あらすじからネタバレまで丸わかり!
アニメ【りゅうおうのおしごと!】は、
魅力的なヒロインたちが見たいとき
将棋に興味があるとき
手に汗握る熱い展開が見たいとき
にオススメのアニメです!
もくじ
アニメ【りゅうおうのおしごと!】 予告動画
まずは予告動画をご覧ください
この記事を読めば、アニメ【りゅうおうのおしごと!】が
- どんな話なのか?
- どんな想いが込められているのか?
- ラスト結末はどうなってしまうのか?
など大まかな流れを知る事ができます。
ですので、本記事では、
- 公開日・ジャンル
- 原作・脚本
- 声優キャスト
- あらすじ
- ネタバレ感想
- 見どころ、ココは絶対見るべき!
- ラスト結末
- この話に込められた想いや意味
- 評価とその理由
これらを順番にお話ししていきますね。
途中、ネタバレがあるのでご注意を。
公開日・ジャンル
ⓒ白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会
公開日:2018年1月8日
ジャンル:将棋
原作・脚本・著者
- 原作:白鳥士郎(GA文庫/SBクリエイティブ刊)
- 監督:柳伸亮
- シリーズ構成:志茂文彦
- アニメーション制作:project No.9
登場人物/声優キャスト
- 九頭竜八一(くずりゅうやいち):内田雄馬(うちだゆうま)
- 雛鶴あい(ひなつるあい):日高里菜(ひだかりな)
- 夜叉神天衣(やしゃじんあい):佐倉綾音(さくらあやね)
- 空銀子(そらぎんこ):金元寿子(かねもとひさこ)
- 清滝桂香(きよたきけいか):茅野愛衣(かやのあい)
- 水越澪(みずこしみお):久保ユリカ(くぼゆりか)
- 貞任綾乃(さだとうあやの):橋本ちなみ(はしもとちなみ)
- シャルロット・イゾアール:小倉唯(おぐらゆい)
- 神鍋歩夢(かんなべあゆむ):岡本信彦(おかもとのぶひこ)
- 清滝鋼介(きよたきこうすけ):関俊彦(せきとしひこ)
- 供御飯万智(くぐいまち):千本木彩花(せんぼんぎあやか)
- 月光聖市(つきみつせいいち):速水奨(はやみしょう)
では次に「あらすじ」を見ていきましょう!
あらすじ
ⓒ白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会
竜王。
それは将棋界の最高タイトルであり、今まさに、史上最年少の弱冠16歳でその座に就く快挙を為しえようとしている少年がいた。
既に少年にはその対局での己の勝利への道筋は見えていた。あと一手で、少年は竜王になれる。将棋界最高の、歴史に名が残る栄誉と4200万円の賞金の獲得などがかかった最後の決め手。
しかし、世界最強の称号『竜王』のタイトルを持つ意味は多岐に渡る上にあまりに重く、少年の精神は既に限界を迎えようとしていた。決着が近い中、少年は駒を持つことすらままならなくなってしまい、持ち時間を使って手洗い場で嘔吐する。
そんな、時間切れになるまでに前後不覚のまま戦いの場に戻るしかなかった少年の前に、グラス一杯の水を差し出す小さい女の子が現れる。
それで少しは力を分け与えてもらったのか、少年は笑顔でお礼を言い、足取り確かに対局に戻っていく。
その日、少年は竜王になった。
その三ヶ月後、
「九頭竜八一竜王 十一連敗!」
「竜王獲得で才能を使い果たしたクズ」
などの、ネットでの匿名のコメントを見て、現竜王・九頭竜八一は嘆息していた。
ここからはアニメ【りゅうおうのおしごと!】のネタバレになります。
まだご覧になっていない方、ストーリーの内容、ラスト、結末を知りたくない方はご注意ください。
ネタバレ感想
齢16歳の八一は中学生の時に既にプロ棋士になっており、高校には行かず将棋を職に付けていた。
更に勢いや幸運も相まって現在は『竜王』のタイトルホルダーでもあるのだが、それから3ヶ月も将棋で不調の状態が続いている。
「竜王に相応しい素晴らしい将棋を指さなければ」と焦るばかりの日々を送っていた八一はある日、一人暮らしのはずの自宅に押し入り「約束通り弟子にしてもらいに来ました!」と宣言する9歳の少女、雛鶴あいと出会う。
竜王戦の時に「竜王になったら何でも言うこと聞いてあげる」と言ってしまっていたらしい八一だが、今の彼の対局成績では弟子を取る余裕など無く、棋力だけ見てやんわりと断り別の形でお礼を果たすつもりであった。
しかし、将棋を始めてまだ3ヶ月だと言うあいの才能、特に『土壇場の読み』は八一から見ても現時点でプロの中でも突出するとんでもない高みに位置するものであり、結果的に八一の姉弟子の空銀子やあいの両親の反対を、あいの才能と熱意を目の当たりにさせることで振り切る。
そして、あいの将棋へのひたむきな姿勢は八一の奮起の大きなきっかけにもなった。
あいが正式な弟子になってから、八一は竜王としての仕事もこなしつつ、新たな女子小学生の弟子となった「夜叉神天衣」の思いを汲んだり、あいの良きライバルとして切磋琢磨させる。
八一は『振り飛車』の修行、あいは才能を持つが故の苦しみを味わい、棋士たちはそれぞれ着々に高みへと登っていく。
見どころ、ここは絶対見るべき!
やはりロリたちの可愛さ・・・というのも多分にありますが、八一や彼の周りの将棋のプロたちのひたむきさ・熱さにも大いに惹かれていく展開になっています。
特に私が印象に残っているのは、あいが「こう・・・こう・・・」と言いながら瞳に怪しい光を灯し苛烈に手順を読み切る仕草です。
そして、桂香が長年の悲願を掴み切れなくて、それでも最後に最後を重ねたチャンスをようやく掴み取り、それから大躍進していく一連の箇所でもありました。
将棋の公式戦に白いマントを着てくるほどの中二病で、しかし将棋への真剣さと実力においては八一たちに何のひけも取らない「神鍋歩夢」こと「騎士にして棋士、白銀のシュヴァリエ、ゴッドコルドレン歩夢」の狂言回しも個人的には面白かったです。
意外と大阪が作品舞台のアニメというのは最近あまり見られない傾向にあったように感じるので、色々将棋ならではの舞台背景や景色を感じられて新鮮にも思えました。
某月のライオンは関東が基本舞台みたいというのもありますし。
ラスト、結末は?
八一や銀子が所属する『清滝一門』の棋士たちは、数々の試練や苦しみを味わいながらもそれぞれが確かな成長と達成感を得ていた。
未だその長い戦いの途中、遂に八一の初・竜王防衛戦が始まる。相手は歩夢に勝ってこの場に到達した、『永世七冠』を狙う名人。
その対局一局目で完全に優勢だと思っていた八一だが、実は名人にそう見せかけられただけであったと気づく。
決して調子の悪くなかったはずの八一は名人とのあまりの企画・視点の違いに自分の将棋観を根本から覆され、次々と立て続けに敗北を喫する絶不調に陥ってしまう。
自らの弟子たちや桂香もマイナビ本戦で戦う一方で、八一はネガティブな気持ちなまま竜王戦しか見えなくなり、心配してくれるあいや銀子に辛く当たってしまう。
しかし、桂香の奮闘や周りの気遣いにようやく自らの視野の狭さを自覚させられた八一。
調子を取り戻すだけでなく、名人の試合運びもあり遥かな思考の領域に引き上げられた八一は、これまで共に闘ってきた戦友たちの声に導かれ、かつて特異な経験をした『千日手』により「互いが禁じ手」になり勝敗の判定をできなくするという、1400年の将棋の歴史の中でも異常事態を引き起こした。
対局は仕切り直しとなり、ようやく気持ちで名人と対等になった八一は防衛戦初勝利を飾り、そのまま4連勝で竜王防衛を果たした。
この話に込められた想いや意味とは?
真剣になってボロボロになるまで戦い続けていれば、「対局で座る姿も駒を動かす姿も、廊下で『のた打ち回る姿も』全部かっこよく見える」と言うあいの意見に思わず吹き出しながらも、そこまで頑張ってみようと勇気を貰えた視聴者もそれなりにいるかもしれません。
将棋盤もとい、七寸盤をひっくり返すと中央に窪みがあり、それは「血だまり」と言われており対局中に不心得をした者の首を切って晒すためのものであるという豆知識が、銀子のSっ気の強すぎる感をとても演出しており視聴者を戦慄させました。
「将棋界にはユニークな人が多い。個性も年齢も出身地も様々」とまるで実体験のように語られ、個性が詰まった棋士たちが本編で幅を利かせます。
現実のテレビでよく見る棋士たちも最近は良かれ悪かれ凄いキャラが目立っていますし、本当にそうなんでしょう。
将棋の戦法や定石についても少なくなく描写されており、「名人が『相掛かり』により、戦型の結論どころか将棋というゲームそのものの結論を出そうとしている。
互いに最善手を指し続けた場合、先手と後手のどちらが勝つのかを」の描写は特に熱いものだったと感じました。
本当の土壇場まで名人の顔が判明しなかった、そして最終的に顔が見えたことで八一はようやく名人と対等となり、お互い瞳を覚醒の色に染めながら決着が突然訪れるエピソードは本当に手に汗握る名作モノだったと思います。
実は名人が3連勝してからの竜王が4連勝で防衛というのは現実でもあったエピソードらしいので、これはご都合主義だとはとても笑えないみたいです。
それでは、こちらの作品の評価に移りましょう。
アニメ【りゅうおうのおしごと!】は星いくつでしょうか・・・?
評価と理由
評価 ★★★★☆4/5
評価は、星4つです!
その理由は、
私は将棋に関しては駒の動かし方までしか知らない素人ですが、将棋の戦略描写やそれに懸ける熱意、そしてキャラクターたちの魅力に関しては十分に感じられました。
『相掛かり』や『振り飛車』など、作品内で行われていた戦法を実際に打って試してみたい、という気持ちが芽生えるくらいには将棋にも興味を持てました。
ただ、ヒロインたちのサービスシーンやイチャイチャシーンなどはもちろん可愛いのですが、そこに至るまでの流れが少々強引だと感じるところは少なくなく、ご都合感もまた十二分に感じてしまったのも正直なところです。
サービスシーンが多少ご都合でも、将棋の展開は例え大一番の試合でも意外と行方が分からなかったりしたのは良かったです。
そして、その敗戦で大体ものすごく心が締め付けられる共感を覚えるのも苦しいながら良き展開でした。
これらの点から独断と偏見で星を4つ付けさせていただきました!
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ⓒ白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会
いかがでしたか?
今回はアニメ【りゅうおうのおしごと!】のあらすじ、ネタバレについてご紹介いたしました!
このアニメに興味を持った方はぜひ実際にご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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