したかったからかもしれませんね。
『チャーリーとチョコレート工場』もう一度観たくなりましたか?
いかがでしたか?
今回は映画『チャーリーとチョコレート工場』の
- 歌
- 子役
- ウンパルンパ
についてお伝えしました。
映画の挿入歌はアイロニーを含みながらもユーモアたっぷりの曲ばかりでした。また多くのキャストは本作後俳優・女優を続け、別の道に進んだ女優もいました。
そしてウンパルンパの正体はケニア出身の俳優でした!
興味を持った方は是非実際にご覧になってください!
チョコレート工場の数々の装置とウンパルンパのダンスに目が離せません!
予告編はこちらになります♪
また、こちらの作品の「見どころ」やキャストを知りたい方はこちらをご覧ください。
→映画『チャーリーとチョコレート工場』ネタバレ!ラスト・結末から作品に込められた意味を解説!
公開日
2005年7月15日 アメリカ合衆国
2005年9月10日 日本
ジャンル:コメディ
監督
ティム・バートン
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